社会問題小説・評論板
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- 復讐 オリキャラ募集
- 日時: 2011/12/26 18:15
- 名前: DQ>(・A・;) (ID: HKLnqVHP)
DQ>(・A・;)と申す者です。
DQ好きすぎてやばいです。
いつも二時創作ばっかりしてるんですけど、いじめ小説も書きたいなぁと・・・・
初書きなんで長下手だと思います・・・・宜しくお願します(深礼
オリキャラ募集中です。
[登場人物紹介]>>1の下のほうに応募用紙があります
【目次】
[登場人物紹介]>>1
[01]>>2 [02]>>3
- 登場人物紹介 ( No.1 )
- 日時: 2011/12/23 14:15
- 名前: DQ>(・A・;) (ID: HKLnqVHP)
[登場人物紹介]
鈴木 優(スズキ ユウ) ♂/15歳 (主人公)
上々云東A中(ジョウジョウウンヒガシエー中)に通う受験中の中三。秀才。
性格は超気弱。何かあっても言い返せなく、また言い出せない。
背は150cm程。髪は黒、目は茶色っぽい。
都会から田舎へ転向してきて、いじめのターゲットにされている。
テストで陽に勝ち、学年トップになった。
今まで一番だった陽は優を苛めるようになる。
上々云 陽 (ジョウジョウウン ヨウ) ♂/15歳
上々云東A中理事長の息子で優と同クラス(3−A)。
馬鹿でも賢くもない。
性格は俺様、ドS。自己中心、理事長の息子という特権を使う。
背は170cm程。髪は金(染め)、目は黒。
優を苛めるいじめのリーダー。
浦瀬 瞭(ウラセ リョウ) ♂/15歳
上々云東A中の三年生。秀才。
優が転向してくる前に学年トップだった人。
性格は大人っぽくて口下手なクール。
瀬は160cm程。髪は生まれつきの茶髪、目も生まれつきの緑。
優が転向してくる前いじめに耐えられなくなり不登校となる。
学園生徒も募集します(深礼
下記をコピペして応募是非宜しくお願します!
[募集用紙]
名前:(振り仮名をお願します)
性別/歳:(歳は13,14,15歳に限ります)
性格:
用紙:
備考:
ありがとうございました。
- [01] ( No.2 )
- 日時: 2011/12/24 09:52
- 名前: DQ>(・A・;) (ID: HKLnqVHP)
[01]
「嫌、嫌だっ!!や・・・・・・・!やめてーっ!!!」
涙がポタポタと滴っていった。
そんな僕を境に、リーダーの彼は不適に笑っていた。
「・・・・フフッ」
『またやってるの・・・・男子達』
『でも・・・逆らえないよね・・・私達も、苛められたくないし・・・・』
『俺は知ーらない・・・・・っと・・・・』
『俺もそうしよ。関わってない、関わってない』
周りから、いろんな声が聞こえる。
同情の声や、差別するような声・・・・
—『自分は、苛められたくない』—。
だから、皆は僕を無視する。
奴に従う。
苛める。
何一つ悪いことしてないのに・・・・・・!
