社会問題小説・評論板
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- 私…何かした…?—悪夢のクラス—
- 日時: 2011/08/27 23:52
- 名前: マィヵ ◆UbQztIuXpw (ID: GudiotDM)
- プロフ: ━モウダメポ━(☆´д`)━(゜Д゜〃)━ハウハウ━
マィヵです+*。
よろしくデス+*。
◇プロローグ◆ >>0
◇キャスト◆ >>1
◇目次◇
001。。。 >>2
002。。。 >>3
003。。。 >>4
004。。。 >>5
005。。。 >>7
◇プロローグ◆
___私…何かした…?
いつになれば…“アレ”から解放されるの…?___
こんなクラス…
大嫌い!!!___
あいつらなんか…死んじゃえばいい!!!___
言い返せるなら言い返したい!!!…のに___。
私にそんな“勇気”———あるわけない___。
- Re: 私…何かした…?—悪夢のクラス— ( No.3 )
- 日時: 2011/02/08 21:17
- 名前: マィヵ ◆UbQztIuXpw (ID: 96KXzMoT)
- プロフ: ━モウダメポ━(☆´д`)━(゜Д゜〃)━ハウハウ━
002。。。1−Dの掟。。。
。。。この学校、帝央高等学校はどうやらヤンキー高のようだ。
女子も男子も髪を染めたりピアスをつけたり制服を変えたりしている。
2人はこの最悪な学校をどう過ごしていくのか。。。
———1−D———
。。。入学して一週間。。。
今日もクラスはざわざわとしていた。
そんな中、私と穂菜美は二人でいた。
その時。
「ねぇ〜あんたたちぃ〜」
「!!!!!」
突然背後から声が聞こえた。
呼ばれているのは私たちのようだ。
「は…はい?」
そこにいたのはド派手で化粧、ピアス、ガラの制服を着た城甲紗莉という人がいた。
髪は長く思いっきり巻いてある。
「あんたらぁ〜ダサすぎぢゃ?もっと化粧とかなんやらしてくんなぁい??」
「え…?でも…ここ学校…「あ゛?いちいちうぜぇなぁ!」
「!!!!!」
由愛が言う途中、紗莉がキレた。
由愛達の周りはいつのまにか女子達で囲まれていた。
「いい〜?明日からして来いよぉ?」
「地味な奴がいたらこっちまで地味になっちゃうしぃ〜」
「女子はイメチェンするのが当たり前でしょ〜?」
口々にしゃべる女子。
≪ど…どうする…穂菜美…≫
≪化粧なんて無理!したことないし!≫
≪でもやらなきゃいけない雰囲気じゃない…?≫
口をもごもごさせながらも穂菜美はしゃべった。
「あ…あの…私たち…化粧したことないので…」
「ハァ???だっせぇ!!!」
「ギャハハハ!!!」
大笑いしだす紗莉達。
【そ…そんなに言わなくても!】
「あんたたちぃ〜いいのぉ〜?しなかったらあいつらに苛められるよ??」
「え…?」
そういうと紗莉達が向いた方向は男子の軍団。
その中に女子らしき人が一人いた。
【何してるの…?】
「あの子、男子の奴隷だよぉ。名前は久野藍花。あいつもあんたたちと同じ地味でださい奴だったよぉ?」
「え…」「奴隷…」
「これは忠告よぉ?ださければださいほど男子にやられるから」
それだけいうと女子の群れは教室から出て行った。
久野藍花…。彼女もごく普通の生徒。
でも…気に入られなかったせいか、今は男子の奴隷。
「ど…どうしよう…穂菜美…。化粧なんて…無理…」
「でも…ダサかったら奴隷になるんだよね…?」
「うん…。」
1−Dの掟。
それは。。。
このクラスで一番ダサかった女子が…男子の奴隷になるということ。。。
つづく。。。
