社会問題小説・評論板

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わたしたちの2年B組
日時: 2012/02/15 19:32
名前: リナ ◆Vtjl1OZaTk (ID: ajFjTcav)



不登校。いじめ。リストカット。万引き。無断バイト。性行。反抗。


「あはははははははははっ、我が2-Bへようこそ!!」


社会問題系で書くのは初のリナというものです。緊張してます。
高いところと暗いところが苦手でございます。
主に女子のお話ですので男子は居ないと思われます。期待しないでください←
いろいろな問題を抱えた2-Bを、まだ教師として足りない若者が良いクラスにしようと奮闘する物語でございます。
乱文で駄文ですが、付き合ってやってください。よろしくおねがいします。

Re: わたしたちの2年B組 ( No.1 )
日時: 2012/02/15 19:58
名前: リナ ◆Vtjl1OZaTk (ID: 1wSGUlCd)

2年B組問題生徒一覧

「汚らわしい、触れるんじゃないよ、この豚めが」
松坂由奈子 まつざか/ゆなこ
2-Bの誇る問題児。学年成績1位を維持し、傲慢でわがまま、家柄もよいため多くの手下を引き連れている。いじめのリーダー格かつクラス委員。教師にもよく逆らう。口喧嘩が強い。


「明日までに作るね? あ、金? 5万で手を打つよ」
永谷優鳥 ながたに/ゆとり
学年成績68位。2-Bのエンジニア、射的のプロ。特に問題は無いが由奈子から多額の金をもらい主にいじめに使う道具を作成している。
明るくふざけるのが好きだが時々人間とは思えないほどの冷たい態度をとったりする。


「もう痛いのは嫌!!やめて、やめてええええぇええ!!」
襟元早苗 えりもと/さなえ
学年成績132位。勉強も運動も苦手なんの才能もない。
貧乏で他人に流されやすく、学校に内緒でバイトをしている。
由奈子にひどいいじめを受けている。精神的にもかなり厳しいらしい。


「...........学校なんて」
虹丘映子 にじおか/えいこ
学校に行かず自宅の自室に籠っている。ネガティブ思考。
中学時代いじめを受け、それから引きこもりがちになるがさらに学校に来なくなる。
本人も学校に来る気はなく、くだらないと全てを否定する。


「あははぁ、それ面白いですっ。 賛成です」
岡崎華和 おかざき/はるな
学年成績44位。
ふわふわしている明るく優しく気遣いのできる子。他人に合わせる癖がありクラス内のいじめには加勢。
夜はキャバクラで働き、酒も飲んでいる。


「.........傷は、気にしないで下さい」

黒崎叶 くろさき/かなえ
学年成績35位。
万引き常習犯、リストカットも常習犯。親友に裏切られ心を病む。
常に冷静。誰にも心を開かない。




青山輝 あおやま ひかる
新任担任、23才彼女なし。
2-Bを更正しようと奮闘するが大体失敗する。










Re: わたしたちの2年B組 ( No.2 )
日時: 2012/02/15 20:29
名前: リナ ◆Vtjl1OZaTk (ID: 0M.9FvYj)


1 【鐘】

「私に近寄るな、汚れる」

「あははぁ、由奈子さんって面白いわ」

木製の机に腰かけた2人の少女は楽しそうに笑う。けらけら笑う。

教室は大いに荒れ、机は倒れゴミがちらばり、黒板は綺麗に割れていた。
掲示板と称されたゴミはぼろぼろで、窓は全壊、夏のはじまり、爽やかな風で破れた黄色いカーテンがなびいている。

「痛い....や、やめて」

制服をきっちりと着こなしたツインテールの女の子が、叩きつけられるモップに怯えている。そのモップをもつのはさっきの二人の手下、というのが相応しいだろう。

女の子はこの教室のようにぼろぼろになり、茶色のゴムでまとめられた綺麗な髪も、黒のブレザーも、もう跡形もなく壊されていた。

「さあ出来たわよ、これは生卵が自動で出てくる機械なの!! あ、避けるのは無理なのよ。なぜかってねえ...」

プラチナブロンドのさらさらした髪を風になびかせながら、近代風な小型機械を手に持ちどや顔で説明を始めるこの美少女。

「よし、永谷早くそれ寄越して!! 早くしないと輝くん来るし」

永谷と呼ばれたプラチナブロンドが機械を渡す。レバーを引いたら、勢いよく生卵が飛び出し、いじめられている女の子の頭に直撃。
割れた卵が彼女の顔をつたい、落書きだらけの床に落ちる。

「わあ、双子だあ」

ひょこひょこ来た永谷が割れた卵を見る。それどころではない女の子は、涙をぽたぽた落とし下を向いている。


こつ、こつ______

後ろから足音が聞こえる。
永谷を除くほとんどが彼女のために道を開ける。

卵をしたたらせるその子の前にたった彼女は、

「おはよう。 今日も朝から嫌な顔ね」

がこん。
鈍い音が教室に響く。

永谷の自信作。ただの長い棒を改造して作られたそれが、いじめを受けるその子の顔を思いっきり殴る。

「あはは、襟元さんって面白い」

横に倒れたいじめられっ子、いや襟元が弱々しい目で見上げる。

「松坂さーん、お金」

永谷が笑顔でいじめっ子の前に立ち、手を差し出す。
いじめっ子松坂さんにこんなことを言えるのは、彼女一人だろう。

「......仕方ない」

千円札数枚を永谷の小さい手においた松坂は、もういじめに飽きたのか手下を引き連れて席に戻った。


その時、鐘のうるさい音がなり、担任の青山が来る。そして襟元を見つけ、事情をききだし下手な説教をするのだろう。

こんな日常、慣れている。



___________
はい、かなり酷いことしてます←
すいません、おかしな文章で。





Re: わたしたちの2年B組 ( No.3 )
日時: 2012/04/03 14:15
名前: 未零 (ID: lAbz4I/2)

おもしろいです。

頑張ってください!


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