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社会問題小説・評論板
- Re: イツノヒカノモノガタリ ( No.148 )
- 日時: 2016/12/01 00:19
- 名前: 光ノ詠 (ID: VpfXouOp)
月日は流れる
何も考えなければあっという間だ
思い出は増えないのに傷は増えていく
いつの間にか周りにちゃんと人はいてくれた
でも感じるのは「楽しい」じゃない
ただの「孤独感」だった
周りを見たって「本当の僕」を知っている人なんていない
逆に怖くも感じた
「何でこの人たちは僕のそばに居るんだろう」
別に興味はない
授業を必死に繰り広げる先生へと顔を戻す
ぼくの苦手な算数が 文字列を並べて意味不明な説明とともに頭へ流れ込んでくる
人間関係と一緒だ 意味が解らない
今日も家に帰れば 母親の地獄が待ってるのかな…
隙を見て ディスプレイへと消えようかな…
なんて考えていれば 終了のチャイムが鳴り響いた
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