社会問題小説・評論板
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- ロックします。理由:荒らしがひどい。
- 日時: 2009/10/30 18:51
- 名前: 麻美☆ ◆F26/jFiL6Y (ID: Upyg7XTf)
- プロフ: 小6・麻美だよ☆ チャ友募集中
*注意事項*
①チェンメ禁止
②荒らしは<戻る>クリック
③コメ・アドバ大歓迎!!!
+登場人物+
【白鳥 玲美/Siratosi Reimi】チャット名:レイ
◇現実では、翼に虐められている。 ブラックストーン大好き人間。
【大野 翼/Oono Tubasa】チャット名:鳥
◇現実では、玲美虐めをしている。 祐一の幼馴染。
【椎名 柚月/Siina Yuduki】チャット名:柚子+
◇【ニコニコチャット】の管理人。 虐めを黙って見ていた
が、玲美との喧嘩で虐めに参加。 今では仲直り。
< + のマークは管理人の印。>
【榊 祐一/Sakaki Yuuiti】チャット名:ケン
◇翼の幼い頃の友。
翼が小1の時に大阪に引っ越したが、また戻ってきた。翼思い。
みさき様 オリキャラ【柴田 鼎/Sibata Kanae】チャット名:かな
◇真面目派で虐めが嫌い、柔道4段。玲美の味方。
のぞむ 様 オリキャラ【遠海 亜衣/Enkai Ai】チャット名:アイ
◇ぶりっ子。陸を狙ってる。翼の味方。
るん様 オリキャラ【黒嶋 陸/Kurosima Riku】チャッ名:リク
◇玲美の味方。クールで冷静。虐めっ子は嫌い
魅紅嬢様 オリキャラ【美風 零音/Mikaze Reinn】チャット名:雨
◇超!!冷酷人間!!クール担当?? 現実では一人を好む。 ネットではレイ/鳥以外と仲がいい。
現実でもネットでも玲美の味方。
現実では翼達に[いじめなんて悪趣味ですね]と冷たく言う。 さりげなくかばう。
人気バンド、ブラックストーンのギター担当。超美人!!超モテる!!黒を完全に抜いた真っ黒の髪。
*キャラ絵*
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?301247
↑玲美c
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?301707
↑翼c
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?303992
↑桃c
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?302330
↑柚月c
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?302962
↑鼎c
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?303236
↑亜衣きゅん w
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?303419
↑陸
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?315886
↑祐一
◇お客様リスト◇
@cherry・girl 様 @友未 様 @レミ 様 @ユリ 様 @るん 様 @みさき 様
@鱒鳥 様 @のぞむ 様 @ゆずき 様 @ああy 様 @*るん+ 様
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@海 様 @k ←荒らし @ボンド 様 @ボンド 様 @月姫 様
@+ユキノ+ 様 @蘭希 様
目次
>>1 1話 >>2 2話 >>3 3話 >>4 4話 >>5 5話
>>6 6話 >>7 7話 >>8 8話 >>9 9話 >>10 10話
>>11 11話 >>12 12話 >>13 13話 >>14 14話 >>15 15話
>>16 16話 >>17 17話 >>18 18話 >>21 19話 >>29 20話
>>31 21話 >>45 22話 >>53 53話 >>64 64話 >>66 25話
>>67 26話 >>73 27話 >>78 28話 >>82 29話 >>88 30話
>>91 31話 >>103 32話 >>112 33話 >>115 34話
- Re: *————チャットいじめ ( No.10 )
- 日時: 2009/09/25 19:14
- 名前: 麻美☆ ◆F26/jFiL6Y (ID: bR6mg6od)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=12604
⑩
=玲美自宅=
「はぁ はぁ はぁ・・・」
どうしよう 学校・・・ 抜けて来ちゃった・・・!!
「鼎 ゴメン・・・・・・っ」
カタン・・・
「玲美?」 え この声は————・・・
「お母さん・・・」 「あ・・・あぁ・・・ ・・・なさ・・・」
「!? お母さん!!? ねぇ!! おかぁ「ごめんなさい玲美——!! お母さんが・・・お母さんが悪いの・・・!!」
・・・・・・・・・・・・・・?
「今すぐ・・・学校へ行きましょう? 今、謝れば許してくれるわ」
お母さんは私の手を強く引っ張った。
「痛いよ!! お母さん・・・!? 謝るって・・・ 何を?」
「しらばっくれないの!! 玲美・・・誰か虐めてるんじゃない!?」
そんな!! お母さん!? おかしくなっちゃったの!?
「嫌っ!! 私、何もしてない!! 放してぇ!!!」
だって ココが 家だけが 私の居場所なのに——!!
「待ちなさい!! 玲美———!!」
バタン!!! 「ハァ ハァ ハァ・・・」
「あ————・・・」 お母さんからの 10歳の誕生日プレゼント———・・・
カチッ。 カタカタカタカタ・・・・・
<レイ さんコンニチハ♪>
「久しぶりにやったな・・・」
あっ 新入りさん・・・
「あ・・・ なた・・・は 新入り・・・さ」
柚子+ <あ 新入り?? こっちおいでよ>
え・・・・・・ 管理人さん!!?
