社会問題小説・評論板
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 私が人見知りになった訳
- 日時: 2012/03/06 20:41
- 名前: ミナミ♯0122 (ID: m16n.Ntt)
- プロフ: http://lost
初めまして、このサイトの別館に来たのは初めてで、文章も下手ですがミクロ単位でも良かったな、と思っていただければ幸いです。
ちなみに、コメントは歓迎ですが、荒らし・暴言は受け付けません。
基本的に、暗い友情関係です。あれ?と思っても、スルーしてください♪ 期待はずれだったら、諦めてください。
以上です。
- Re: 私が人見知りになった訳 ( No.1 )
- 日時: 2012/03/06 21:09
- 名前: 快李 (ID: LV1xpENB)
こんちわ快李です(´∀`*)
更新頑張って下さい!
応援してますよ〜(n‘∀‘)η
- Re: 私が人見知りになった訳 ( No.2 )
- 日時: 2012/03/07 15:53
- 名前: ミナミ♯0122 (ID: m16n.Ntt)
- プロフ: http://lost
プロローグ その時、私はまだ知らなかった
私は、小林柚芽。性格はとっても明るい、見た目は…多分小学三年に見られる、小学五年生。
「懐かしいね、これから二年間よろしく!」
そう言った相手は、一、二年のときに同じクラスだった友達。
時は、小学五年の始業式。ちょうどクラス替えがあり、いままでの親友は四人とも離れて、その次に仲が良かった友達に話しかけた。その友達の名前は、上方結(かみかたゆえ)私の名前と似ていることから、親近感があった。
「わあ、久しぶり!身長伸びた?あ、うちの方がまだ高い〜」
「これから伸びるの!」
そんな会話をしながら、新しい教室に向かう。
他愛のない会話に思えるが、私はいつも身長が低くて今まで一番前にしか、なった事がないため背の順は死活問題なのだ。
その時、私はこれから自分を大きく変える事が起こるとは、知る由もなかった。
それから、三年のときとは何ら変わらない手順で進む。担任は、四年のときと同じ女教師で、少し派手な服装が多い。
始業式が終わり、家の帰る。姉弟は、もう帰ってきていて私もリビングでくつろぐ。
双子の姉、羽芽は親友とまた同じクラスになったと言って上機嫌だった。弟の直樹は、幼稚園のクラスなど変わらないので、自分の玩具で遊んでいた。
こうして、私は順調に小学五年生を終えた。
- Re: 私が人見知りになった訳 ( No.3 )
- 日時: 2012/03/07 17:59
- 名前: ミナミ♯0122 (ID: m16n.Ntt)
- プロフ: http://lost
一章 柚芽の夢
そこは、いつも登校する橋の上。誰かと一緒に歩いているが、誰だかわからない。会話はしているが声の特定が出来ず、これは夢だと思った。着ているものは、柚芽が通っている中学校の制服。橋からは見慣れた学校が、しっかりと見える。
そのまま、相手の子と適当な会話をしながら、橋の階段を下りて学校へ一直線の道に出ると、目の前にはクラスメイトの生徒会所属の男子が、数人の他クラスの仲間と歩いている。
学校に着くと、何ら変わったところはない。疑いもせず、自分の教室に入る。相手の子も入ってからは、自分の席に向かう。私は、席についてから気がついた。
『中学校のクラスメイト』と『小学校のクラスメイト』が混じっている。ならば、一緒に登校していた子は…
やっぱり、小五・六のときに途中まで仲が良かった、倉野美紗。あだ名はみー。周りには、同じクラスだった女子が数人集まって、話している。
すると、周りの風景が変わった。目前には、あのときと同じように、数人の女子がいる。その中には、あのみーも混じっていた。自分の教室なのに、縄が絞められるように体が恐怖に支配され始めた。
「嫌、やめて!もう嫌なの、あんた達の顔も見たくない!やめて、私に関わらないで!来ないで」
頭がぐるぐる回っているようで、顔が熱くなる。
そして、みーがそっと口を開いた。
「何で、あたしがゆーと一緒にいなくちゃいけないの?」
「やめてやめてやめてええぇぇ!」
「ゆーなんか…」
「い、や。嫌だぁ、それ以上言わないでぇ!!!」
「もう親友じゃない」
「い、や。嫌ああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ぱっと上体を起こして、目が覚めたことに気がつく。
「や、めて…」
私は怖くて怖くて、俯いて小さな声で言った。
Page:1 2