社会問題小説・評論板
- Re: ワタシのイキル意味 ( No.9 )
- 日時: 2010/10/28 19:23
- 名前: 発戸 (ID: 5kx3QSMp)
六話[狂い]
放課後。
今日もさんざん苛められて、疲れた。
早く帰ろうかな。
そう思って鞄を手に取ったら行き成り腕を掴まれた。
ビックリしてその人を見たら—————————・・・。
柏崎さん。
そして体を斎藤さんに倒された。
床は痛いな・・・。
私はうつ伏せ状態になる。
放課後に何されんのかと思っていたら舞ちゃんが私を見下して言う。
『あんたウザイ』
は?
それ苛めてる頃から分かってることでしょ?
何をいまさら。
舞ちゃんをよく見ると手には————————————
「ライ、、、、ター?」
そう。
手にライターを持ってた。
『あんた。自分の髪綺麗だと思ってんの?』
柏崎さんが冷たい声で言う。
「そんなこと!」
思ってるわけはない。
でも小さい頃に母から綺麗だと言われて伸ばしていた髪。
私の大好きな髪。
舞ちゃんは狂ったような笑みを浮かべて言う。
『そんな髪邪魔なだけでしょ?』
そしてライターに火を付けて私に近づけて来る。
え?
嘘、、、でしょ。
「やめて!!!!」
教室の皆はニヤニヤしてる。
すると・・・・。
髪に火が付いた。
下からどんどん上へと上がっていく。
「いやぁあああああああああああああああああああああああ」
すると、いつ用意したのか分からないが、斎藤さんが私にバケツの水を被せた。
火は無事消えた。
でも髪の毛はチリチリになって綺麗なんかじゃない。
最悪だこいつら。
私の大好きな髪の毛を・・・。
———————————プツン・・・。
私の中で何かが切れる音がした。
「あはははははははははははははははははははははは」
私は大きな声で笑いだす。
教室の皆は唖然としたまま。
「触んな」
私は冷たい声でそう言うと、斎藤さんと柏崎さんを力づくでどかし、押した。
『痛っ!何すんのよ』
柏崎さんは怒ったみたいで顔を真っ赤にしてる。
そんな柏崎さんは無視して舞ちゃんの方に向きなおした。
『な、、、によ』
「あははははははははははははははははははははははははははははは」
私は舞ちゃんの方を向きながら大声で笑う。
『あんた狂ってるんじゃない?!』
舞ちゃんはビクビクしながら言ってる。
「皆死んじゃえ!滅びろ!消えろ!皆消えてしまええええええええええええええええええ」
教室に響く怒鳴り声。
私はついに——————————————狂ってしまった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
狂っちゃいました。
長くなってすみませんoyz