いじめが始まった理由は・・・・
細かく話すとこうかな。
僕は鈴木優って言うんだ。中学三年生で、受験に忙しい。
そんな中、3ヶ月前お父さんが転勤でここ、
頭は良くも悪くもない普通の『上々云東A校』に転校した。
前言ってたところは都会のエリート学校。
自分で言うのもあれだけど、前の学校でも成績トップを
飾っていた僕には、ここの学校は簡単すぎた。
授業なんてサボっても全部わかるぐらい。
でも、地元で一番レベルの高いところはここだったんだ。
そして、優苛めのリーダー・・・
『上々云陽』
・・・・彼がここの学校の理事長の息子で、学年トップを誇っていたらしいんだけど。
2ヶ月前の中間テストで・・・・
————————————————
一位・鈴木優
二位・上々云陽
————————————————
抜かした。僕が、奴の成績を・・・・
僕はしらなかったんだ。
・・・・・これが、『いじめ』の開始だってことに——。
彼は、常に何でも『一番』で過ごして来た。
以前、僕が転校してくる前、陽を抜かす人がいたらしい。
その人は、陽と、クラス中に苛められ・・・・現在、不登校らしい。
クラスもクラスで、彼らは陽に従わなければ
自分も苛められるのが嫌だからしぶしぶやる人と、
自分から進んで陽のいじめメンバーに加わり苛めている奴もいる。
僕の両親は知らない。だってここは寮生の学校だから。
先生達も知らない。皆口を噤んでいるから。
そうして、僕へのいじめが始まった。
いじめが始まり約2ヶ月。
最近は、不登校になろうかと・・・最悪の場合、自殺しようかと・・・・考えている。
毎日、泣いて、誤って、殴られて・・・・
そんな僕みたいな人間、生きてる価値なんてないんだ。
僕は手首を一日に一回ずつ最近切るようになっていた。
何処まで追い込んでいるのだろう?
さっさと降参して死ねば、楽になるんじゃないかな?
コレが、いつも思うこと。けど、中々無理な物で・・・
僕は、死ぬならいつか復讐してから死にたい。
それまでは必ず耐えるって決めた。
・・・・話が暗くなったね。
じゃあ、本物の話をしようか。今の、現実の話を。
- [02] ( No.3 )
- 日時: 2011/12/24 14:51
- 名前: DQ>(・A・;) (ID: HKLnqVHP)
[02]
—理科準備室—
だんだんと顔に近づいてくるトイレ用のモップを目の前に、僕は喘ぐ。
「お願い、お願いだから・・・・やめて・・・・・!」
「いや、掃除しなきゃねぇ?君は汚れているからさ。
カンニングだろ?だったら汚れたその手を綺麗にしなきゃね」
「違うっ!!カンニングなんてしてない。やめて、離してぇっ!」
顔にモップが擦り付けられた。
そして、誰かがモップの磨く部分を口に突っ込んだ。
口の中に酷い味が広がった・・・・・
逃げたくても、いじめのメンバーが僕を押さえつけてて動けない。
<キーンコーンカーンコーン・・・・・・>
・・・静かに、チャイムがなった。
陽がモップを離し、言った。
「・・・・フフッ、綺麗になるどころか逆に汚くなったようだ。洗ってあげようか」
すると僕に泥で汚れた水がかけられた。
真冬で唯でさえ寒いのに、水をかけられて更に寒い。
「ああ・・・・、後片付けお願いね」
陽が言うと、彼らは笑って出て行く。
「ううッ・・・・もう、嫌だ・・・・・・・・」
小さく呟くと、理科室の雑巾を使い、床を拭いた。
そしてモップとバケツをトイレに戻すと、静かに教室へ向かった。
教室に近づき、扉を開けようと取っ手に手をかけると・・・・・
「鈴木はいないのか!?今日は欠席じゃないはずだが?」
荒井先生!?次、国語だっけ?
荒井先生とは、学校一怖い先生のことである。
先生が怒鳴ると、僕は今すぐにも入っていこうと思った・・・・が。
「鈴木君なら、理科室に居ましたよ。何かしてました」
陽・・・・・!!
何かしてたのは、お前達だ!僕を散々いたぶったくせに・・・・・!
「何か?あいつは何をやっているんだ!」
先生の怒鳴り声が聞こえる。
・・・・仕方ない。
僕は一つの嘘をつくことにした。
<カラッ>
乾いた音を立てて、扉が開いた。
「遅れてすいません・・・・・飼育当番の仕事でインコの餌がなくなってて・・・・
理科室に探しにいって、あったんで外に戻ったら、運悪く水、頭から被りました」
これで、大丈夫なはず・・・・
運よく僕は今日飼育当番だし、餌は理科室にあるし、
外では水やりをしている1年の女の子がいた。
「そうか、そういうことだったのか。なら座ってよし」
「ありがとうございます」
僕はグショグショに濡れた制服のまま席に着いた。
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