社会問題小説・評論板
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- 女神サマの人形遊び
- 日時: 2011/09/13 22:02
- 名前: ライアー (ID: zQJPnDCy)
どもども、リリです。
ちなみに何で名前がライアーのままなのかと言いますと、前にやって一話しか書いてないのを修正して新しいのにしてるからです←
いつも通り適当でgdgdな小説ですがよろしく!((((
- Re: 女神サマの人形遊び ( No.1 )
- 日時: 2011/09/13 22:29
- 名前: リリ ◆lsaxZALrTI (ID: zQJPnDCy)
とーじょーじんぶつ
リン♀
「気まぐれ」で宇宙を作った気分屋。
自分の「暇つぶし」のために人間を作った。なので人間は完全に「オモチャ」扱い。
年齢は四ケタ超えてるけど見た目は変えられるので決まってない。
金髪のショートヘアで服はロリータ。頭にも帽子の飾りがついたヘッドドレス。
ミク♀
リンのお世話役。天界ではリンの次に偉い。リンの代わりに天界の政治を取り仕切る。
グミ♀
同じくリンのお世話役。ミクの秘書。
カイト♂
天界の大臣。優しく明るいが、リンに危害を加える者には容赦ない。
補足
ミク・グミ・カイトはリンの分身。
面倒くさがりなリンが雑用をやらせるために作った。
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アトガキ
これボカロやないかーい!(○男爵風に)
ちなみにもっと出したかったけどめんどくさいのでやめました。
あとリンと顔がまんま同じのレンは敢えて出しませんでした。敢えて←
- Re: 女神サマの人形遊び ( No.2 )
- 日時: 2011/09/13 23:12
- 名前: 亜子闇夕波 (ID: y/HjcuQx)
これって初音ミクの「人生ゲーム」とおなじようなかんじですよね?
(曲)
- Re: 女神サマの人形遊び ( No.3 )
- 日時: 2011/09/15 20:44
- 名前: リリ ◆lsaxZALrTI (ID: zQJPnDCy)
亜子闇夕波様
コメント、ありがとうございます!
「人生ゲーム」ではないですねー・・。
一応、話はオリジナル?です(何故?つけたし)
- Re: 女神サマの人形遊び ( No.4 )
- 日時: 2011/09/15 22:46
- 名前: リリ ◆lsaxZALrTI (ID: zQJPnDCy)
第一話
ある所に、リンという美しい金の髪の女神さまがいました。
そこにはリン以外に誰もいなくて、リンは退屈でした。
なので、リンは自分の相手をさせるために何もなかった天界に草原を作り、宮殿を立てました。
そして、リンの能力を分けた分身を三人作りました。
それが今の「天国」です。
リンはその次に宇宙を作り、いろんな星を作りました。
そしてそのうちの一つの地球という星の人間に精神を与え、時には女神の力で人の心を操って楽しんでいるのです。
天界・宮殿にて
『エリカちゃんをいじめるなんて最低だな!!!』
『本当よ!あんな怪我まで負わせて!!』
『ちっ、ちがっ・・・わた、私の、話、を、聞いて・・!』
『何言ってんの?今更弁解しようったって無駄だよ』
映画館並みの大画面に映る中学生達。
画面に映る彼らの顔に宿るのは「嫌悪」のみ。
そして、その「嫌悪」は一人の少女に向けられている。
ある者は少女を蹴り、ある者は殴り、ある者はカッターで傷つける。
とある少女が醜い嘘によって嵌められ、同じくして嵌められた愚かな狂信者に迫害を受ける。
まるで、映画のような話だ。
しかしこれは決して、作り物などではない。
嘘を見抜けなかった愚か者と嘘に貶められた少女の、ノンフィクションストーリー。
「そして、それを作り上げたのは皮肉にも演者達本人・・・。ま、私もちょっとだけお手伝いしてるんだけどねー」
それまで静かに画面を眺めていた少女—リンが呟いた。
「それにしても、本当にこの子達は良くやってくれるなぁ♪私はちょっーっと一時的にあの子達の判断能力を下げただけなのに。」
まあ、暇つぶしになるならなんでもいいけどねぇ♪
と、リンは愉しげに言った。
そう。これは彼女のためだけの「暇つぶし」。
自分が楽しめるのならば、例え罪無き少女が貶められようが、苛められようが関係ない。
むしろ、そうなってくれなければつまらない。
何故なら———
「この子達は私の『暇つぶし』のためだけに存在しているのだから」———
- Re: 女神サマの人形遊び ( No.5 )
- 日時: 2011/09/19 16:01
- 名前: リリ ◆lsaxZALrTI (ID: zQJPnDCy)
第二話
「うぅ・・・」
誰もいなくなった後の教室で、地面に横たわっていた少女がピクッと動いた。
ミカワ アキ
少女の名は、美河亜紀。数週間前『までは』人気者だった。
しかし、ある日やってきた少女に貶められ、ついこの前までは自分の友人だったはずのクラスメイト達から暴行を受けた。
そのせいで、綺麗な顔は腫れ、体中がアザや傷だらけだった。
「どうして、わたしが、こんな目に・・・」
か細い声でそうつぶやいた亜紀は、軋む体を無理やり起こし自分の机に向かった。
机は「シね」「アホ」「クズ人間」などという心無い落書きで埋め尽くされ、教科書もボロボロで使える状態ではない。
「助けてあげよっか?」
「えっ?」
不意に聞こえた声に、慌てて亜紀が振り返る。
そこにいたのは、ふわふわした洋服を着た金髪の少女。
「ビックリしちゃった?ゴメンねー」
「あ、あの、あなた・・誰?」
へらっと笑いかける少女に、恐る恐る訊ねる亜紀。
「あ、私リンっていうの。よろしくねぇ。じゃ、いこっか」
「え!?行くって、どこに?」
「どこって・・もちろん、」
私の家だよ。
平然と答えた少女、もといリンは早くーと亜紀の腕を引っ張る。
「で、でも私家があるし、お母さん達がしんぱ「治療もしてくれないのに?」っ!」
図星だったのか、亜紀の肩がビクッと揺れる。
「な、何で・・・」
「だって、治療した後なんてどこにもないもん」
確かに、これだけわかりやすい怪我があるのに絆創膏一つ張られていないのはおかしい。
「少なくとも家は治療くらいできるし、ゆっくり休める部屋だって用意するよ?ねえ、来ない?」
「・・っ、良いの・・?」
「もちろん。来る?」
「い、行く・・」
亜紀の返答を聞いたリンはニッコリ笑って、亜紀を起こすのを手伝い「出発しんこーう!」と歩き出した。
「あ、私明々後日くらいに転入するんだ。よろしくね——美河亜紀ちゃん」
「え・・何で名前・・・」
ギョッとこちらを見た亜紀に、ん。とリンが黒板を指さす。
「あ・・・・」
どうやら、リンは落書きの中から亜紀の名前を見つけたらしい。
「ほんとうに酷い・・いや・・・バカだよねぇ。真実を見つけようともしないでうそつきなお姫様を信じてさ」
ポツリと呟かれたリンの言葉に目を見開く亜紀。
「リンさん・・あなた、どこまで・・・」
『知っているの?』という亜紀の疑問は、リンの「さ、早くいこーっ!」という声にかき消された。
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アトガキ
何か・・変←
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