社会問題小説・評論板

Re: あなたとわたしの世界観【久々、更新。】 ( No.46 )
日時: 2013/06/20 16:44
名前: 藍永智子 ◆uv1Jg5Qw7Q (ID: IWyQKWFG)

 きっと、番外編。

                *

 時々、ここに何かを書かないと頭がパンクしてしまいそうになるときがある。書いてあるものなんて、たかが私の戯言でしかないのだけど。
 努力は必ず報われる、なんて大変面倒な言葉を世に送り出してしまったのは、どちらにお住まいの何様でしょう。
 それならば、そんな言葉に影響を受けた人々が口ぐちに言う「頑張れば、結果は出る」だのなんだの、そういった言葉に首を絞められているヒトはどうすればいいのでしょう。
 いくら頑張ろうとも、努力を重ねようとも、何をしようとも、いくらあがこうとも、それが目に見える「結果」として手元に帰ってくる場合なんてほとんどないのではありませんか。
 
 とかなんとか書き連ねている暇があるのなら、努力をしろ、という話しではありますが、それをできないからこそ、「頭がパンクしてしまいそうになるときがある」訳で。

 何度もしつこいように繰り返しますが、ただでさえ面倒な生き物が作り出した社会なんですから、その中で飼われる、というのはそれだけで息が詰まってしまいそうになるんです。
 面倒な生き物は、すぐに優越感に浸ります。
 他人よりも優位に立つことを好み、そうなっている場合のみ、やる気を出して周囲のモノを巻き込みます。それには、とんでもない迷惑を振り撒きながら。
 面倒な生き物は、自分の意見を棚に上げることが上手です。
 ついさっきまで周りの迷惑なんて考えずに、大口開けてげらげら笑ったり、猿みたいに甲高い声をあげて、誰かの鼓膜を苛めたりしていたのに、それに飽きて、何か別の集中できる玩具を見つけると、今度は、とっても上手に手の平を反してしまいます。

「煩いなあ」「黙れ」「ウザイ」等々。

 それで一旦口を開けば、意味の無い罵詈雑言を言い募ります。
 このような場面が多くみられるのは、まるで動物園のような「学校」です。
 まるでお人形のように同じ服を着せられて、箱のような建物に閉じ込められて、小さな小さな紙切れに頭が狂わんばかりに何かを書き取らせられます。
 毎日決められた時間に鐘の音が鳴らされ、皆、がたがたと慌てて木の椅子に飛びつき、自分よりも数十年ばかり長く生きた人の話を、一言も聞き漏らすまいとしながら聴いたりするのです。
 そんな中にもくだらない付き合いがあったりするのです。
 そんな懐の探り合いのような付き合いが面倒だからといって、独りぼっちでいれば、今度は全員から目の敵にされたりします。

 こんなのが、とても疲れるのよ。

 別に構わないじゃないですか、たかだか数年間のことなんだから。

 そんな必死に周りの景色に馴染もうと、隠れようと躍起にならなくたって良いじゃないですか。

 少しばかり浮いて見えた人のことを、寄ってたかって何だかんだって攻撃しなくたっても、いいじゃないですか。



 私には、見た目だけじゃなく、頭ン中まで同じ思考回路になってるあなた方の方がよっぽど間抜けに見えるんですから。