社会問題小説・評論板

三話「妄想日記」 ( No.7 )
日時: 2011/09/23 08:31
名前: 綾咲 芽留 (ID: iGvI5nur)

「ただいまー。あれ、お母さんいない…?あ、仕事か」

私はぶつぶついいながら、二階にある私の部屋まで行く。
私の部屋のドアの前に、一冊のノートが落ちていた。
ピンクのフリフリで、派手なリボンの飾りがついてるノート。
私は一瞬で、「ああ季良のか」と分かった。
そこには、「季良姫と悠王子ちゃまのラブラブ日記」と書かれてあった。
これは…妄想日記?

読んじゃいけないと、分かっていたけど…。
パラ……。

1月1日(晴れ、くもり) ハッピー

(ハッピーって何のことだろ…?気分かなぁ…
ま、読むか…。)

今日から、2011年でちゅ〜(ハート)
だから、一日一回、頑張って季良姫と悠王子ちゃまのラブラブ日記をつけるでちゅっ♪
今日はお年玉沢山もらったのでちゅっ!(合計5万でちゅよー)

(5万とか嘘だ…あいつ、1万しか貰ってなかった。ちなみに私は3万だったけど…。)

そちたら、誰かやってきたでしゅ。季良姫は、ドアを開けまちた。
悠王子ちゃまがいたでちゅ。季良姫にお似合いの王子ちゃまでちゅよ!
季良姫のチョッピンギュ(ショッピングの事だろう…)を手伝ってくれゆらちいでちゅ!やったでちゅ。

(あ、悠くんに聞いたんだけどお正月は家でのんびりしてたそうだけど…(笑))

悠王子ちゃまの高ちょうな車に乗って出発でちゅ。デパートに着いたでちゅ。
まずは洋服をかいまちゅた。可愛いフリフリのピンクでちゅ。世良お姉たんみたいなダチャイ服はきないでしゅ。

(ダチャイって…多分、ださいって事だよね…よし、ピンクのフリフリの服、全部切ってやろっと)

服を買い終わったら、悠王子ちゃまがお姫たまだっこしてくれたでちゅ。ロマーテッキュなお正月だったでちゅ♪

(え…?ロマーテッキュて何だ…。字が汚くて読みづらかった…。)

パタン。

こんなの読んでたら、絶対目が悪くなる(頭も)!よし、今日はここでやめよっと…。

明日の学校、楽しみにしててよ?この妄想日記と、反対の事してあげる。