社会問題小説・評論板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

傍観者と自己中人間と自己美化人間。 オリキャラ募集中です♪
日時: 2010/09/19 21:25
名前: 十六夜 ◆lxf4V8U/eA (ID: COldU63y)

初めまして、あるいはどうも。十六夜です。
時々白柊と名乗っているので知っている方は多いかと。
実は前社会問題系小説を書いていたのですが消えてしまったらしく書けなくなったので新小説を書きます。
こんな奴ですが、どうぞ宜しくお願いします。

題名はそのままの意味(?)で傍観者=虐めの傍観者 自己中人間=自己中(虐めっ子) 自己美化人間=ぶりっ子(虐められっ子)になります。

∮お客様 現在2人∮
杏様、ヴィオラ様

∮目次∮
>>01 プロローグ

*オリキャラ募集中です♪
>>06 オリキャラ募集用紙

第一話 だって、嫌いなんだもん
>>04 >>05

∮キャラクター∮

☆主人公
名前/読み方【舟代 唯/ふなしろ ゆい】
性別【♀】
年齢【14】
外見【緩やかな肩下まである焦げ茶色の髪を下ろしている。目は黒色身長は156cm】
性格【一見物静かだけど結構明るく冗談好き。意外と毒舌。周りから少し浮いている感じもするが嫌われていると言う訳では無い】

委員会/部活【図書委員/吹奏楽部】

傍観者?自己中人間?自己美化人間?【傍観者】
過去の経歴【小学校の頃虐めを受けていてそれ以来は虐めを受けていないが、観察眼が鋭くなる。
双子の姉が自己中人間で妹が自己美化人間。】

虐めについてどう思うか【えぇ、まぁいけないと思いますよ】

名前【舟代 誄/ふなしろ るい】
性別【♀】
年齢【14】
外見【黒色のボブショートヘアにちょっと鋭い黒色の瞳。身長158cm】
性格【基本的に自己中心的。明るくリーダーシップもあるが自分の思い通りにならなければ憤慨する。
気に入った人間はとことんくっつく。1人は嫌い。好き嫌いがこれでもかと言うほどハッキリしている。】

委員会/部活【生活委員/演劇部】

傍観者?自己中人間?自己美化人間?【自己中人間】
過去の経歴【小学校の頃から虐めっ子で唯を虐めた事は無いがとにかく虐めっ子で厳重注意も受けた。
中学校では悪知恵が付き、ねちこい虐めもする様に……双子の妹の唯が大好きで腹違いの妹の未央は大嫌い】

虐めについてどう思うか【別に良くない?w ウザい奴はウザい奴だしww】

名前【風浪 未央/かぜなみ みお】
性別【♀】
年齢【14】
誕生日【3/27】
外見【茶色の天然パーマのショートヘアに黒色の瞳。身長154cm 服装はロリータやフリル系を着る】
性格【一言で言えばぶりっ子でナルシスト。メルヘンチックな所がある。優等生ぶっているが頭は悪い。
自分が可愛いと思っていて皆も自分が可愛いと思っている。一般常識モラルがほぼ皆無状態】

委員会/部活【学級委員/美術部】

傍観者?自己中人間?自己美化人間?【自己美化人間】
過去の経歴【幼稚園の頃からぶりっ子とナルシストな面が目覚め、周りから敬遠されるようになった。
小学校の頃は誄からとことん虐めを受けていた、教師に説明するも信じてもらえず現在も虐められている。
実は唯と誄とは腹違いの妹。唯を異様に好いているが誄に近づくなと言われている】

虐めについてどう思うか【そんな事しちゃ駄目ですよぉっ! 未央ちゃんは許しませんっ!!】

Re: 傍観者と自己中人間と自己美化人間。 ( No.1 )
日時: 2010/09/19 16:52
名前: 十六夜 ◆lxf4V8U/eA (ID: COldU63y)

∮プロローグ∮

最初に言うと、虐めって不思議なものだと思う。
劇みたいに役が決まっていて、小説のように様々なストーリー(虐め)があって……
まぁもっとも虐められた事のある私が言える事なのかもしれないけれど。

