恐ろしいくらいに僕を見ます。気持ち悪いくらいの白い目で。その時僕は思います。その目を潰したいと。死ねばいいのにと。どうやら僕はパラノイアになったらしいです。その白い目は必ず僕の左腕を見ます。だって、包帯の巻かれたその腕は31本のリストカットの瘡蓋があるから。最初に見る人は僕がリストカットをしているところを見た人です。それを知った人はグループの仲間に言い、噂と実話の輪を広げていきました。そして、僕の居場所は無くなりました。