ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

卍卍卍　3

　「ねぇ…明和…宇斗…」

　　羽優達バカが行った後、沈黙の時間だけが流れていたが、

　　最初に口を開いたのは希野だった。

　「あいつをどう見る?」

　「消えればいい」

　　とっさに答えた宇斗。

　　その感情内ような言い方にも、

　　言葉じゃ言い表せないような…、

　　苦しみ、悲しさ、憎しさ、悔しさ…

　　…　つまっている。怒りを抑えきれない表情をかくして。

　　俺だってそうだから。

　　この3人は＿＿どんなときでも＿＿＿＿＿

　　わかりあえる。　おなじ。

　　＿＿＿　信じてる…

　「…　って…や‥て…い…な…?…」

　　…希野?

　「　…?」

　「いじめって…　やっていいこと‥なの‥かな………?」

　　本当は、この言葉にホッとしていた俺…

　　希野もおなじこと考えていたんだ。

　「‥いじめじゃない…俺達は…復習をするんだ。」

　　宇斗。

　「…いいの‥っ?!」

　　怒りと嬉しさの混ざった、恐怖の気持ちが込み上げてくる。

　　いじめる…羽優を…



　卍…　前後　!

　前/2話>>0002
　後/4話>>0009