社会問題小説・評論板
- Re: さぁ、生け贄を決めましょう〜世界で一番最悪なクラス〜 ( No.24 )
- 日時: 2015/04/18 16:38
- 名前: とらじ ◆9g4.dY7mOk (ID: APISeyc9)
- プロフ: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪
第七話
どのくらい、眠っていたのだろう
そっと目を開けるとそこには保健室の先生の顔があった
「あら。目が覚めた?今、飲み物用意するからね」
保険の先生はそういうと立ち上がり、カーテンを開いた
開いたカーテンから見えたアナログ時計には、
【12;59】
と、書いてあった
まだお昼ぅ!?
結構寝た気がするのにな……
でも、3、4時間目出なくてラッキー♪
ま、愛羅達はあのあとノーとかいたと思うけど♪
「はい。どうぞ」
ここで、先生が戻ってきた
先生は、暖かいスポーツドリンクが入った髪コップを私に渡してくれた
「ありがとうございます……」
私がそういうと、先生はにこりと笑った
ちなみに、腹痛の原因は、水道のせいもあるけど、半分はストレスらしい
そんなにストレスたまってたかなぁ?
何時も通りだと思うけどなぁ……
「そういえば……何か嫌なことでもあったの?」
「え?」
「結構、うなされてたみたいだけど……」
マジか!ハズ!
というか……誰がここに運んでくれたの?
クラスの人……なわけないか
「別に……何もないです」
私はそのあと、多分変な夢でも見た、と答えた
「ここには……誰が運んできてくれたんですか?」
「ここ?ここには……三組の……確か……葵……君かしら?」
葵くん?誰それ
そんな人……学年にいたんだ
あとでお礼しに行かなきゃ!
いや、今からいこう!今はきっと昼休みのハズ!
「先生ッ、ありがとうございました!!」
私はそういい、保健室を飛び出した
廊下を走って三組の教室までたどり着いた
三組の友達に、葵くんを呼んでもらうよう頼んだら……
「誰?あ、さっきの子?大丈夫だった?」
なッ……
なにこれ!
世の中にこんな優しい男子がいたなんて!
「あのっ、さっきはありがとうございました……!」
「敬語じゃなくていいよ。俺もさ、萌って呼んでいい?」
名前……知ってたんスね……
「うん!……いいよ!私も、葵って呼んでいい?」
「わかった。今日から俺ら、友達な!」
葵はそういうと、私に右手を差し出してきた
「?」
私が頭にクエスチョンマークを浮かべると
「友達の、証!」
私の腕を引っ張って、葵の手に重ねられた
「やっぱ、友達の証は握手だよね!」
友達の証は握手……
「うん!」
葵と私が握手した瞬間、
また、嫌なことが起ころうとしていた