社会問題小説・評論板
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- *。・ホントウノコト・。*完結!!今までありがとう☆
- 日時: 2009/06/16 17:44
- 名前: 凛雪 (ID: BfXEK8t.)
はじめまして♪凛雪です!
いじめ系小説を書こうと思います。
私はまだ初心者ですので、文章力も表現力もないけど、
皆様がこの小説の内容に共感してくださること
いじめが減ってくれるといいな、と思う人が少しでも増えてくれること
それを祈っています。
読んだら、できたらでいいのでコメくれると嬉しいです☆
では、まず登場人物から☆
泉谷 和歌♀waka izumiya 14歳
「お嬢様」の生贄にされてしまう。かわいくて成績優秀。
伊集院 姫♀hime izyuuinn 14歳
「自称」成績優秀、容姿端麗。かわいくて目立つ和歌が気に入らず、生贄に。
クラスの頂点で、伊集院財閥の娘。
藍川 奈々♀nana aikawa 14歳
姫の取り巻きの一人。人をいたぶるのが大好きな性格。いじめをしている
ことは、家族には秘密。
飯田 世良♀sera iida 14歳
姫の取り巻きの一人。本当はいじめはよくないと思っているけど、
姫が怖くて逆らえない。
桐島 愛夢♀ayu kirisima 14歳
和歌を影ながら支える、和歌の幼稚園からの親友。
かなりの美女で、男子に激モテ。
栗本 勇気 yuuki kurimoto 14歳
強くて優しい、権力や地位を当てにしない「カッコいい人」。
姫に立ち向かい、和歌を優しくサポート。
次に、目次☆↓
*。・*。・*。・目次・。*・。*・。*
>>0ごあいさつ・登場人物など
>>1プロローグ
>>2#1 わたしは奴隷
>>11#2 クラスのトップ
>>16#3 はじまり
>>19#4 屋上
>>25#5 愛夢ちゃん
>>32 #番外編 姫の過去
>>33 #番外編2 世良の過去
>>34 #番外編3 奈々の過去
>>39 #6 呼び出し
>>42 #7 無力
>>45 #8 イラナイモノ
>>47 #9 ユメ
>>50 #10 キエタキオク
>>54 #11 追憶
>>61 #12 ホントウノコト
>>62 #13 洗脳
>>65 #14 新しい始まり
>>68 #15 一匹狼の勇気
>>71 #16 はじめての友だち
>>73 #17 お姫様の罪悪感
>>76 #18 妹
>>80 #19 迷惑なお客さん
>>81 #20 最終話 アタラシイミチ
>>82 ご挨拶
*。・*。・*。・目次・。*・。*・。*
お客様☆↓
愛音様>>3 さくら様>>5 ファーナ様>>7朱莉様>>12
黒騎士様>>13緋那様>>14杏奈様>>57
ありがとうございます☆
キャラ絵☆↓
和歌http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?264662
姫http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?264895
愛夢http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?264910
奈々http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?265103
勇気http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?266441
世良http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?266564
- Re: *。・ホントウノコト・。*キャラ絵愛夢cp☆ ( No.77 )
- 日時: 2009/06/15 18:35
- 名前: 凛雪 ◆.QjHDtkYOg (ID: BfXEK8t.)
- プロフ: *。・ホントウノコト・。*アンケ中!!ヨロシク☆
訂正!!
「私は和子も頭をなでた。」
という文ですが、正しくは
「私は和子の頭をなでた。」
です!!
すいませんでした↓↓
- Re: *。・ホントウノコト・。*キャラ絵勇気cp☆ ( No.78 )
- 日時: 2009/06/15 21:21
- 名前: 愛音 (ID: 3rAN7p/m)
- プロフ: 遊びから始まったイジメ・自殺願望を書いてます☆ぜひ読んでみてね!!!
小6かぁ!!!妹と同い年♪←
和子ちゃんかわいーっ☆☆
和歌&凛雪
ファイトォォォ!!!←笑い
また見ますぜ
超常連ですから←
- Re: *。・ホントウノコト・。*キャラ絵勇気cp☆ ( No.79 )
- 日時: 2009/06/16 16:33
- 名前: 凛雪 ◆.QjHDtkYOg (ID: BfXEK8t.)
- プロフ: *。・ホントウノコト・。*アンケ中!!ヨロシク☆
愛音
よっ超常連ww
和子「あいねおねぃちゃんにもいもーとがいるの〜?
いっしょにあそびたい☆」
と、和子が言ってます(笑
多分、次くらいが最終話になる予定。
最後まで応援よろしく☆(愛音しかいないけどね…
では、次回作は*。・サヨナラの前に・。*で決定!!
お楽しみに!!
では、小説、次でcpします
- Re: *。・ホントウノコト・。*キャラ絵世良cp☆ ( No.80 )
- 日時: 2009/06/16 17:16
- 名前: 凛雪 ◆.QjHDtkYOg (ID: BfXEK8t.)