レイ<私、レイです。 管理人さん、初めまして。>
柚子+ <見れば分かるっつーの>
————え?? ココの管理人って・・・
性格悪い!!!!!!!!?
「最悪・・・・・・」
翼☆ミ さんコンニチハ♪
翼☆ミ<あッ、こん〜>
レイ<こn> 柚子+ <こん>
私はその名前を見て、一瞬 ビクッっとした。「翼・・・・・・」
翼☆ミ<管理人さん、初めまして☆ 翼☆ミ です。 あ、☆ミ は、流れ星です☆>
この子も同じこと書いてる————・・・
注意しよっ!!
柚子+ <そう。 初めまして>
・・・・は? 何、その態度。 私の時とず〜いぶん違うんだけど。
かな さんコンニチハ♪
かな<こんにちは> レイ<こん〜> 翼☆ミ<こn>
翼☆ミ<ほら、柚子+ も挨拶しなきゃ☆>
柚子+ <こん。 私は柚子。>
翼☆ミ<私は 翼☆ あ、☆ミ は流れ星☆>
わわっ、私も書かなきゃ!!
「私・・・は レ・・・」
柚子+ <今、私達の2人しかいなくて、困ってたの。>
え!? ねぇ・・・私がいるじゃない!!!!
レイ <あのさ 柚子+、さっきから嫌がらせばっかしないでよ>
柚子+ <・・・・・・お前みたいな馬鹿、いたっけ??>
翼☆ミ <ぷ—————〜w 言えてるw>
もしかして・・・ 本当に 翼☆ミ って、翼かも・・・ じゃぁ・・・ 柚子+ は————!!!!
「柚月・・・・・・なの?」
- Re: *————チャットいじめ ( No.11 )
- 日時: 2009/09/25 19:15
- 名前: 麻美☆ ◆F26/jFiL6Y (ID: bR6mg6od)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=12604
⑪ +柚月目線+
今日 学校で玲美に言われた————・・・
<私・・・正直 柚月、好きじゃない>
「いっつも秀才ぶっちゃって!!! ムカつく!!!!」
そう言われたから 言っちゃった・・・・・・
「私もアンタが嫌いなんだから」
チャットでも言っちゃった。
<・・・・・・お前みたいな馬鹿、いたっけ??>
でも・・・ 悪いのは私。
先に言ったのは・・・・・・私なんだから。
「う・・・ うああぁぁ・・・ッ」
明日————・・・ 玲美に謝ろう・・・
「“玲美 ごめんなさい”」
何回も練習した。 だから・・・絶対に謝れるハズ。
心から・・・
ご め ん な さ い ・ ・ ・
=学校=
ガラッッ!!
「オハヨウ〜 柚月!!!」
「翼・・・・・・」
ううん!!! 仲良くしたら————・・・
玲美をまた虐めちゃう!!!!
「・・・・・・・・・」 「・・・柚月? どうしたのよ」
「・・・・・・触らないで」
私は 翼に冷たく言い放った。
「なっ・・・・・・ 意味分かんない!! いこいこっ」
私・・・っ 早く・・・玲美に謝りたい・・・!!
・
・
・
・
・
・
・
・
・
キーンコーンカーンコーン・・・
玲美・・・ 今日 来なかったな・・・
でも———— 正直、会えなくてホッとしてる・・・
だって・・・ “絶対に許さない”って言われるかもしれないから・・・
違う!! でも、謝らなきゃいけないの!!!!
タッタッタッタッタ・・・
ピーンポーン <・・・ハイ 白鳥です。>
「玲美!!! よかった・・・ あのねッ話し<帰って> ガチャン
切られちゃった————・・・
分かってた・・・ これは、そんなに簡単じゃないんだから・・・
「玲・・・ 玲美・・・・・・!!!!」
大泣きしながら、家に帰った。
「う・・・っく、ひ・・・っく」
「柚月? まぁ!! どうしたの!!」
「お母さん————・・・ あのね・・・」
- Re: *————チャットいじめ ( No.12 )
- 日時: 2009/09/25 19:15
- 名前: 麻美☆ ◆F26/jFiL6Y (ID: bR6mg6od)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=12604
⑫ +玲美目線+
〜朝〜
「玲美・・・熱下がった??」
「・・・・・・まだ」
ぶっきらぼうに答えた。
ごめんなさい。 心配かけて。
ごめんなさい。 仮病使って。
でも、学校、行きたくないの。
でも、柚月に、会いたくないの。
昨日、「いっつも秀才ぶっちゃって!!! ムカつく!!!!」 って、柚月に言っちゃったんだ。
だから、会いたくないんだ————・・・
「玲美 お母さん、夕飯のおかず買いに行くからね」
「うん 分かった。 いってらっしゃい」
ガチャ バタン
・
・
・
・
・
暇になっちゃったな・・・
ピーンポーン
「あ 誰か来た・・・・・・」
「・・・ハイ 白鳥です。」
<玲美!!! よかった・・・>
柚月!!? やだっ、怖い、嫌———!!
