社会問題小説・評論板

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希望の涙と絶望の涙 〜短編〜
日時: 2012/01/16 22:46
名前: 菜々希 奈菜 ◆mkSlAKVcCY (ID: CFE7lDA5)

菜々希 奈菜!第3作目だぜ!

とかいいつつも、これはあっという間に終わる短編だぜ!

はんぺんだぜ!はんぺん 短編〜

すぐに終わる覚悟ですよね。これ。申し訳ない。

{あ、ついでに宣伝。}(゜∀゜*)

菜々希 奈菜が作成中?

「〜〜*私達の戦争*〜〜」もよろしくお願いします!

どろどろですよ、血が出てきたりw銃が出てきたりww

ちっともいじめじゃねー゜∀゜{ひゃっひゃっひゃ!



よろしくお願いします。

Re: 希望の涙と絶望の涙 〜短編〜 ( No.1 )
日時: 2012/01/16 22:59
名前: 菜々希 奈菜 ◆mkSlAKVcCY (ID: CFE7lDA5)


今日は普通にいじめられた。卵を投げられたり、トイレでモップでこすられたり。

いわゆる虐め生活そのものだ。過去には性的ないじめもあった。

アレが何より怖かったかもしれない。力がうまく出ないのが苦しくて

怖かった。思い出すだけで身の毛がそだつ

虐め生活はとてもでいうほど楽じゃない。逆に死にかけそうだ。

けど、始まりは私のせいじゃないのは確かだ。

裏切りのせいで。

別に私は裏切ってなんかない。一度もしたことはない。

けど、私は相手に裏切られたのだ。

簡単にだまされてしまうタイプだからしょうがないのかもしれない。

結局、希望の光は閉ざされて、暗闇の月が私の目の前に出てくるだけ

その光の暗闇と傷とともに私は今も生きている。

希望もない。絶望もない。

私の目の前にあるのは苦しみだけ。

私はどんな涙を流せばいいの…?


〜☆★〜

「もう死ぬわ。」

そう私はそう言って教室から立ち去った。

ただ普通に言ってみたかっただけ。

今まで何回も何回もそういってきたけどできなかった。

いざ目の前になるととても怖くて震えてしまった。

生きて地獄を味わうか。死ぬときの地獄を味わうか。

死ぬときはすぐに痛みはなくなるはずだ。だって死ぬから。

けど生きたままだと体には血がめぐっているし、神経だってある。

だからいつも痛みを感じなくてはならない

けど、生きてることってすばらしいと思える日が来ると思ってしまう

だから死ねない。それに私は亡き母の分も生きなくてはならない

母は昔、私が車でひかれそうになったときにかばって死んでしまった

お母さんは「私の分も幸せに生きてね」といって息を引き取った

お母さんの最後の言葉が私と約束につながる

だから、死ねないのだ。

Re: 希望の涙と絶望の涙 〜短編〜 ( No.2 )
日時: 2012/01/17 17:06
名前: 菜々希 奈菜 ◆mkSlAKVcCY (ID: CFE7lDA5)


