社会問題小説・評論板
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- 君の隣で・・・
- 日時: 2011/12/02 21:49
- 名前: miko (ID: qRt8qnz/)
初めまして!mikoと申します
久しぶりの小説!
これからがんばるのでよろしくお願いします
- Re: 君の隣で・・・ プロローグ ( No.1 )
- 日時: 2011/12/02 21:51
- 名前: miko (ID: qRt8qnz/)
プロローグ更新いたします
俺のせいだ・・・ 俺が・・・俺があんなことをしなければ・・・
速人は無情にも降りしきる雨の中自分を責めていた・・・
——— 一週間前 ———
「あ・・・雨降ってるよ・・・速人」
優はコンビニの窓に額を寄せて真剣な顔つきで外を見ていた。
その顔があまりにも面白くてオレはつい笑ってしまった。
優はきょとんとした顔で不思議そうにオレの方を見ていた。
「どうしたんだよ速人僕の顔になんかついてるのか・・・?」
優は少し顔に赤みを帯びて俺のほうに近づいてきた。
「いや・・・なんでもないよ」
と、俺は言った。
やっぱり優は男だけどかわいいんだよな無邪気で女みたいな顔しやがって・・・女子にも好かれて
それに比べて俺はみんなから、かわいげがない子供らしくないとかいろいろと悪口言われてさ・・・女子たちには変な目で
見られるし・・・優がうらやましいよ
俺はいつも一人ぼっちだった。クラスのみんなからいろんな悪口言われて寂しくて寂しくて・・・
本当はみんなとも仲良くしたいし友達と遊びたいし・・・でも俺はみんなと話すのが恥ずかしくってあまりしゃべらないから
無口だと勘違いされ結局、自分の本当の気持ちをみんなに伝えられずにずっとひとりで何でもやってきた
でもある日・・・
「おーいお前ら席に着けー!今日はお前らにいい知らせがあるぞーなんとウチのクラスに転校生が来たぞ!みんな仲良く
してやれよー」
転校生・・・先生の話を聞いて少し期待した。もしかしたらこの転校生なら自分の友達になってくれるかもという考えが頭の
中をよぎったが俺は期待しないことにした。
もしそんな考えを持って転校生と友達になったとしても周りのやつらの反応を見てればきっとそのうち転校生も
俺のもとを離れていってしまうのではないかと思った
そしたら俺はまた一人ぼっち・・・もう傷つきたくない・・・そう思ってたのに・・・
「こんにちはー、僕は舞城 優です♪お父さんの転勤で上北中学校からここの中学に転校してきましたーよろしく☆」
転校生は俺の思ってたイメージとはちがった爽やかな表情で自己紹介をしていた・・・彼は背が小さく女のような顔つきだ
「じゃあ・・・席はどーすっかなー・・・そうだ、席は・・・藤岡 速人の隣だ・・・いいなー」
先生は言ったが教室のみんなは了解したものの不満そうな表情だった
転校生は俺に話しかけてきた
「藤岡・・・速人君っていうの?かっこいい名前だねぇー、僕は舞城 優だよー優って呼んでねー♪あ、そうだ君の事は速人って呼んでもいいかなー?エヘ☆」
俺は答えてもいいのか少し戸惑ったが彼の笑顔を見ていたら思わず返事をしてしまった
あれほど自分の中でもう傷つきたくないとか願ってたくせにあっさり返事したってことはやっぱり心の奥深くでは友達が
欲しいと思ってたのかな?
でもたとえ友達になったとしても彼を傷つけてしまったら彼は僕みたいになってしまうのだろうか
そのときはその事しか頭になかった
でも俺は決心した友達が欲しい・・・分かり合える友達がほしい…そう思っていた・・・
- Re: 君の隣で・・・ 第壱話 ( No.2 )
- 日時: 2011/12/02 21:52
- 名前: miko (ID: qRt8qnz/)
続けて更新します
今日は、日曜日に優とゲーセンへ行く約束をした。
いつもの俺ならそんな事には一切興味を持たないだろう・・・でも、優が俺と行きたいとあまりにもせまってきたから
許可を出してしまった・・・なんでだろう優といると小さいころのなつかしい人が・・・でもよく思い出せない・・・なぜだろう
「はやとーどしたの?考え事?なに考えてたのー?」
いきなり話しかけられたせいか俺の心臓は速いスピードでドクドクと脈打っていた
「いや・・・なんでもない。それより優、日曜日はどこに集まればいいんだ?」
何を言ったか分からなくなってきたよく分からなかった。自分の考えを悟られたくなかったのか・・・それとも・・・
「速人はどこら辺に集まりたい?なるべく家の近くのほうがいい?ゲーセンの近くがいい?」
ひっきりなしに話しかけてくる優を見て俺はこんなにしゃべりかけてくるやつ見たことないと心の中で思った
「俺はどっちでもいいよ優の好きなほうにしろよ」
と、答えたが優のほうは納得してない顔をしてこう言った
「速人の好きなほうじゃないとイヤー」
優は頬を膨らませて俺を見つめた。なんでだ?なんでこんなに俺のことを気づかってくれるのだろう
俺なんかの・・・どこがいいんだろう?
