社会問題小説・評論板

Re: 銀色に燃えるキャンドル ( No.8 )
日時: 2014/02/28 18:52
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)

to翔太

今、目の前に居る。
俺の視界に映る

俺や、くるみを苦しめてきた人。
俺たちをずっと孤独にさせてきた人。

どうしても許せない。
目をそらした。

俺は、この人から贈り物をもらってない。

もらったものは、命と五人それぞれにつけられた名前だけだと思ってる。

俺たちの名前は 女子は食べ物っぽいかもしれないけど ちゃんとキレイな由来があって、う」が適当についてるけど、
誰が見てもわかるような共通点なくて、五人セットに毎回されるのは あんままりだって考えた、自ら双子である 両親がつけてくれたちゃんとした名前

翔太 と この命

これ以外何も貰っていない
これを超えるものはなくとも、他に何も貰ってない

そのまま無言で食事が終わり、割り当て通りにくるみが食器を洗っていた。

俺は、それをはなしに見ながら、家計簿をつけた
母親は何一つやろうともしない。

俺はともかく、くるみにくらい 代わってやる。か一緒にやる。の一言も言えないのか コイツ。

スマホを片手に、ソファに腰かける母親

「ま、なんかやろうかって声かけたところで うめが迷惑だって 許さないかもな」
ひとりで 母親に聞えよがしに言うと、顔を上げる。

心当たりが幾つかあったのか、決まりが悪そうになった