ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

卍卍卍卍　4

　　いじめを始めるのは、意外と‥ではないが簡単だった。

　「ねぇ~羽優ぅ~~~さっきはゴメンッ!!許してくれるなら
　　放課後ちょっとだけでいいから♪トイレ来てくんない…?
　　わたしたいものがあるの!」

　　希野が羽優をつれてくる役だ。

　　相変わらず演技うまいな。

　　ーーーその日、俺達は普通にすごし、

　　いつもと変わらずにいたーーーように見せかけていた。

　　そしてそれも終わりだ…

　　ーーー放課後。

　「やっほーっ希野ちゃん~」

　「あ、羽優~~~あのね、今おもったんだけど、

　　トイレは人が来るからさぁ、空き教室にしようよ…」

　「え‥う、うん…」

　　ーーー空き教室。
　
　「あれ?明和?宇斗ぉ~?」

　「ふふっ♪私たちからのプレゼント♪気に入ってくれるかな?」

　　希野は歌うように言う。地獄の…メロディー…

　「　さぁ、どうぞ♪　」

　　宇斗のこの言葉で、

　　始まった。


　　羽優への…いじめ。


　卍…　前後　!

　前/3話>>0004
　後/5話>>0013