「優、なんで俺と遊ぶんだ?俺はクラスで友達もいないのに・・・俺なんかと遊んでたらお前までいじめられるぞ?」
優は、俺がいきなりそんなことを言い出したものだからからびっくりしたように見えた
「なんでって、そんなの決まってんじゃん速人と友達になりたいからだよー♪」
友達・・・その言葉を聞いたとたん俺の心の中は何か重い物をどけてもらったようにとても軽くなった
今までそんなこと誰にも言ってもらったことがなかった俺は胸になにかがつのるような感じがした
目から涙が溢れ出してきた・・・おさえようとしても抑えきれない。嬉しいのにどんどん涙は溢れてくる
「ど・・・どうしたの!?僕・・・僕なにか速人の嫌がるようなこといった?」
優はいきなり俺が泣き始めたのを見てとてもびっくりしていた・・・自分の感情が抑えきれなくなった俺にやさしく
接してくれる優・・・俺はそんなことをしてくれる優にとても感謝した。
伝えたい・・・自分が今まで抑えてきた感情を寂しかったんだって・・・優が友達といってくれたことがとても嬉しかったと
言うんだ・・・自分の言葉で優に伝えよう。
「お・・・俺は、いつもいつも・・・ひ・・・ひとりぼっちで・・・・・・優が俺に友達っていってくれたのが嬉しかったんだ
そしたら・・・自・・・自分が今まで我慢してきたが何かが、お・・・抑えきれなくなってそれで・・・それで・・・」
泣いている俺に優はやさしく微笑んでくれて抱きしめてくれた
「速人はいつも一人で寂しかったのか・・・誰にも話せなくてひとりで寂しさをこらえてたんだね・・・」
優は母親のように優しい言葉をかけ涙でかおがぐしゃぐしゃになっている俺にハンカチを差し出し
「これで拭きなよ」
と一言いい手を握ってくれたそして
「これからはもう一人ぼっちじゃないよぼくは君の友達!速人の友達だよっ!!」
やさしく俺を撫でて優は帰ろう・・・と静かに言った俺のカバンを持ち
俺と手を繋いで家まで一緒に来てくれた。
「ここでいいよ・・・優・・・今日はありがとう・・・俺の気持ちを聞いてくれて嬉しかった」
優は少してれてるみたいで顔が赤かった。
「そんな・・・たいした事じゃないよ。あーっ!!忘れてた!!」
いきなり優が大声を出したので俺は驚いた
「ど・・・どうしたんだ優?」
優はこっちを向いて言った
「ゲーセンどこに集合するのか決めてなかった・・・どうしよう・・・そうだ!いま決めちゃおう!!」
集合場所・・・すっかり忘れてた今さっきまであんなことがあったからそっちのけで・・・優が思い出してくれなかったら
俺はきっと忘れていただろう・・・
「優・・・集合場所はゲーセンの近くに新しくできた喫茶店知ってるか?えーと名前は・・・」
しまった・・・すっかり喫茶店の名前を忘れちまった・・・どーしよう・・・なんでこーいう時に名前忘れちまうんだろ
優の役に立ちたいと思ったのに・・・俺のドアホ!!
自分の中で自分のバカさかげんに腹が立ってきた・・・これじゃ優の役に立つどころかむしろ足手まといじゃねーか!!!
思い出さなくちゃー・・・
「ポポロ・・・ポポロだった気がするよ」
優は不安げにその喫茶店の名前を言った。きっと名前があっているかどうか不安だったのだろう
だがその喫茶店の名前は優の不安とは裏腹にもあっていた
「そっ・・・そう・・・ポポロだよポポロ!すげーなー優は一発で当てちまったよ!」
優は笑顔を見せた。結局、喫茶店「ポポロ」に集合することになった。
その日の夜はいつもとは違う夜でこんなに楽しい気分になったのは初めてだった。親が何を言っても気にしないことにした
こんな楽しい夜を誰にもジャマされたくないのだ
俺は思った明日も明後日も、また次の日も・・・優がいてくれれば毎日が楽しくなるようなそんな気がしていた・・・
そう思ってた
・・・そのときまでは・・・
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