社会問題小説・評論板
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 男性恐怖症少女〜児童ポルノ被害者ノ証言〜
- 日時: 2011/10/18 03:47
- 名前: メランコリックソーダー (ID: f/YDIc1r)
あい、初めましての方が殆どかと思われます、メランコリックソーダーです
略してメランコリック、ソーダー、メラソでも何でも呼んで下さい
えー、これは若干私の体験談が入っております
それでもいいおbという心の広い方はそのままお進み下さい
- Re: 男性恐怖症少女〜児童ポルノ被害者ノ証言〜 ( No.1 )
- 日時: 2011/10/18 03:54
- 名前: メランコリックソーダー (ID: f/YDIc1r)
プロローグ
日が沈んだ後の町は、涼やかな空気が道を駆け抜けてとても居心地が良い
夏の終わりももう近くて、蒸し暑さを感じることも少なくなった
そんな気候だと、小学生はついつい遊びすぎて暗くなってしまう事が多い
薄暗い裏路地を走っている少女が、そこに居た
街灯は頼りない光を放ち、道に少女の小さい影を落とす
彼女はいつもどおり友達と遊んでいたら、うっかり門限を過ぎてしまったので急いで家に向かって走っているのだ
無邪気な目には、心なしか焦燥感が浮かんでいるように見える
だからこそだろうか、彼女はその背後にある気配に気づくことが出来なかった
ひたひたと、危険は迫る————
- Re: 男性恐怖症少女〜児童ポルノ被害者ノ証言〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/10/18 04:11
- 名前: メランコリックソーダー (ID: f/YDIc1r)
第一章 始マリノ悪夢
第一話【黒い足音】
暗い裏路地を、ただひたすら走る
早く帰らなくちゃ、お母さんに怒られちゃう
本当は、大通りを通って帰りなさいっていつもは言われてる
けど、今日だけは近道の裏路地を走っている
ああ、こんなことになるならもっと早くあの公園を出ていれば良かった
そう思うけれど、今更後悔したってもう遅い
額から顎にかけて汗が滑り落ちる
それを拭うことすらしないで、私はただ走った
あと少しで家に着く場所まで来て、私は足を止めて膝に手を着き、息を整えていた
体が酸素を必要としているのがズキズキするほど分かって、喉がヒリヒリする
息を整え終わって歩き出そうとしたら、反対の方向から力が加わった
肩を鷲づかみにされ、近くの茂みの奥に引き込まれる
何が何だか分からなくて、怖かったけれど一瞬硬く瞑っていた目を開けた
そして私が見たのは、めがねをかけた知らないおじさんだった
「だ・・・だれ!?」
私が思わず驚いてそう問いかけると、おじさんはにやりと口の端を怪しく持ち上げて押し倒してきた
頭を地面に打ち付けてしまうが、幸い芝生だったのでそこまで痛くなかった
痛い、と言おうとしたとき、首に生ぬるい吐息を感じた
その次に、妙に硬い唇の感触
一瞬遅れて、首筋に吸い付かれたのだと理解した
理解してしまったら、もう現状が怖くて仕方ない
これからどうなってしまうのか、自分がこれから何をされるのか、殺されてしまうのか、それとも生き地獄でも見るのか
兎に角何も分からなくて、怖かった
体の中を恐怖が雷電のように駆け抜け、私は滅茶苦茶に暴れだした
けれど大人の男の人に小学三年生の私が勝てるはずも無く、されるがままだった
怖くて怖くて、涙が滲んだ
お母さん、お父さん、助けて・・・!
体中をねっとりとした手つきで触られ、至る所に噛み後などを残される
痛イ、怖イ、止メテ、助ケテ!
- Re: 男性恐怖症少女〜児童ポルノ被害者ノ証言〜 ( No.3 )
- 日時: 2011/10/20 12:27
- 名前: メランコリックソーダー (ID: nLPrrFyW)
第二話【たすけて】
頭の中がぐるぐるして、世界も回っているような気がして気持ち悪かった
こんなおじさん、全然知らない
親戚にも居ない、ご近所にも居ない、この人はだぁれ?
そんなどうでもいい疑問が右へ左へ揺れていた
そして、暫くされるがままになった後、おじさんがもそもそと自分のジーパンをいじり始めた
「!?」
何だろう、ポケットからカッターでも出されるんだろうか
良くない想像ばかりが頭の中を回る
と、その時、道路のほうから誰かの声が聞こえた
「何をしてるんですか!?」
誰、だろ・・・
ぼんやりとした意識の中で、助かる可能性が出てきたことだけ理解できた
おじさんの体がビクッと強張ったかと思うと、そのまま驚いたように逃げていってしまった
声の主であろう女の人が、茂みを掻き分けてこちらへやってくる
その場に残されたのが私だけだと分かって、その人は安心したような、悔しそうな複雑な表情を浮かべた
「・・大丈夫? どっか痛い所は無い?」
女の人の声色はとても優しくて、温かい
お母さんと、同じだ
私は首を横にふるふると振って言葉に答える
「そう、じゃあまずちゃんと身だしなみを整えなきゃね」
少しだけ笑って、女の人は私の服をきちんと着直させてくれた
さっきの出来事のショックのせいで、頭がぼんやりする
「お家何処? ここの近くかな?」
こくり、と一つ頷く
「じゃあお家まで私が送っていってあげる
そしたら安全でしょう?」
また一つ頷いて、私は家に向かって歩き出した
インターホンを鳴らすと、お母さんが飛び出してくる
「舞っ! 門限はとっくに過ぎてるわよ!」
「・・・ごめんなさい」
お母さんが怒ってるのは私を心配しての事だって分かってる
分かってるけど・・・今さっきあった出来事を話すにはあまりにも心が痛みすぎていた
「今日、近道しようと思ったら・・・道に迷って、そしたら、この人が・・・私が知ってる道までつれてってくれて、もう時間も遅いからって、家まで送ってくれたの・・・」
とっさに考えた嘘
それは今の私が精一杯頭を働かせて煉りだした嘘だったけれど、辻褄は合うはずだ
この話を聞いたら、お母さんはそれを信じてくれたらしく私を引き取ったら女の人に何かお礼の品を渡していた
だけどその時にお母さんが何て言っていたのか、女の人がどんな受け答えをしていたのか、ぼんやりとしている私は殆ど認識できなかった
- 男性恐怖症少女〜児童ポルノ被害者ノ証言〜 ( No.4 )
- 日時: 2011/10/18 12:02
- 名前: 憐夏 (ID: j.vAWp8a)
初めまして憐夏です。
体験談!!ミラソさんこんな怖い思いを・・・。
私でよければ味方になりますよ^^
よければ友達になってくれませんか?
小6なんで馬鹿ですが。
それではまた来ますね。
頑張ってください^^
- Re: 男性恐怖症少女〜児童ポルノ被害者ノ証言〜 ( No.5 )
- 日時: 2011/10/20 12:21
- 名前: メランコリックソーダー (ID: nLPrrFyW)
憐夏さん>
こちらこそ初めましてです。
これ殆どは体験談ですねー・・・。ハイ。
お友達になってくださるなら嬉しいです。
私は現在中学二年生のアンポンタンですw
それではこれからも頑張りますのでよろしく御願いします。
コメント有難うございました!
Page:1