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社会問題小説・評論板
- Re: イジメ 悪いことなの? 是非とも来てくださ〜い ( No.15 )
- 日時: 2010/08/24 23:38
- 名前: トム ◆2bmoujqRHk (ID: 9X8RklMe)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.cgi?mode
第六話 逆転
あ、チャンスを逃がしてしまった。
そう思ったら小野がまた戻ってきた。
小野「菰野、ちょっとさ、あっち行かへん?」
小野がやや顔を赤くして言う。
菰野「ああ、別にいいけど。」
俺らは人のほとんどいないテトラポットの置いてあるほうに向かう。
小野「あのさ、単刀直入に言っていい?」
なんだか重大なことを言おうとしているように窺える
小野「あのさ、実は前からさ、お前のこと好きやったんやわ。 付き合ってください!」
オレは意外だった。
自分が言おうと思っていたこと、伝えたかったことを今的確に言われてしまったからだ。
菰野「実を言うとさ、俺もさ、そのこと、お前に言いたかったんやわ。」
小野「え、マジで・・・。」
小野の顔がさらに赤くなる。
菰野「とりあえず戻ろうや」
小野「うん」
そうして俺らは付き合うこととなった。
・・・
その日は市内を観光しホテルに着いた。
部屋は知己、土浦と同じだ。
そこに村田、幡多、小野が来た。
村田「なるほど、まさか遥がコモちゃんに告るとは・・・」
幡多「それは全然想定していなかった。」
二人は驚いている。
讃岐「オレはコモちゃんがフラれることしか予測していなかったよ。」
・・・・
菰野「知己よ、キサマには包丁でめった刺しという体罰が必要だな。」
俺はマジでキレかけた。
小野「止めろよ菰野。それはね処刑って言うんだよ」
・・・・まあそうだけど
第六話完
作者コメント
小野がまさかという展開になっちゃいました。
7話からはイジメがメインになると思います
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