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卍卍卍卍卍　5

　羽優の表情は険しくなっていた。

　準備でもできているのか?　笑

「さぁ、どうぞ♪俺達からの…プレゼント♪」

　宇斗の言葉…、


　“ダメ“どこかの俺は、そう言っている…

　でもずっと遠くに居る…それは今の俺じゃないと言い聞かせる。

　きっと「いじめは悪い」と客観的に見てた優等生ぶった俺だ。


　でも、今は＿＿客観的に見れる問題じゃない＿＿＿＿＿

　“怒り”を“力”に変えた…　気づけば倒れていた羽優…

「‥明和。アンタ…」

　希野が言う。
　
「すごいじゃん!!もがこうとする羽優を一発でバァ~ンって
　やっちゃったんだよ!!!!!」

　俺…やっちゃったんだ…

　もう…もどれないのか…

　フ…ハハ…

　これで俺達も優等生ぶって見る、

　教師や、クラスメイトから変な目で見られるようになったと。

　バカみてぇ…

　でも、後悔はしてないってのが本音。

　結局、俺達がやってしまった事は、正解だったのだろうか?

　…ンなの、間違いに決まってるよな…


　ただ、納得できない点がありすぎて＿＿＿＿＿＿＿


　卍…　前後　!

　前/4話>>0009
　後/6話>>0026