ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

　　02．　罪悪感

　
　いじめの何が悪いの？

　いじめる側が悪いの？
　いじめられる側が悪いの？



　そんなのいじめられる奴に問題があるんだ

　「アイツがキモいから私はいじめるんだ」



　そう

　私だってできれば皆と仲良くしたい
　でも無理なことだってある

　大親友に私は裏切られたんだ
　
　それからはいじめが楽しいそう思えてきた＿＿

　そう思っているとまたコメントが来た

　▼月奈
[あなた達の考えてることが理解できません]
　
　▼いじめっ子
[教えてあげるよ？理由はちゃんとあるし]
[私はね、裏切られたの。今いじめてる子に]
[大親友が私を裏切って...普通許せないでしょ！？]


　私は熱中してキーボードを打った

　すると返信はすぐにきた

　▼実花
[私は本当は最初いじめっ子だったんです]
　▼月奈
[え!!どういう事ですか!?]
　
　▼実花
[私は突然みんなに裏切られたんです…]
[ある日「お前、調子乗りすぎ」って言われて…]

[だからいじめっ子さんもいつかそんな風になっちゃいますよ？]


　　知ったこっちゃねーよ

　結局それは実花さんに問題があっただけじゃん


　▼いじめっ子
[ま、好きなだけ言ってればいいよ。もう落ちますので＾＾]

　そうして私はパソコンの電源を切った

　
　「現実で月島いじめるほうが楽しいや♪」

　次の日＿＿

　「ゆりぃーヤバいよー」

　学校に着くと海斗が話しかけてきた


　「月島が俺等に復讐してやるとか言ってきてよぉ」

　「月島が？」

　随分と生意気な奴になりやがった…
　
　私は月島が腹立たしくてならない

　「あ　ゆりー!!」

　彩加がこちらに歩み寄ってきた
　そしてやはり月島のことを話し出す

　「キモいよ月島、何か私達にゴミ投げてきて…」
　
　
　生意気な言葉だけじゃ飽き足らず

　生意気な行動までとりやがって＿＿!!!!!!


　「皆!!!ちょっと集まって」

　私は皆に呼びかけた
　その目的は＿＿＿＿＿

　≪月島いじめ作戦≫

　「今日はどうやっていじめる？」

　私はリーダー的な存在でみんな問う


　「掃除をアイツ1人にやらせるとか!!」
　「罪をかぶせるか!!!」
　「授業中にゴミ投げつけようぜ!!」

　いつもと同じく色々な案があげられる


　「じゃ今日もいつも通りボロボロにいじめますか!!」