<あのねッ話し「帰って」 ガチャン
切っちゃった————・・・ きっと、笑いに来たんだ。 馬鹿にしに来たに違いない。
プルルルルルルル・・・ ビクッ
「あ・・・ 電話かぁ」
————————————
着信 非通知
————————————
非通知・・・・・・??
「はい・・・ 白鳥です・・・」
- Re: *————チャットいじめ ( No.13 )
- 日時: 2009/09/25 19:15
- 名前: 麻美☆ ◆F26/jFiL6Y (ID: bR6mg6od)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=12604
⑬
<あ 白鳥?? 俺だよ>
聞いた事無い声・・・
「誰ですか??」
<あ・・・ あぁ・・・ 黒嶋だよ ほら同じ班の・・・>
黒嶋・・・?? あの人が、私に何の用??
「で・・・あの・・・ ご用件は・・・??」
<虐められてるんでしょ??>
「!!!! やだっ、やめて・・・!!」
<大丈夫だよ 俺は白鳥の味方だからねっ>
「えッ・・・・・・」
味方・・・・・・??
「う・・・ う〜・・・」
嬉しい・・・・・・・・・
「あっ ありがとっ、ありがとう・・・」
<うん、じゃぁね> ガチャン ツー ツー ツー・・・
そうだ・・・ 鼎にも・・・言わなきゃ。
プルルルルルルルルル・・・・・・ <はい 柴田です>
「かっ、鼎、あのね、〜〜〜 〜〜」
・
・
・
<え〜ッ!? 本当?? やったね、玲美!!>
「うん・・・ ちょっと元気出た」
ガチャガチャッ 「ねぇ〜玲美?? 誰か居るの〜??」
「ごめん、鼎!! お母さんが帰ってきたから、切るね!!」
<うん、分かった。 バイバイ>
ガチャッ
「ただいま〜 玲美?? 誰か居たの??」
「うぅん!! あのね・・・ テレビ聞いてたの」
「そう。 ご飯だから、降りて来なさい」
「はぁい」 ドタドタドタドタ・・・・・・
嬉しい・・・!! 嬉しい、嬉しい!!!!
「玲美の好きな、チャーハンよ??」
「ありがとう、お母さん・・・ あっ、あのね 熱が下がったの。 だから、明日は学校行けるよっ」
「まぁ!! 良かったじゃない!!!!」
私には 味方がいるんだもん!! 虐めなんて・・・
怖 く な い ! ! ! !
- Re: *————チャットいじめ ( No.14 )
- 日時: 2009/09/25 19:16
- 名前: 麻美☆ ◆F26/jFiL6Y (ID: bR6mg6od)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=12604
⑭
虐めなんかに 絶対に・・・負けない!!
「いってきます」
「いってらっしゃい」
今日こそ 言うんだ“もう 虐めなんかしないで” って。
きっと 止めてくれるから。
「あ 玲「止めて。 私を名前で呼ばないで」
今日も柚月がなれなれしく話しかけて来た。
だから、今日も冷たい態度を取った。
「れ・・・玲・・・美 玲美!!!! 待ってよっ!!!!」
きっと、くだらないことでも企んでるんでしょっ??
「しつこいの!!!! あっち行ってっ・・・!!!!」
私は・・・ 柚月と仲直りしたいの!!!! でもっ、柚月が・・・ 虐めようとするから・・・
「何よ!!? 最初から柚月が悪いの!! もう・・・ しつこい!!!!!!!」
「————————ごめん・・・なさい」
「え・・・? 今・・・なんて?」
今・・・“ごめんなさい” って言った?
「私・・・っ つい・・・っ 翼達に・・・」
————2ヶ月前————
「あのさ あたし達・・・
用があるんだけど」
「・・・何よ いじめっ子達」
「あっれ??
あたし達にそんな事言ったら・・・
あのことバラすよ??」
「はっ・・・はぁ? あのこと
って・・・意味分かんないし・・・」
「あれっ? しらばっくれるの?
だよねぇ だって・・・
テストカンニングしたんだから」
「!!!! 何で知ってるの・・・っっ!?」
「え だって・・・
玲 美 か ら 聞 い た か ら 」
玲美が・・・!? まさか!! 約束したのに!!
『ねぇ・・・ どうしようっ』
『大丈夫!! 私・・・ 黙ってるから』
「本当・・・なの?」
「疑うんだぁ じゃぁ、当ててあげる。
小テストの 算数・・・だよね?」
「許せない・・・ 玲美・・・っ!!!!」
————————
「それで・・・ 私・・・っ ごめんなさい・・・っ」
「柚月・・・!! 良かった・・・私のこと・・・嫌いじゃなくて・・・ 良かった!!!!」
「あれ・・・・・・? 玲美? ねぇ・・・何してんのよ」
「鼎!!」「柴田さん・・・」
「あのっ やっぱりそうだったの!!!!」
「そう・・・って? どういう意味?」
「あのねっ やっぱり翼達に弱み握られてて・・・っ」
「先生には謝ったから もう怖くないの」
「————良かった・・・っ 良かったね、玲美!!」
「うん・・・ うん!!!!」
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