社会問題小説・評論板
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- “復讐”遊び
- 日時: 2011/02/20 21:52
- 名前: +。*ストロベリー*。+ (ID: 6PSxBKjg)
人物紹介
木ノ下 李梨花♀小5
紗由里に虐められていた。
美乃律 紗由里♀小5
李梨花を虐めていた主犯。
元お嬢様
日野 明日香♀小5
紗由里の取り巻き&李梨花の友達
&
古宮 翔香♀小5
明日香 と同文
- Re: “復讐”遊び ( No.1 )
- 日時: 2011/02/22 16:40
- 名前: +。*ストロベリー*。+ (ID: zXm0/Iqr)
李梨花「ヒィッ?」
あたしは下駄箱を開けて絶句した。
上履きの中までギッチリはいっているゴミとなにか。
吐き気がする。
そして高い笑い声。
沙梨奈「あ〜らごめんなさい。
あまりにも汚いからゴミ箱かと思っちゃってさぁ〜」
明日香「ホントホント!」
翔香「もう学校こないで・・・!」
沙梨奈があたしを蹴ったり殴ったり・・・。
もう慣れたけど。
翔香・・・明日香・・・あたしの友達。
そして裏切り者。
でも・・・なぜか怨めない。
沙梨奈意外はね・・・。
沙梨奈は超お嬢様。
それに比べてあたしは・・・施設にいて、それを知った沙梨奈がいいこ
とにあたしは沙梨奈のターゲットとなった。
もうこんなの嫌だよ・・・。
でも・・・そんななか、あたしにとっての『カミサマ』のような人が現
われ。
- Re: “復讐”遊び ( No.2 )
- 日時: 2011/02/22 17:39
- 名前: +。*ストロベリー*。+ (ID: zXm0/Iqr)
あたしはボロボロの体で施設に入った。
涙がこぼれてくる。
もう嫌だ___
何回もいってるけど自殺とかは考えていない。
誰か___助けてくれる___嘘だといってくれる___
そんな気がしていた。
こんなとき、親がいてくれたら少しでも楽なのかな?
あたしの両親は___無理心中で___車ごと海へ飛び込んだ。
あたしは割れたフロントガラスから自力で脱出。
でも___あたしより体の大きい両親は___それに、あとでわかった
ことだが、お母さんは睡眠薬を飲んでいたみたいだった。
それと___お父さんがリストラされたこともわかった___。
あぁ___あのときあたしも死んでればよかったのに___。
コンコン
ふいにドアが叩かれた。
音が静まり返っていた部屋に響く。
小さな声で返事をした。
声をまともに出したら本気で泣きそう。
ドアが開く。
でてきたのは施設の人ではない。
2人___優しそうな男の人と女の人。
あと1人、施設の川村さん。
川村「あのね、もしだけど・・・あなた___李梨花ちゃんをね。
この___木ノ下孝雄さんと木ノ下京子さん夫妻がね。
あなたを___」
川村さんが言った言葉。
信じられない。でも・・・もしそうなら・・・死ぬほど嬉しい___
でも___あたしみたいなのでいいの?
本当に?
いいの___?
京子「あのね__あたし達、貴方のことを前から見ていたの。
いつも下を向いて帰っていくあなたをみて助けたいって思ってね
もしよかったら・・・」
京子さんがあたしに優しくいってくれた。
孝雄さんも優しい表情をしていた。
あたしは震えた声でいった。
李梨花「本当に私でいいんですか?」
孝雄「あぁ___。君がいいならねぇ___。」
2人とも優しい顔___あったかい___
李梨花「・・・お願いします___お父さん、お母さん___」
涙ぐんで___悩んで___笑顔でいった___
- Re: “復讐”遊び ( No.3 )
- 日時: 2011/02/22 19:04
- 名前: +。*ストロベリー*。+ (ID: zXm0/Iqr)
あたしはすぐに施設をでて、木ノ下家にいった。
李梨花「わ・・・あ・・・大きい・・・!」
あたしは家・・・いや、豪邸をみて驚いた。
だって沙梨奈の家より大きいんだから・・・
京子「フフ。驚いた?」
李梨花「は・・・はいっ!」
孝雄「今度服をかいにいこうね」
京子さん・・・いや、お母さんもお父さんも優しくいってくれた。
家に入ると大理石の床の上にカーペットがしかれていた。
李梨花「ここが・・・あたしの家・・・」
京子「貴方の部屋は2階よ。案内してあげるわ。」
お母さんの暖かい手にひかれて2階へいった。
階段からすぐ右にあたしの部屋があった。
開けると、白やピンクのカーテンやクローゼット、タンス、机やいすがおいてあった
た。
服も元からけっこうある。
150からあるからあたしでも着れる。
それに広さは・・・
京子「大体・・・35畳くらいあるかしらね?」
李梨花「うえぇぇええ!?そんな部屋いいんですか!?」
京子「ええ。明日は学校をお休みして色々買いに行きましょう。
学校にも色々話さないとだしね。」
こうして・・・あたしの超お嬢様生活がスタートした。
- Re: “復讐”遊び ( No.4 )
- 日時: 2011/02/22 20:53
- 名前: +。*ストロベリー*。+ (ID: zXm0/Iqr)
次の日___
李梨花「ンッ・・・朝?」
あたしはふかふかの布団をはぎ、起き上がる。
白くて超綺麗な部屋を見渡す。
李梨花「そういえば・・・昨日からここにいるんだっけか」
近くにあった時計を見る。
もう8時を過ぎていた。
昨日は疲れ切っててすぐ寝ちゃったんだ・・・
こんなにゆっくり寝たの初めて・・・
カチャ・・・
京子「あら、李梨花ちゃん起きたの?偉いわねぇ。
じゃあクローゼットに少し服用意しておいたから着替えて1階に
おいで。」
そういうとお母さんは1階に下りて行った。
あたしは起きてクローゼットを開ける。
可愛らしい暖かそうな服が5着くらいあった。
そのなかから白いフワフワして女の子っぽい服を着て1階へ駆け下りた
孝雄「おっ、李梨花ちゃんおはよう。」
李梨花「お・・・おはようございます。」
しばらくしてSランク級(あたしからして)の朝ごはんを食べ終わり、
出かけることにした。
お父さんは学校に色々話したあと仕事らしい。
京子「じゃあ行きましょうか?」
ニコッと笑いリムジンに乗った。
そして近くのショッピングセンターにいった。
- Re: “復讐”遊び ( No.5 )
- 日時: 2011/02/23 09:22
- 名前: +。*ストロベリー*。+ (ID: zXm0/Iqr)
服は何着も何着も買い、トータル3万以上くらい・・・やばしこー(笑
気がつくともう夕方。
家に帰る。
あぁ___そうだ明日は学校だ。
無理なお願いをしてみるか。
李梨花「あのねお父さん、お母さん。」
孝雄「どうしたんだ?」
李梨花「あたしお金持ちの奴に2年間も虐められていたの。」
京子「!!!」
2人とも驚いてる。
でも本当なんだ___。
李梨花「もしよかったらだけど__________」
孝雄「いいだろう。」
京子「じゃああたしたち出かけてくるから明日の準備しててね。」
ふふ・・・これで“復讐”ができるわ・・・