社会問題小説・評論板
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- キミイゾンショウ。
- 日時: 2012/04/27 18:30
- 名前: 陽炎 (ID: vJW2yA.6)
皆様、初めまして。陽炎です。
ここで修説を描くのは初めてなので
これが私の第一作目となる作品です。
駄作・駄文なうえ誤字・脱字が多いです。
そこは軽くスル—してもらえれば幸いです。
では、どうぞ☆
- Re: 陽炎は闇の名前を知っている。 ( No.1 )
- 日時: 2012/04/27 18:33
- 名前: 陽炎 (ID: vJW2yA.6)
☆★☆プロローグ☆★☆
貴方が好き。 好き好き好き好き好き好き好き。
私は一生、貴方から離れない。
いや、離れられない。
多分、キミもそうでしょう?
私から離れられないでしょう?
今日も明日も明後日も私たちはずっと一緒。
いつもどこでも何をするにも一緒。
キ ミ イ ゾ ン シ ョ ウ 。
- Re: 陽炎は闇の名前を知っている。 ( No.2 )
- 日時: 2012/04/19 21:39
- 名前: 朔也 (ID: XLYzVf2W)
うぅ、続きが気になるΣ(´∀`;)
お互い、初めて同士頑張りましょう(*´∀`*)/
うぇい(^_-)-☆
- Re: 陽炎は闇の名前を知っている。 ( No.3 )
- 日時: 2012/04/23 16:57
- 名前: 陽炎 (ID: vJW2yA.6)
おぉ!!第一のお客様だ!!
続きが気になる…なんて!!
そうですね☆お互い頑張りましょうね。
- Re: キミイゾンショウ。 ( No.4 )
- 日時: 2012/04/27 18:56
- 名前: 陽炎 (ID: vJW2yA.6)
「どんなに世界が回っても」
毎日、毎日良い聞かされる罵声。
もう聞きあきた。 ねぇ?そんなに死ねって言うなら貴方が私を死なせてよ。
自分で死ぬ勇気なんてないの。私はそんなに強くない。
ねぇ、殺してよ・・・。
______________________________
私がいじめられている理由?
教えてあげよう。
私の学校には毎週テストがある。
そのテストで最下位だった人はいじめられる。
私は最下位を取った。 だからいじめられてるんだ。
酷い話でしょ? どんなに助けを求めたって、この学校の教師は皆見て見ぬふりをする。 私の親友。 いや元親友と同じように。
___昼___
朝のいじめが終わって、授業をまじめに受けた。
そして、1時間ごとの休憩のときに毎度毎度やってくる罵声。
いつもとおんなじような言葉。 聞きあきたよ。
今は昼ごはん。 私の指定席は3階トイレ、3番目の個室だ。
このときだけは、ここに隠れている時だけは心が也ずらぐ様な気がした。
「ねぇ〜。 ここなんか臭くない〜?」
?!!! 何か聞き覚えのある子の声。
「誰かいるんじゃないの〜? た と え ば、可哀想なクラスのいじめられっ子とか〜?ww」
あ、人数・・・多分2〜3人くらいかな?
相手(私)の容姿を絞ってきてる。
もう、私とわかってやってるんだろうな。
多分これは、クラスの女子だ。 いつも私をいじめてよろこんでる・・・。
キィ・・・
古いドアの開く音がトイレの中に響いた。
「なんですか・・・? 」
私は弱弱しくその相手に言う。
「なんですか。じゃねえよ!! 気持ちが悪い。」
相手が私のおどおどした態度に余計腹を立てて怒ったように言う。
「いっつもこんなとこで食べてんの〜?」
「 うわぁ〜。キモww」
そのグループの中にいる人たちが次々と口を開く。
あぁ、ここで逃げないと私はここで絞められるんだろうなぁ。
ぁぁ…こんなんだったらもっと早くに死んどけばよかった。
私はトイレを出た。 走って屋上に言った。
意外とすんなりと出られた。
相手は私が何もしてこないと思って油断してたのだろう。
屋上は四回。 あのグループにつかまらずに屋上へ行き死ぬのは簡単だろうな。
- Re: キミイゾンショウ。 ( No.5 )
- 日時: 2012/04/28 09:36
- 名前: 陽炎 (ID: vJW2yA.6)
私は思ったより簡単に屋上へ出た。
馴れた手つきでフェンスに上った。 相手はもう私に追いつけないと思ってもう諦めてるだろう。 ゆっくり死ねる。
ずっと前から死にたいと思っていた。
きっかけがあれば私は死ねる。
フェンスの向こう側。 少女は一人虚しくこの世界からいなくなろうとしていた。
「 あぁ…虚しいな。 いざ死ぬとなれば…もっと怖くなるのかと思ったよ。」
そう一言のこして少女は屋上から飛び降りようとした。
「ねぇ。 こんなところで何してんの?」
いるはずないと思っていた第二者の声。
「誰?!!!」
さっきまでは誰ひとりとしていなかった屋上。
人の気配なんてしなった。 少女は驚いて振り返った。
「ねぇ。僕の質問に答えてよ。 何してるの?」
少年の重く冷たい声が屋上に、空に、この乾いた世界に、響く。
「屋上のフェンスの向こう。 こんなベタな展開。大体察しがつくはずでしょう?」
少女はその少年に冷たく言い放った。
「そう。自殺か…。 」
少年はそんな私に手を差し伸べた。
「何?!! 」
少女は少年の行動に驚いた様な顔をした。
「キミが死ななくても、この世界は変わるんだよ。
キミが死んでもきっとイジメはなくならないしあの子たちは罪悪感なんて言うものも持たない。 こんなちっぽけなことで死ぬなんて馬鹿馬鹿しいと思わないの?」
少年は少女の手を引き、屋上にあるベンチに座らせた。
「何でこんなことするの?」
少女の声がさっきのような威勢のいいものではなくなり弱弱しい感じの声になった。
そんな少女を優しく見つめ少年はこう言った。
「僕はキミに死んでほしくなかったから助けた。
さっきも言ったように、キミが死んでもいじめはなくならない。
キミが死ななくてもこの世界を変える、君自身を変える方法はいくらでもある。」
「たとえば? 何があるの・・・?」
少年は二コリと笑い、少女の手を引っ張った。
自然と学校から抜け出すのは簡単で誰にも見つからずに出ていけた。
私の家から歩いて30分位のところだろう。
そこにはひとつのでかい学校があった。
「ねぇ。ここはどこなの?」
少女は不思議そうに少年に言った。
「ここはね僕の通ってる学校。 キミのような生徒もたくさんいるし
僕のような生徒もたくさんいる。」
少年は少女に微笑みながら言うと学校の中に入って行った。
一時間ほど学校の中を見させてもらった。
少年は用は済んだから、と言って足早に家に帰って行った。
私に一つの紙を渡して_________。
家に帰ると母さんがいた。 私は「ただいま。」と一応あいさつをした。
予想どうり向こうの返事はない。
私が最下位とった時から親は口をきいてくれなくなった。
平たく言えば私は両親から見放されたわけだ。
私は二階に上がり、自分の部屋に入った。
ベットに寝転がりさっき渡された紙の内容を呼んでみた。
「僕の学校。どうだった? あそこはキミにとっても多分居心地のいい
学校だと思う。 だから僕の学校に転校してこない?
楽しいよ。 あそこにいればいじめられることもないし。
じゃぁ、返事。待ってるよ。」
というような内容だった。 最後にはあの少年のメルアドと電話番号が書いてあった。
___あそこの学校、雰囲気良かったしな・・・。___
どうせ母さんに言っても好きにしなさい。とかしか言われないんだろうな。
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