朝起きると、枕はぐっしょりぬれ目は赤く染まっている。一瞬「能力かいかか・・?」と思ってしまった。あるわけない第一、枕を濡れさせる能力イラン。明日で終わりだ。何もかも。空も皆も居なくなる私は助かるの。苦しみから。「ねぇ。助けてよ。」なき叫ぶ空の姿が目に写る。だいっきらい。でも、それでいいのかな?逃げるだけで。逃げて、遠くで笑ってるだけ私の声はか細くなる「ごめんね。空。」