社会問題小説・評論板
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- あなたの存在
- 日時: 2011/10/22 15:46
- 名前: 理御 (ID: D9vJ8bez)
理御という者です(・ω・)
小説書くの下手ですが、見ていただけたらうれしいです!!
- Re: あなたの存在 ( No.1 )
- 日時: 2011/10/22 16:50
- 名前: 理御 (ID: D9vJ8bez)
自分のやるべきことも、言うべきことも
あなたは何もやらない、言わない。
はっきり言うよ。
あなたの存在は、私たちにとって何の意味もない。
あなたの存在は、あの人を苦しめるだけ。
あなたの存在自体が間違っている。
————どうして生まれてきたんですか?
- Re: あなたの存在 ( No.2 )
- 日時: 2011/10/22 17:06
- 名前: 理御 (ID: D9vJ8bez)
1話
いつもと変わらない普通の朝。
私は教室に入る。
麻乃「おはよ、岬!」
岬「あ、おはよーっ!麻乃っ。」
私は音羽 麻乃(おとばね まの)。
1年A組、この辺ではけっこう有名。
家が裕福だから。世間でいう『お金持ち』とまではいかない。
クラスの中でも中心的な存在。
今話している"岬"、初生谷 岬(ういたに みさき)は、
同じ部活で美術部。私たちはこの学校で唯一朝練がない。
だから朝は2人で宿題やったり、話したりするのが普通。
岬「そういえば、今日の学級会で委員会決めるよね!」
麻乃「あぁ…。すっかり忘れてたぁ…。」
岬「うちの学校って小規模だから全員強制ってひどいよね…。」
麻乃「とりあえず"あいつ"と同じ委員会はやだなぁ(笑)」
"あいつ"とは、いわゆる嫌われ者。
草野里名(そうの りな)のこと。
出身小学校が同じで、同じクラス。
草野を除くクラスメート全員嫌っている。
ソフトテニス部なのだが、入部して何カ月もたっているのに
全然上達しておらず、新人戦で出られなかった1年生は草野のみ。
明日夢「おはよ〜!」
岬「あ、明日夢」
明日夢「何話してたの??」
小向 明日夢(こむかい あすむ)。
里名と同じソフトテニス部で、普段は私と岬と明日夢で行動している。
どうやら朝練が終わったらしい。
麻乃「後期の委員会。草野と一緒になりたくないって話してた(笑)」
明日夢「wwwwww」
岬「あ、草野だ。」
- Re: あなたの存在 ( No.3 )
- 日時: 2011/10/22 17:44
- 名前: 理御 (ID: D9vJ8bez)
3話ごとに登場人物のまとめをしていきますね((
2話
岬「あ、草野だ。」
草野が教室に入ると、それまで騒いでいた男子達や女子達が
一斉に静かになり、草野をみる。
麻乃「…。」
私はタイミングを見計らい、
麻乃「あいつがいると空気壊れると思わない?」
岬と明日夢に問いかける。
クラス全体に響き渡る声で。
明日夢「激しく同感するぅー!!」
岬はうなずくだけ。性格がおとなしいからね。
明日夢は草野が自分たちを見ているのに気付き、
自分も草野のほうを見て言った。
お分かりだろうか。
私は草野いじめの中心的存在。
殴ったりけったりするのではなく、影でこそこそやる、
陰湿ないじめ。
——————————————————————
倉石「はい、委員会決めます!」
藤田「黒板の希望する委員会のところに名前を書いてください。」
学級委員の倉石美嘉(くらいし みか)と、藤田晄(ふじた ひかる)が
クラスメートに指示する。
岬「明日夢ー、何にするの??」
明日夢「ん〜・・・環境委員かなぁ?」
岬「じゃあ、うちもそうする!」
麻乃「私は・・・」
私は希望する委員会がない。
前期は環境委員をやっていたが、後期は前期と同じ委員会には
入れないルールがある。
それに他の人とかぶりたくない。
私は女子の希望が1つもない合唱委員会に名前を書いた。
合唱委員会は男女2名ずつらしい。
男子のところには、坂井と田所の名前があった。
岬「まぁーのぉー…。」
麻乃「ん?どしたぁー?」
岬は私の背中を軽くたたく。
岬「草野と同じ委員会じゃん…。」
麻乃「えっ!?」
黒板をみると、草野が合唱委員会の欄に名前を書いている。
———————————————————
藤田「じゃあ、後期の委員会はこのメンバーで決定です。」
明日夢「岬、よろしくね!」
岬「う、うん…。まっ麻乃…がんばってね?」
麻乃「…。」
私は望んでいなかったことが現実になってしまった。
草野と同じ委員会になってしまったから。
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