社会問題小説・評論板
- Re: Re:愛してる ( No.3 )
- 日時: 2012/02/20 00:13
- 名前: おかゆ (ID: mt9AeZa7)
「・・へぇ・・市川さんってただの喧嘩とかじゃない感じ?」
いつの間にか思い出にひたっていたらしい。高木さんに話しかけられていた。
「・・・あー・・うん」
ボソッと言った言葉が聞えていた。
「・・まぁうちたちも林さんたち少し怖くてあんま表立ったことは出来ないけど、うちに出来ることがあったら何でもいってよ」
そしてニコリと笑う。
「・・・ありがとう」
多分この先高木さんの力は使わないと思う。
それに、
どんだけいじめられても私はへこたれない自信があった。
* * *
「・・・今日はありがとう」
「ううん!!うちも楽しかった!また一緒にやろうね」
そういって彼女は他の友達の所へ行ってしまった。
「・・・・ふぅ」
誰もいない廊下で私は静かに携帯を開き、そしてなれた手つきでとあるサイトを開いた。
<ひまわりさんが入室しました>
ひまわり>>こんにちわーって、誰かいますかね?
偶然見つけたチャット。私含めて三人いるらしく、本当の自分をさらけ出せる数少ない場所だった。
心>>あ、こんにちわ。ひまわりさん
ゆーし>>なんだ来たのか。
ひまわり>>ゆーしさんひどいww
ゆーし>>あ?だって俺は心と楽しく話をしてたのにお前が急に入ってくるから。
ひまわり>>話してたっていったってチャットの中でしょ?
心>>まぁ俺はひまわりさんがきて嬉しいと思ってますよww
ひまわり>>ww←これはなんだww
このやり取りについ笑ってしまう。
どんなに悲しい事があったってここに来ると忘れてしまうんだ。
ひまわり>>てか何はなしてたの?
ゆーし>>ひまわりを消す方法
ひまわり>>え、ひどい
ゆーし>>冗談だよ
ひまわり>>知ってるよ
心>>wwwwwwwwww
ゆーしがへんなことを言って私が突っ込んで、心が間で仲裁して。
これをやることがいつの間にか楽しみになっていた。