社会問題小説・評論板
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- こんなことして楽しい?
- 日時: 2012/02/06 22:11
- 名前: 黒夜 ◆gfwGu9jKgA (ID: 9FUTKoq7)
- プロフ: 助けて、といってもみんな見てみぬふり
こんにちは!黒夜です。今回はいじめ小説・そして半ば事実のをかいていきたいとおもいます。
これは私が直接体験したことでこれを見ていじめが少しでも減ればいいなっておもってます。
自分の辛い過去を振り返るのはとても辛いものですがやっぱり少しでもこういう体験をしてるひとに、死にたいと思っている人に見てほしいから・・・。もっと・・・強く生きてほしいから・・・。
お客様【】人
目次____________
>>1
プロローグ
>>2
1話
>>3
2話
________________
- Re: こんなことして楽しい? ( No.1 )
- 日時: 2012/02/06 21:09
- 名前: 黒夜 ◆gfwGu9jKgA (ID: 9FUTKoq7)
- プロフ: 助けて、といってもみんな見てみぬふり
ねぇ、もしクラスに1人いじめられているひとがいたら…貴方ならどうする?
見てみぬふりする?
もし私の悪口が掲示板に書かれていることを貴方が知っていたら…貴方ならどうする?
もし貴方が私だったらどうする?
- Re: こんなことして楽しい? ( No.2 )
- 日時: 2012/02/06 21:07
- 名前: 黒夜 ◆gfwGu9jKgA (ID: 9FUTKoq7)
- プロフ: 助けて、といってもみんな見てみぬふり
【1】
「死神」
「貞子」
「きもい」
「障害」
何もしてないのに、日々言われる言葉。心当たりを探ってみても何もない。私の容姿で馬鹿にしてるんだろう。私の性格を馬鹿にしてるんだろう。毎日毎日1人孤独に悪口からずっと耐え切っていた。
中2の頃からだった。その頃から虐めがかなり激しくなった。
班で発表練習の時ある男子が私に言ってきた。
「おい死神、お前が発表しろや!さっきから黙ってばっかでよ!わかっとんのか!」
「…」
それでも答えなかった。うつむいたまま、スルーした。どうせ言ってもスルーされることぐらい知ってる。だから私もスルーした。すると周りの男子がその男子に笑いながら言った。
「やめたれってw泣くやんけw」
でもそんなのわかってる。かばってるんじゃない。ただの私に対するからかい。そんなこといってこういうことが無くなるわけでもない。それに笑いながらいってるってことは本気でおもってるわけない。
「せやなw」
その男子も笑いながら答える。
人っておかしいよね。自然的にいうと食物連鎖のよう。強いものが弱いものをくらうのと同じで人間もつよい人が弱い人を苛める。態々強い人が更に強い人に苛めるということはない。それは本当に強い人でありそれにたいしての言葉は苛める、ではなく倒す。
そんな人が回りに1人でもいたらどんなに私の人生が楽だっただろうと思う。でも人生そんなに甘くない。
これからもっと私の過酷な虐めが延々と続くから。
- Re: こんなことして楽しい? ( No.3 )
- 日時: 2012/02/06 21:53
- 名前: 黒夜 ◆gfwGu9jKgA (ID: 9FUTKoq7)
- プロフ: 助けて、といってもみんな見てみぬふり
【2】
ある昼休みの時、私は1人で教室で過ごしていた。あまりにも暇だったから絵を描いてすごしていた。男子は皆外で過ごしていたので教室内は女子ばかりだった。寧ろそれはそれで楽だったかもしれない。男子にしかそのときまではいわれてなかったから。
絵を描くのが飽きたから疲れて顔を机に伏せていた。正直ずっとこのままがよかった。その時地獄のチャイムがなり、男子たちがゾロゾロ帰ってくる。女子も自席へと帰ってくる。
そしてさいしょは班での男子から私へのストレス発散が始まった。
「あー、ほんま見てていらつく。いつ死んでくれるかな?涼風ー【偽名です、今から出す名前・場所は偽名ですので】」
涼風というのは私のことを今までフォローしてくれたとても優しい女子、涼風さんだけは私の味方になってほしかった。それ以前に女子が味方になってほしかった。涼風さんはすました顔で言う。
「誰のことー?」
わかってるくせに。このクラスでそういうこといわれてるの私だけなの知ってるくせに。態々名前をききだして「あ、わかるー」っていうんだよね。もうそれ以上の言葉はききたくなかった。耳を塞ぎたかった。
男子は私をチラっと目で追いながら私に聞こえるような声で言った。
「あいつやん、死神やん」
ほらね。もうわかっていたこと。涼風さんには私のことをフォローしてほしかった。今までフォローしてくれたし、色々教えてくれたし色々しゃべれたし【班の中で】優しかったし。だからこそ少し信用というのもあったのかもしれない。
けど涼風さんからでた言葉は私の期待を裏切ったものだった。
「大きい声でいいすぎやろwきこえてるで?多分」
「あー、そっかー、でもええやろwどうせあいつ障害やからわからんって」
「えー?wかわいそうやんかぁ?w」
許せなかった。やっぱり涼風さんもあの男子とおなじ類なんだと改めて思った。上辺だけのフォローなんだね。そんなのいらない。
今まで泣いたこともなかったのにその一言で私の頬に冷たくもない涙が1滴零れ落ちた。
でも人には私の泣いてる姿は見せたくない。
例えそれを見せてもやめてくれるという保障は決してないことぐらいわかってるから。
私の班は
男/涼風さん/言った男子
男/私/女
となっている。その私の隣の男子は結構優しくて班員からも面白いということで結構好かれていた。その男子が何か紙に絵を描いていた。何を描いているかは見えなかったがすごい笑いの叫びをあげながら描いているということはきっと誰かの悪口か似顔絵なんだろうと私は悟った。
多分。その誰かが私かなとも悟っている
その男子が涼風さんに絵をみせる。
「似てる?w」
「あーw髪長いとこかなり似てるww」
笑ってる。楽しい?そんな話して。もうそれは私だってわかった。だってその後の言葉が。
「森下【私です】さんってこんなかんじやんなぁ?w」
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