社会問題小説・評論板

Re: 『????エンド』__時の旅人__ ( No.3 )
日時: 2017/08/16 12:24
名前: 広村伊智子 (ID: /qYuqRuj)
プロフ: なんだろう、このプ●キュア感は・・・・

3



『俺の名は、DIE。
 こいつをハッピーにできるもんなら
 やってみろ!

 BECOME・バッドエンド!』

すると、周りの時間が止まる。
世界がモノクロになる。


修造くんは、眩しい笑顔のまま。
なんか・・・・辛い。

このままだったら、
この笑顔が消えちゃうなんて。


すると、たいむが言った。

「『しゅーぞー』を護りたいなら、
 時の力を、想いとまぜまぜ
 するのだぁッ!」

「ま、まぜまぜ!?
 ・・・・よし」


私は、意味不明な言葉を唱える。

「『我は、時の旅人なり!
  時の力よ、我に力を貸し給え!!』

 ・・・・なにこれ

 お、おわぁぁっ!?」


私は、薄地で無地の
薄ピンクの長袖ワンピースを着ていた。
服が変わっただけで、
プ●キュアみたいに
髪が伸びたり、髪型が変わったりせず、
茶色の髪の毛先にカールがかかった
セミロングヘアのままなのに、
いつもよりも勇気と力が湧いてくる。

「今なのだぁ!」

なにを?と、突っ込みたかったが、
呪文が脳裏に浮かぶ。

「『彼の最悪な世界を・・・・
  Delete!』

  はぁぁぁぁぁ・・・・」

私は、拳に力をこめる。

「でやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

そのまま地面パンチすると、
世界に色が戻る。

『くそやろう!』

DIEが帰ったらしい。


時間が進み始めると共に元の服に戻る。


「朱莉、どうしたんだ?」

修造くんが声をかける。

「なんでもない!じゃあね!!」

私は、茂みに隠れて
『渡・時空』を使い、元の時間に戻った。

大丈夫、彼は・・・・生きている。






目を開けると、そこは踏切の前で、
時間は経っていないらしい。

線路を渡ってしばらくすると、









「朱莉!」

そこには、あの眩しい笑顔があった。



【第一話 私が時の旅人!?
     幼馴染の笑顔を護れ!

      終わり】