社会問題小説・評論板
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- ちがう、これは虐めじゃない、友達ごっこだ。
- 日時: 2012/03/11 18:49
- 名前: 杏子 ◆wj5asVcS7Y (ID: RSw5RuTO)
- プロフ: http://www.youtube.com/watch?v=jtN2h1U7iEQ
先生にバレてしまった。
ごまかすために彼女はこう言った。
「ちがう、これは虐めじゃない、友達ごっこだ。」
◆◆◆
こんばんは。この時間の投稿はこの挨拶で。
小説名長いですが、略すと「虐友」です。
小説名のセリフは主人公なんですよ。
意外なう。
うp主の小説力は・・・皆様の予想でお願いします。
てか友達ごっこって言った途端、もう虐めと思われますしね。
自分でも分かってます(キリッ
- Re: ちがう、これは虐めじゃない、友達ごっこだ。 ( No.2 )
- 日時: 2012/03/16 18:54
- 名前: 杏子 ◆wj5asVcS7Y (ID: RSw5RuTO)
第二話 「私には味方がいないんだから」
最近の朝はすっきりしない。
私が通っただけで騒がしい。
「あの子よ、あの子!!友達扱いする最低な子!!」
「わ〜最低!しかも何回も奢ってるらしいよ。最低だよね〜」
「もし友達になろうって誘われたら断る!」
コソコソうるさい。
丸聞こえだっつーの。
バッシャーン!!
冷たっっ
水・・・?
これは・・・
「アンタ邪魔な生き物なのよ!!この学校から出て行きなさい!!」
仁王立ち・・・ひな!!
「アンタ何すんのよ!みんなが味方についてるからって調子に乗んな!!」
私は、ひなのほっぺを強く叩いた。
「痛ッッ!!!アンタねぇ・・・」
ひなが周りのみんなに合い図をした。
ガシッ
みんなが体中を掴み、動けないようにした。
「悪い子はお仕置きをしないとね・・・」
体中に痛さが駆け巡った。
痛い、痛い。
だけど仕方ない。我慢するんだ。
私には味方が居ないんだから。
-続く-
- Re: ちがう、これは虐めじゃない、友達ごっこだ。 ( No.3 )
- 日時: 2012/03/17 18:14
- 名前: 杏子 ◆wj5asVcS7Y (ID: RSw5RuTO)
第三話「友達になりたい」
私の大切な宝物
それは家族。
当然、私の家族は殺されてしまった。
原因は分からない。
学校から帰った突然倒れていたのだ。
お金もない。家もない。友達もいない。
どうやって過ごせばいいの。
そこで私は考えた。
友達ごっこを始めよう。
友達を利用して、お金を貰えば生活は助かるだろう。
友達ごっこを始めて2年。
誰も友達になろうとはしないから自分からやったんだ。
そして
虐められる。悪いことをしたらこんなことが起こるんだ。
私は知ったんだ。
だけど潰す。やられても・・・この手で・・・
潰す。
成績は普通。
もう友達できないからバイトでもしようかなぁ・・・。
「暁さんっ待ってください!」
ん?髪の短くて同じクラス・・・ひなの友達か。
「私、暁さんと友達になりたいんです!!」
積極的だな・・・。
いや騙されるな。
これはひなの“計画”かもしれない・・・。
「えーっと・・・。」
-続く-
- Re: ちがう、これは虐めじゃない、友達ごっこだ。 ( No.4 )
- 日時: 2012/03/17 18:33
- 名前: アクア ◆TrdFsZYzTw (ID: m0lwpXYj)
- プロフ: りりあと仲良し☆
おもしろいー
どんどん書いてくださいね!応援してます。
- Re: ちがう、これは虐めじゃない、友達ごっこだ。 ( No.5 )
- 日時: 2012/03/17 20:30
- 名前: 杏子 ◆wj5asVcS7Y (ID: RSw5RuTO)
>アクア様
初コメありがとうございます^^
どんどん書きます!!応援宜しくお願いします☆-(´>ω・`)b
- Re: ちがう、これは虐めじゃない、友達ごっこだ。 ( No.6 )
- 日時: 2012/03/18 09:28
- 名前: 杏子 ◆wj5asVcS7Y (ID: RSw5RuTO)
第四話 「もう友達はいらない」
「な、なんで!!!」
ひなの友達、無垢は大きな声で騒ぎだした。
当たり前のように、周りの人たちも騒ぎだす。
「なんでっ、なんで友達になってくれないの!!」
無垢は急に泣きだした。
涙なんか出てない・・・嘘泣き?
「悪いけどアンタとは友達にはならない」
「え・・・?」
無垢は目を大きくした。
「もう友達はいらない」
私はその場から去った。
すると無垢がこんなことを言い出した。
「やっぱ勘づいたんだね。このこと」
「やっぱりね。そっちも“友達ごっこ”をする気だったんだね。ひなに頼まれて」
「さすが理野暁。友達ごっこをはじめてあんたの実態を調べようかと思ってねぇ・・・」
ひながニヤニヤしながら私のところへ来た。
「今までの苦しみを・・・味わってあげるわ」
ひなはムチを出してきた。
「私も行くわよ。じっとしててもつまらんからねぇ・・・」
私は鉄の棒を出した。
「いざ参る!」
-続く-