- プロフ: *。・ホントウノコト・。*アンケ中!!ヨロシク☆
#19 *。・迷惑なお客さん・。*
ドンドンドン!!ドンドン!!
ドアを叩く音が聞こえた。
「おねぃちゃん…だれだろぉ…オバケかなぁ…」
和子が、おびえた目で言った。
「大丈夫、大丈夫。きっとお客さんだよ、オバケじゃないよ」
和子をなでて落ち着かせ、ドアに歩み寄る。
でも、私自身もかなり緊張している。一体誰なんだろ…?
ドアをそっと開くと、何かがなだれ込んできた。
「姫!?」
そう、姫だった。
「和歌、お願い和歌!!家を追い出されてるの、泊めて!!」
必死で姫が叫んだ。
「じいやの夢にお母様とお父様がでてきたらしくて…
いじめをしていることがばれて、追い出されちゃった…」
シクシクと泣き出す姫。ここまでずっと走ってきたらしい。
だって、いまさら涙が出るなんておかしいもん。
きっと、悲しすぎて涙が出なかったか、泣く間もなく走ってきたんだろう。
でも、理由を聞く限り、どーも自業自得。だから…
「無理。泊めらんないよ。和子もいるし。そんな自業自得な理由で、泊めることはできない。
だいたい、家を追い出されたくらいで泣かないでよね、だったら
いじめられた人たちの悲しみはどうなるの?
よく考えてよね」
断って、ドアを閉めた。鍵もかける。
姫のすすり泣きが聞こえる。本当は泊めてあげたいけど、
心を鬼にした。反省して欲しかったから。
「ねえ、おねぃちゃん…さっきのおねぃちゃん、ないてるよ…
きっと、おなかすいてるんだよ、ごはんつくってあげよう??」
って、和子がいうけど、私は和子を戒めた。
「あのね、和子、悪い人はおうちにいれちゃいけないんだよ、わかった?」
「あのおねぃちゃんわるいひとなの?」
「そうよ、お姉ちゃんのことをぶったり、蹴ったりした
悪い子なの」
話を聞いた和子は、しばらく黙ってから、口を開いた。
「でもね、おねぃちゃん、あのね??
わるいひともおなかはすくし、ねるところがほしいんだよ??
だから、ぬすんだりするんでしょ??
あのおねぃちゃんも、きっとおなかすいてるよ」
「和子…でも、泊めたら、和子がぶたれたりするかもよ?」
「いいよ、だって、和子、あのひとたすけたい…」
…ああ、なんて純粋な和子(泣
これぞ自慢の妹だわ。
和子の眼があんまりキラキラなもんで、私は、
「わかった、じゃあ、助けてあげようね」
といってドアを開いた。
でも…
———姫はもういなかった———
こんな寒い中、ひとりでどこへ行ってしまったの?
姫——————
- Re: *。・ホントウノコト・。*キャラ絵世良cp☆ ( No.81 )
- 日時: 2009/06/16 17:32
- 名前: 凛雪 ◆.QjHDtkYOg (ID: BfXEK8t.)
- プロフ: *。・ホントウノコト・。*アンケ中!!ヨロシク☆
いよいよ最終話です!!
今までありがとう(嬉
最後までどうぞお楽しみください!!
#20 最終話 *。・アタラシイミチ・。*
翌朝。
姫、どこに行っちゃったんだろう?
そう思いながら教室のドアを開ける。
また今日もいじめられる。そう思いながら。
———でも、目に入ったのは、いつもと違う光景だった———
「おはよう、和歌♪ねえー、和歌も一緒にやろうよ
いじめ」
「え!?」
「伊集院の会社ねー、倒産したらしいよ♪
もうコイツに権力はないってわけ」
姫たち3人は、皆から残酷ないじめを受けていた。
水をかけられ、生卵をぶちまけられ、一人は姫の長い髪を
狙ってハサミを光らせる。
「そうだよ、和歌。今は、いじめられてた和歌がリーダーなんだから!!」
私が、リーダー?…それなら…
「姫!奈々!世良!だいじょーぶ?」
私は3人に向けて手を差し伸べた。
皆は、おどろいたような顔をしている。
3人は、差し伸べられた手が信じられないようで、
おびえた目でこっちを見ていた。
「和歌!?そいつら、和歌をいじめてたんだよ!
許しちゃっていいの!?」
私は、皆を振り向いた。
「だって、もうこんなむなしいだけの遊びは終わりにしたいの。
———私は姫のことをうらんでないから」
姫のほうへ笑ってみせる。
姫たちは、声をあげて泣き出した。
「ごめんなさい、和歌…!!
私たち、あなたに何をされたわけじゃない。
ホントは、あなたに妬いてただけなのに…!!
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…!」
「もう、いいよ。仲直り…しよう?」
差し伸べた手を、3人はかたく握った。
もう、こんなつまらない遊びはしない。
———私たちは、『アタラシイミチ』を歩んでいくんだ———
*。・ホントウノコト・。*END
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