- Re: 私…何かした…?—悪夢のクラス— ( No.4 )
- 日時: 2011/08/25 12:58
- 名前: マィヵ ◆UbQztIuXpw (ID: GudiotDM)
- プロフ: ━モウダメポ━(☆´д`)━(゜Д゜〃)━ハウハウ━
003。。。超ヤンキー 竜。。。
私と穂菜美が悩んでいるとき、「ドン!」と大きい音がした。
それは男子の方だった。
「おい。今なんつった?」
そう、怖い目をして言うのは…
学校一の超ヤンキー。奥羽竜。
竜は金髪で喧嘩も一番強いらしく誰も逆らえない。
竜のせいでD組は派手に荒れているのだ。
今の大きい音は竜が机を蹴った音だった。
「ご…ごめんなさい…」
「あ゛?テメー奴隷のくせに…口答えすんじゃねぇよ!!!」
藍花に強い暴言を吐く竜。女子にもお構いなしだ。
周りの女子はクスクスと笑っている。
一部は見て見ぬふり。一部は何も気にせず知らんぷりをしている。
由愛と穂菜美も…怖く、見て見ぬふりをした。
藍花は段々と涙を流していた。
相当竜が怖いのだろう。
泣くのに気づいた竜は藍花を突き飛ばした。
「ドン!」 「いっ!」
藍花の襟を持ち上げた。
「泣き虫め。これで終わりだと思うなよな!!!」
「自業自得。」
「気色悪。」
「キモ。」
口々に痛い男子の言葉が胸に突き刺さる。
藍花はたまらず男子を避け、走って教室を出て行った。
「あ〜あ、逃〜げた」
「これでまた、一週間延長」
「竜怖ぇ〜www」
そういうのは竜の連れの
阿田拓真。松木裕也。嶋崎恭亮だ。
奴隷になるのは一ヶ月。逃げたり、逆らったりすると一週間伸びるらしい。
「あいつが勝手に逃げただけだろ?」
「だよな〜!」
「ギャハハハハハハ!!!」
すると、由愛は竜と目が合ってしまった。
「あ゛?なんだテメー。文句あんのか!」
「あ…いえ…違います…」
【こ…怖い!!!】
【あいつも狙おうか】
竜はそのまま教室を出て行った。
その他3人と。
竜が出るとまた教室はざわめきだした。
いつもと一緒…。何も変わらない。
「由愛…怖いよ…あの人たち…」
「う…うん…」
由愛はまだ固まっていた。
周りはいつもと一緒だ。
。。。でも。。。
何かが迫ってくる感じがする。
なにかが。。。
そのなにかが。。。私にはわからなかった。。。
つづく。。。
- Re: 私…何かした…?—悪夢のクラス— ( No.5 )
- 日時: 2011/08/26 22:40
- 名前: マィヵ ◆UbQztIuXpw (ID: GudiotDM)
004。。。奴隷変更の危機。。。
昼休み___。
私はその日は係の仕事で校庭にきていた。
ボランティア係っていうのも疲れるわ。
…しかも今いるところは男子のたまり場。
いっつもここで屯っているらしい。
しかも…極悪最強超不良ヤンキー竜さんがいらっしゃいます。
私はあの恐ろしいオーラが嫌いなので何も言わずに…
立ち去ろうとした・・・のに・・・
「…おい。まて」
【ビクッ!!!!!!!!!!】
学校一ヤンキーの竜さんが恐ろしい声をかけた。
それに反応し体が勝手にとまった。
「あんたって同じクラスのさー」
一人の男子が言い放った。
…私の周りには男子の集団が…。
逃げようとしたがすぐに囲まれてしまいました。
怖い…早く行ってよ!!!
「へぇ〜なかなかいじゃんw」
「お前も次のターゲットにしてやろうか迷ってんだよ」
「…え…」
「…でもアンタ結構イイから俺の相手してやるんなら見逃してやろうか?」
「あ…相手って…」
「わかんねぇか?こーゆー事だよ」
…そういうと竜は周りに合図した。
それに伴い恭亮と拓真は私の手を掴む。
そのまま壁に押し倒した。
ドン!!!