関係は無いけれど、私には姉妹が居る。

1人は虐めっ子で1人は虐められっ子と漫画みたいに対照的な姉と妹。そして次女に私。
妹は腹違いで、姉は私の双子の姉。状況はきわめて複雑で聞いた人は「えっ?」と良く言ってくるほどだ。
さらに姉は妹が嫌いで同じ中学校で同じクラスなのを良い事にクラス全員で虐めている。

そんな中で一応、と言うか不思議な事に私も虐めに加わっていて目立ちはしないが虐めに入っていた。
……ハッキリ言うと〝傍観者〟
姉、以下誄るいは典型的な虐めっ子で何か気に入らなければすぐに虐めをする驚異的な行動をする。
……一言で言えば〝自己中人間〟
妹、以下未央みおはこれまた典型的なぶりっ子でナルシスト。発する言葉も気持ち悪いとしか言えない。
……簡単に言うと〝自己美化人間〟

まぁそんな感じの3つの役が虐めに成り立つ材料と言う事に気付いた訳です。今更ですけどね。


それで私は今自分の日常、もとい3つの役が備わっている虐めについて語ろうと思います。









最後に一つ。この語りナビゲーターもとい主人公の私は舟代 唯と言います。
どうでも良い、話ですが。

Re: 傍観者と自己中人間と自己美化人間。 ( No.2 )
日時: 2010/09/19 17:09
名前: 杏 (ID: fjWEAApA)

こんにちは、先ほどは小説にコメント有難うございました。
私的に外見は唯ちゃんが好きです^^

Re: 傍観者と自己中人間と自己美化人間。 ( No.3 )
日時: 2010/09/19 17:31
名前: 十六夜 ◆lxf4V8U/eA (ID: COldU63y)

>>杏さん
いえいえ、こちらこそコメントありがとうございます♪
唯ちゃん好きですか? 私もです^^←

Re: 傍観者と自己中人間と自己美化人間。 ( No.4 )
日時: 2010/09/19 17:47
名前: 十六夜 ◆lxf4V8U/eA (ID: COldU63y)

第一話 だって、嫌いなんだもん

pppppp……うるさいと思えると言うかうるさいとしか思えない目覚まし時計が鳴る。
私はさっさと起き上がり今の時間が朝6時半だという事を知りいつも通り、と知った。

「おっはよーっ! 唯ーっ!」

私が起きたのをいつ知ったのか部屋のドアが豪快に開けられて姉のるいが部屋に入って来る。
朝に強いのかテンションは以上にハイ。押し倒すかと言わんかばりにがばっと飛び掛ってきた。
私はささっとかわして「おはよー」と笑顔で言いクローゼットから制服を取り出した。
誄は既に着替えているらしく、きちっと制服を着ていた。

「ねぇ唯、朝ご飯まで二人で話してよー♪ うっっっっっっざいアイツに会いたくないしww」

「え? あぁ、別に良いけど……」

誄は制服に着替える私の横で椅子に座りながら笑って話していた。私は少し考えてから共感したので頷く。
〝アイツ〟とは風浪 未央。腹違いの妹で母親に捨てられて以来何故か私達の家に住んでいる。
その……まぁ、何と言うか……いわゆるぶりっ子であまり好きではない。
誄に至っては大嫌いと言うレベルらしく、学校では虐めているほど。


「学校でアイツ虐めるの面白いけど、家で会うと反吐出そうだし!!」

「ははは、まぁそうだね」

わざと吐く動作をする誄に私はクスクス笑いながら制服へと着替えた。これできちんと話が出来る。
それからは誄が学校で未央をどんな風に虐めるか話していたので私は時折笑いつつ話を聞いていた。
何しろこうしていないと、誄の機嫌は大きく崩れる。
……つまり誄は自己中で、機嫌の良い時は(未央以外)に優しいが機嫌が悪くなるととにかく恐ろしい。
まぁ幸いな事に私は誄の機嫌を崩さない対処法を知っているので普通に話していた。


