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気にしないけどね…

「おはよ〜！」
あ…

「おはよう…です…笠原さん…」
「気軽にいこ？ね？」
…
黙って頷いた

「きゃ、痛ーい！ちょっと！あんた、ぶつかったよね？」
…そっちからじゃ…ないの？

軽く睨むと、
「あんたねぇ！文学少年に話しかけられたからって、いい気になんないでよ！」
？

「いこ！きにしないの！」
笠原さんに引っ張られた…

「はい…」
にしても、文学少年？

女子の視線が痛いのは…それの所為？？

「あの、文学少年って、なんでしょうか…」
笠原さんに聞いてみた

「うーん、わかんないや！でも、確か…成績優秀者で、特待で、かなりのイケメンとか…それしか知らないなー」
…イケメン？

「ありがとうございます…」
「もー！気軽にいこ？ね？同い年でしょ！」
…

「うん、ありがとう…」
微笑んだ

トリ変えました、以下本編です
------ー
文学少年side

「ねー^ ^」
うるさいな…

僕は、女子に囲まれている…邪魔…

「どいてくれる？次の授業…行きたいんだけど？」
睨むと、どいてくれた…
真ん中を開けて…

はぁ…うざ…それとは違って…あの子は…

「きゃ、ごめんなさい！」
こいつ、腹黒そ…女子の中で一番…

「別に…」
スタスタと、女子達(僕ののファンとか…一部)をすり抜けて、気づかれないように、サボりに行く…

今日は、校舎裏にしようかな…

「クズ！がっこーくんな！お前なんか、いなくなればいいんだよ！」
いじめか…めんど…

僕は、特待生で優秀…
ほんとは、サボるのは許されないみたいだけど、成績いいからどうでもいいんだってさ
いつも一番で、何もかも完璧だからとか

ついた僕のあだ名は文学少年…
まぁ、生徒が言ってるだけだけどさ…と…

「お前はひつよーねーんだよ！」
女子か…

「やめなよ！」
僕には関係ないか…他クラスみたいだし…

「何してるの？」
男？女？
紛らわしい奴が…出てきた…