「いっ!!」
手に力を入れても男子の威力に勝てるはずがない。
全くを持って無意味。
「や…やめて…く…ださ…い!」
震える口を精いっぱい動かす。
「震えちゃって〜か〜わいい」
そういって脅かす裕也。
そして竜はグイッと私の顎を持つ。
「おとなしくしとけや」
「!!!」
竜は私の服に触れる。
そのままブレザーのボタンを引き破りリボンも同時に取る。
シャツのボタンも一気に破る。
「やめて!!!!」
「うぜーからもっとけ」
「やめ…んんんんんんん!!!!!!!!!!!!」
唯一の手段と言った叫ぶ事は恭亮の手によって封じられた。
これで何もできない。
そしてついに下着部分までいかれた。
「お前結構でけぇー」
「マジだww」
「Dぐらいまであるんじゃね?」
周りの男たちはニヤニヤして言う。
【…お願い…もうやめて…】
…そして竜が手を伸ばす寸前にこう言った。
口を使えるように一時解放された。
「最後の確認だ。明日から一ヶ月奴隷になりたいか?
もし嫌ならコレを毎日ヤる」
「え…嫌!!!それなら…奴隷の方がまだマシ…!」
「へぇ〜…お前奴隷の内容…全部しらねぇだろ?」
「え…?ただ…男子の言うこと一ヶ月聞いてればいいんでしょ?」
「それだけではスまねぇ」
「学校の約9時間毎日奴隷」
「いったことできないなら+一週間追加」
「あまりにもふざけた態度とったら手とか足、動いちゃうよ?」
「まぁー女子がやるいじめみたいな奴と比べたらカスだな」
恭亮、拓真、裕也、竜が順番に話した。
「そ…そんな…。そんなの…絶対に嫌だよ…」
「そうだろ?だったら…コレ、続きやるから」
【…何も言えない…。だって…ここで反対したら…地獄の奴隷が
待っている。…だったら…こっちの方がっ!】
「何もいわねぇぞこいつ」
「こっち選んだかw」ハハハw
竜が再度手を伸ばす。
絶体絶命と思われたその時。
キーンコーンカーンコーン
昼休みの終わりのチャイムが鳴った。
【や…やった…】
「うわ〜いいタイミングで〜」
私は少しホッとした。
だが次の竜の言葉で愕然とした。
「この続きは明日だ」
「…え…?」
「今日と同じ時間にこの場所にこい。
来なかったら強制的に奴隷」
「嘘…」
「それから———」
パシャ
【!!!!!!!!!い…ま…】
「この写真一斉にばら撒く」
「!!!!!!!!!」
そう言って竜は今私の無残な姿を携帯に収めた。
「「ギャハハハハハハ!!!」」
周りはニヤニヤとした表情で私を見ている。
「やめてください!!!早く消してよ!!!」
体全身が熱くなっていく。
私は目の前で自分の姿を見せつけられている
写真を一刻も早く消したくてたまらない。
竜の携帯を取りたいが未だに男子二人に両腕を
抑えられているため手が言うことを聞かない。
ただ叫ぶことしかできない。
「じゃー明日ココに来いよ」
「・・・・・」
「無視?じゃー今すぐ男子全員に一斉送——」
「来…きま…すっ…」
私が力ない言葉で言うとようやく手を離してもらった。
それと同時に地面に崩れ落ちた。
そうしてやっと竜達はその場を去った。
———笑いながら・・・。
私は服を持って近くにあったトイレに隠れた。
そして個室で…泣いた。
泣いて泣いて泣きまくった。
男子の前では泣きたくなかったのか一斉に涙が出てきた。
「ど…どうしてあたしがっ!!!もう嫌!!!」
由愛の地獄は…まだ始まったばかりだった。。。
つづく。。。
- Re: 私…何かした…?—悪夢のクラス— ( No.6 )
- 日時: 2011/08/26 22:36
- 名前: マィヵ ◆UbQztIuXpw (ID: GudiotDM)
あ〜もうすぐ夏休み終わるな〜
