青い空が広がる中、ある小さな公園に菜摘たちは集まっていた。「山口ってウザくない?」片桐菜摘は瀬端学園中等部の2年A組というトップ校のトップクラスに通っている。そのクラスでも菜摘はトップの存在だ。「山口ってウザくない?」このたった一つの言葉からこの計画は始まったのだ。