すると、そんなところに部屋のドアをノックする音が聞えた。誄が「ちっ」と舌打ちをする。


「唯姉ちゃまvv 誄姉ちゃまvv 可愛い未央ちゃんですぅ〜」






自己美化人間の、未央がやって来た。

Re: 傍観者と自己中人間と自己美化人間。 コメントお願いします♪ ( No.5 )
日時: 2010/09/19 20:04
名前: 十六夜 ◆lxf4V8U/eA (ID: COldU63y)

「はぁ……」

私は溜息を着きつつ、さっきの楽しさなど微塵も無い表情でドアを開ける。
ドアの外には一言で言えばロリータ、と言う感じの私服を着ている未央が居た。
自己中な誄と反対で未央はナルシストでぶりっ子。話し方もちょっと気持ち悪い。

「唯お姉ちゃま、そんな暗い顔しないでぇ〜」

「あ、はは、ごめん……今着替えてるから部屋に戻ってね」

苦笑しつつ嘘を着いて部屋のドアを強引に閉じる。
未央は暫く何か言っていたけど渋々と部屋へと戻って行く。私は内心ホッとしつつ部屋へと戻った。
誄はおかしそうに腹を抱えて笑っている。


「マジでアイツキモっ! 朝っぱらからあんな服とか……あーおっかしいっ!!」

……その点に関しては私も共感だったので同じく笑っていた。最も、腹を抱えるほどじゃないけれど。
これから学校へ行けば誄にとってはますます笑える事があるのだから今そんなにも笑わなくても良いのに……とか思いつつ、でもまぁ良いかと笑っていた。

ちなみに私達が通う学園は結構お金持ち学園である時期は(まだ違うけど)寮制になって制服と私服は自由。
つまり制服とは呼べない未央のロリータ服は私服だけど学校に着てゆく事は可能、と言う事だ。
……もっと言うとあの恥じ(ロリータ)を皆に晒す訳なのだけど。



「これから、てか今日もアイツを虐めような。唯♪」

「うん。まぁ、良いよ」

突然の仲間?発言に少しぽかんとしつつもすぐに頷いて微笑んでみせる。誄は納得した様子で笑った。
結局、朝ご飯で親に呼ばれるまでは未央の事など忘れてずっと話していた。


そして朝ご飯で呼ばれて急いで階段を下りると既に未央が食卓に着いている。
お父さんは既に仕事に行っていてお母さんがにこやかに食卓へと私達を促した。
ちなみにお母さんは良い人で、誄如く「教師みたいな奴」……つまり虐めとは正反対の人。
そんな人だけど私と誄が未央を虐めていると言う事などは全く知らない。都合はとても良い。

私達2人は、未央とは正反対の席に着き朝ご飯を食べ始める。

「あぁー未央の洋服が汚れちゃったぁっ!」

「溢しているのが悪いんでしょ。中2になってもそれってどうなの?」

未央はぼろぼろと食べ溢しをしていて、服に食べかす着いている。
誄はきっちりと(流石と言うべきが食事マナーが良い)食事をしつつ未央をバッサリと言い捨てる。
私は特に気にする事無く普通に食事をしていた。

「うぇ〜ん! 唯お姉ちゃま、誄お姉ちゃまが虐めてくる〜!!」

未央が泣く動作をしながら私の方を見てくる。……可愛いとでも思っているのだろうか。
「ふーん、そうなんだ」と私は聞き流す風にしつつ誄に向かって肩をすくめる。
誄はそんな私を見てアイコンタクトをしつつ笑う。

「「ごちそうさま」」

私と誄は急いで朝ご飯を食べて鞄を持ちお母さんに手を振った。
すると未央が食べ溢しの着いた服で走ってきた。当たり前だけど鞄を持っている。けれど遅い。

「お姉ちゃま達、早いですぅ〜!」

「あんたが遅いからでしょ? あ、お母さん行って来まーす♪」

誄は前半は未央にしか聞えない風に言ってお母さんには後半部分しか聞えない風に言った。
私も「行って来まーす」と言い急いで誄に着いて行く。
びっくりするほど遅い未央が私達の後を追いかけていた。


Page:1 2 3 4 5 6



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。