↑
独り言です。
- Re: 私…何かした…?—悪夢のクラス— ( No.7 )
- 日時: 2011/08/27 23:51
- 名前: マィヵ ◆UbQztIuXpw (ID: GudiotDM)
005。。。地獄の始まり。。。
———次の日。
私はいつものように学校へと向かった。
…昨日と気分が逆になったまま。
「由愛!おはよ!」
「…穂菜美…おはよ」
「…どしたの?元気ないね?」
「ううん。何にもないよ」
私は穂菜美には言わなかった。
…嫌…言えるわけがない。
あんな無残な写真をとられて男子達のいいなりになったなんて。
…しかも学校一のヤンキー竜だなんて。
それから教室に入るまでずっと無言だった。
中に入っても風景は全く変わっていない様子。
…でも一つだけ大きく変わっていた。
…それは。
男子の奴隷だった久野さんが解放されたこと。
竜自ら解放命令を出したらしい。
それにはみんなも驚いていた。
次は誰になるのかハラハラしている人もいる。
中には今度は自分が来るのではないかと緊張している人も。
…でも私は驚かなかった。
だって…男子達は私を狙っているから。
今だって入った途端、竜と目があった。
「…由愛?」
穂菜美が心配そうに声をかけてくる。
「ごめん。早くいこ」
席に座ると後方からまた甲高い声が。
「久野。解放されたらしいけど次誰になるんだろうね!」
「決まってるじゃん!あいつらよ!」
「だよねー。ダサいしキモいし古すぎだし!」
「「「ギャハハハハハ!!!」」」
…なんとでも言って。
どうせ私なんだから。
——————。。。
・・・そして・・・昼休み。
私は“あの”約束通り校庭へ出た。
穂菜美にはボランティア係の仕事と言っておいた。
穂菜美には迷惑かけたくない。
こんなことに巻き込んでほしくない。
ターゲットは…私一人でいいんだから。
校庭に出て昨日と同じ場所へ向かった。
…そこには…やはりいた。
昨日の4人とその他にあと3人くらいいる。
あの人の顔を見るだけで全身が震えだして止まらない。
震える足を一歩一歩踏み出す。
男達は段々とニヤニヤし始めた。
「約束通り来たな?」
「来ないと思ったじゃねぇか」
「さっそくだが…脱げ」
「…え?」
竜の一言で心に突き刺さった。
ぬ…脱げ…って…
「あ?何戸惑ってんだよ。奴隷にならない代わりだろ」
「アンタ。昨日約束しただろ?」
た…確かに約束したけど…脱ぐなんて絶対に嫌!!
死んでも絶対に脱ぎたくないよ!
「嫌…嫌!!!」
私は後ろへ振り返り逃げだそうとした。
…だが…
「!!!」
後方には私が逃げないようにするためになのか
男子が2人ほどいた。
道を完全にふさいでいる。
…逃げ場がない。
「何逃げようとしてんだよ」
「お前に逃げ道なんてねーぞ?」
「分かったんなら…ほら?」
竜が顎で示す。
しかもどんどん私に近づいてきた。
…怖い…。しかも恐怖と震えのせいか、足がまったく動かない。
…そして…。 ぐいっ…
竜が私の両腕を掴みそのまま地面へ倒させた。
「お前。結構可愛いじゃん。俺のになるか?」
竜はニヤニヤしながら言う。
「なっ!!!何言って…」
ビリビリ・・・
「!!!!!!!!!!」
竜は昨日と同じようにブレザーのボタンを一気に破いた。
「やめてっ!お願いだからっ!」
私は必死に抵抗する。手を使って拒否反応を起こさせる・・・
が、それも束の間。
両側からまた2人の男が来て私の腕を抑える。
そして1人の男が私の鼻に何かを当てた。
【…何これ…。なんだか…気持ち悪い…】
頭全身がくらくらする。
・・・そして私はそのまま・・・
———意識を失った。
つづく。。。