社会問題小説・評論板
- Re: 色のないもの@オリキャラ募集ちう ( No.17 )
- 日時: 2010/09/01 16:19
- 名前: 月姫 ◆Hy48GP/C2A (ID: 0VNTw2Qw)
+ ヴィオラ様
ちょw感電ww
使い甲斐ありそうなキャラクター。ありがとうです。
+
さーて、金工室はどこだっ?! そういう目で辺りを見渡すと、数名寄ってきた。さっきの平沢・・・いや、中川さんと、・・・誰だ。
藍色の髪の毛でショートカット、目の色は水色の人。制服に・・・チェーンだと?
「金工室はねー、こっちだよ!」
「・・・・・・」
平沢・・・中川さんはそう言ってくれた。その横の人はだんまりを決め込んでいたが・・・。
「ありがとう。・・・よろしく」
70パーセンの笑顔で私はそう言った。中川さんは満面の笑みを返したので負けじと笑顔を返す。
「あたしはねー、中川希! のぞみんとか、のんちゃんって呼んでね!」
「よろしく、のん!」
「よろしくね、純!」
早速友達ゲットだぜ! 何だかんだで上手く行ってよかったな。
「小山餡子・・・、あたしの隣のショートの子のね、制服のスカートのチェーンはねー、感電するんだ!」
「はっ、マジでか」
談笑しながらのんと廊下を歩く。早足で相川が通り過ぎた。
「相川ちんね、先月くらいまでは元気で、あたしみたいだったんだけどね、最近暗くなっちゃったの・・・」
「相川ちゃん」のネーミングセンスはさておき、話を聞いていた。朝、話しかけてくれた彼女と、ホームルームの彼女は、何か違って見えた。ていうか明らかに違う。
「何かあったの?」
「離婚とか虐待とか? まあ憶測なんだけど」
その時、何かの視線を感じた。・・・何だろうか。
- Re: 色のないもの@オリキャラ募集ちう ( No.18 )
- 日時: 2010/09/01 16:28
- 名前: 月姫 ◆Hy48GP/C2A (ID: 0VNTw2Qw)
+
「あ、そうだ、餡子に聞いてみるか!」
そう言って廊下を走ろうとしたのんに叫んだ。
「すぐ後ろに居るけどー」
のんがぱっと振り返ると、いたいた、チェーンの人。チェーンの人はこっちに気づいたのか、のんを追うな視線で見ていた。
「相川は、多分家庭内で暴力を振るわれていると思う・・・」
チェーンの人はそれだけ言って階段を下りた。
「DV・・・」
「DVって・・・DVD的な?」
「ドメスティック・バイオレンスの略だよ」
「え、こすめてぃっく? 化粧でもすんの?」
「家庭内暴力ね」
やっと事情を理解した時には、のんに導かれて金工室に付いていた。長いような短いような。