社会問題小説・評論板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

クローバーの花言葉。
日時: 2012/03/01 17:57
名前: ガレット (ID: tkV8RM03)

—ねえ、クローバーの花言葉って知ってる?

—知ってるよぉ、「幸福」でしょ?

—あ、そうじゃなくてさぁ・・・三つ葉の。

—え、なんだろ、わかんないー。

—じゃあ、教えてあげるよ。クローバーの花言葉はねー・・・


「 復   讐 」

・・・なんだよ。






この小説のコトについて。

・最新が遅い。
・駄文。
です。それでもよかったらどうぞ・・・

Re: クローバーの花言葉。 ( No.1 )
日時: 2012/03/15 17:54
名前: ガレット (ID: tkV8RM03)

登場人物

石井 菜々美

小6の女子。一応この話の主人公。
家が貧乏で、父親は3年前に病気で死んでしまった。
小3から、貧乏なためほのかたちにいじめられている。
そしてさらに貧乏暮らしを強いられているが・・・

園田 ほのか

菜々美と同じく小6女子。
林永(決してモ○ナガではない)の社長の娘。
菜々美が小3のとき入学してきた。
菜々美を貧乏なことでいじめ、金を持っていることで皆を従わせるが・・・



その他もろもろ、増えるかもです。
また、役が1,2回しかない人は、女子1とかになります。

Re: クローバーの花言葉。 ( No.2 )
日時: 2012/03/17 17:23
名前: ガレット (ID: tkV8RM03)

1 私の日常

菜々美「・・・はぁ。」

ため息交じりに朝を迎える。

菜々美「今日も学校に・・・行かなくちゃ。」

こんなにがっかりして学校に行くわけは—






「ヒソヒソ・・・ねえ今日は・・・」
「こーしてあーして・・・」
「・・・あっ、来たよぉ・・・」


・・・聞こえてるっつーの。





ガラッ


ドカッ


バッチャ—ン


パフッ。



ドアを開けたとたんに、水の入ったバケツがかかり、その上ドアに挟んであったらしき黒板消しがあった。


ほのか「あーら貧乏人じゃないの。」
女1「こっちこないでよぉ。きったなぁーい。」
女2、3、4「クスクス・・・」



いつものこと。
まあ、こんなふうに、いじめは続く。
朝から、帰りまで・・・



お母さんに言うわけにはいかない。
お母さんは、体が弱いのに、早朝から夜まで働いてる。
お父さんは、借金を残してどこかに行った。
なので、うちは貧乏。そして母子家庭。
それでいろいろ苦労してるお母さんに、心配掛けたりしたくない。だから普通にふるまってる。

それで、ほのか達にいじめられているわけだが・・・
誰かに言ったら金持ちのほのかに金の力でうちをもっともっと貧乏にし、いじめもひどくなることだろう。






・・・さて、帰りの時間。

やっと終わった・・・と思っても、明日のことを思うと気が重くなる。

あーあ、憂鬱。



時々、






「死のうかな」




って思う。






Re: クローバーの花言葉。 ( No.3 )
日時: 2012/03/17 17:37
名前: ガレット (ID: tkV8RM03)

2 三つ葉のクローバー

家に帰り、夕日を見ながら、今にも壊れそうな椅子にもたれかかり、本日30回目のため息。


そういえば、最近お母さんのキゲンがいい。

ボーナスでも出たのだろうか。

いや、なんかわたしに何か隠している感じ?

何かサプライズでもあるのかな。




そんなことをいろいろ考えながら、ちょっと近所の公園まで歩いてみる。



「あ、クローバー・・・」


道端に、小さな、それでいて形の整っている三つ葉のクローバー。


ああ、そういえば三つ葉のクローバーの花言葉って何だっけ。

確かバックの中に花言葉集が・・・あった。



パラパラパラ—・・・・



「・・・あった・・・」




【クローバー(シロツメクサ)】



【花言葉 復讐】



「えっ・・・」





【復讐】




それは今、一番私がやりたいことかもしれない・・・・


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。