始まりは最初にも言ったときのように裏切りだ。

親友の朱良しゅらに裏切られたのがきっかけ。

朱良は「私のママを傷つけたから」と言って私を虐める。

実は私が幼いころのあの大事故の日、母と私でショッピングに出かけていた。

その日、私達は母が大事故にあう数時間前、朱良と朱良ママに

あっていたのだ。ちょうど、二人もショッピングに来ていたそうで

たまたま遭遇した。私と朱良は幼なじみでとても仲がよかった。

今は逆にまったく仲がよくないけど。虐められているから当たり前。

それで、母も朱良ママも結構仲がよくてよかったら

一緒にショッピングしようと言う話になった。

それで、朱良たちととても楽しいショッピングができた。

あのころはまだおさなくて、あまり楽しい経験をしていなかったから

あの時間はとても楽しかった。幸せで嬉しくて。

アレ以上の幸せはないと、心から感じていたのを今でも覚えている

だけど、その後悲劇が起きた。あの大事故が。

私は自分をかばって車にひかれた母を見て泣きじゃくった。

何回も。何回も。でも母は生きていると一つの希望を持った

しかし、母は現場でなくなった。

ひかれた直後、母の意識はほんの少し、かすかに残っていた。

そしてそのときに言われたのがあの母の最後の言葉だ。

あの言葉が心にずっとしがみついていて、死にたいけど死ねない。

最後の母の言葉を裏切ることなんてできないから。

そして、朱良ママもとっさに、私をかばおうとして、怪我をした。

足が重傷。けど、命に別状もないし、普段の生活にあまり苦労はなかったらしい

私が何回も何回も謝ったら

「いいの。あなたが無事なら。それにあなたのお母さんも
 あなたが助かってくれてきっと喜んでるわ。だから大丈夫よ」

そう優しい言葉を私が謝りに来るたびに何回も言ってくれた

だけど、朱良は許してくれなかった。

そのとき、朱良は朱良ママに超べっとりで甘えん坊で大好きだった

みたからにそれはすごくわかる。だっていつも「ママ〜」と言っていたから。

小学一年生になっていまだに謝っても許してくれなかった。

小学三年生になると急に朱良はわがままで自己中になった。

何でもかんでもあれやらこれやら。はっきり言うとうるさかった

けど、誰も朱良には逆らえなかった。

だって、朱良の家庭は一言で言うと金持ちだからだ。

父は副社長だから、小さいころからかなり甘やかされていたらしい

ほしいものがあると「これほしい」といっただけで買ってくれる。

それは私も知っている。さっきも言ったが私と朱良は幼なじみで

いつも一緒にいた。朱良はいつもいつもブランドの新しい服や新しいアクセ。

新しいおもちゃや、新しいバッグなど。たくさん持っていた。

だけどいらなくなればすぐにポイッ。

それは今も昔も変わっていない。

そのときも私は何回も謝りにいっていた。

だけどある日、突然朱良に「うざい。絶対許さないから。あんたを虐めてあげる」

といわれて、そこからクラス全体が敵になったのだ。

そしてその日から五年、いまだに虐められている。

私は下を向いた。

下は屋上のコンクリートの床。冷たい感じがする。

私がいつも死のうとしているこの場所は私のとって唯一の場所だ。

ここにいればいつだって死ぬ決心ができたら死ねる。

私は小さくため息を吐き、屋上のフェンスに身を寄せた

Re: 希望の涙と絶望の涙 〜短編〜 ( No.3 )
日時: 2012/02/26 17:01
名前: 菜々希 奈菜 ◆5m18GD4M5g (ID: CFE7lDA5)


「…………」

私は青くて自由な空を見つめていた。

すごく透き通っている空。

自分の自由を感じさせてくれる空。

すると、いきなり涼しい風がどこからかふいてきた。

スカートがひらひらとゆれる。

薄青の髪の毛がゆれる。

私の目から涙が一粒こぼれた。

涙は頬をつたって、夏の風と共に消えた。

私は、前を向き、大きく口を開いた。


<青い空 今始まりの時>

精一杯口を開いて歌いだす。

涙が止まらない。


<涙なんて 拭き取ればいい>

<僕は笑っているだけで>


するとなぜか声が二重に重なる。


<<何もかも 吐き捨てられる>>


二重、三重、と声が重なり続けRる。


<<<いつだって かわりやしない>>>

涙が顔をおうようにボタボタと流れる

沢山の事が頭に浮かんで、消えていく。


<<<僕らの 希望の光は>>>

<<<すぐそこで 輝いている>>>

<<<生きること 笑いあいながら>>>

<<<力がある限り 突き進めば>>>

体を突き抜けるかのような風が夏の空を染める。


<<<それだけで十分だから!!!>>>


大きな声で私は叫んだ。

体の力を使い果たすかのように。

すると、それに反応するかのように

心地よい風が何もかもを飛ばす勢いで、

私を包んだ。

すると、どういうことなのか。

どこからか優しい声が聞こえた。

“コッチニオイデ”

「え…………?」

私はその声に目を開いた。

その声は紛れもない母の声だったからだ。

“アナタノイバショハココニアル”

その声がはっきり聞こえた瞬間!!

ビュォォォォ!

「きゃ…………」

さっきよりも強いくて大きな風がふき、

私の体が急に軽くなる。

何が起きているんだろう…?

私は自分の体の感覚を失い、視界も真っ白になった。

何も聞こえない。感じない。

けど、なんで心が暖かいんだろう。

Re: 希望の涙と絶望の涙 〜短編〜 ( No.4 )
日時: 2012/02/26 17:03
名前: 菜々希 奈菜 ◆5m18GD4M5g (ID: CFE7lDA5)

トリップおかしくなってる(°□°)
ヤバいヤバい!!!

Re: 希望の涙と絶望の涙 〜短編〜 ( No.5 )
日時: 2012/03/10 22:57
名前: 白我 (ID: AtgNBmF5)

初めまして、白我と言います
なんか、すごいストーリーですね尊敬します
小説の更新楽しみにしています
良ければ友達になりませんか?


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