社会問題小説・評論板

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学校のない世界は、
日時: 2012/05/17 20:23
名前: 銀桜 ◆8ux1c8TcRU (ID: OVwF6u9h)

最近、学校に真剣に行きたくない銀桜です。
初めまして、おはこんばんちわ。

タイトルの通り、この世から学校が消えたらどうなるのかなーなんて妄想しながら過ごしてました。
それをネタにおっ始めてみましたよと。

何かアイデアとか意見がありましたら雑談のスレで受け付けています。
誹謗・中傷は無い感じで、アドバイスはどしどしもらえると嬉しいです。
たまに病む危険性があります。ほっとけば直るはずです。
そしてお約束の亀更新です。頑張ります。許して。

仕方ないわね、あたしがいないと何にもできないんだから!的な俺得娘がいらっしゃいましたら、汚い部屋ですがどうぞずずいと奥へ→→

Re: 学校のない世界は、 ( No.1 )
日時: 2012/05/26 17:26
名前: 銀桜 ◆8ux1c8TcRU (ID: vyKJVQf5)

プロローグ 学校という世界は、
____________________________

『明るい笑顔・元気なあいさつ』

『○○高校オープンスクール』

『**大会まであと×日!頑張れ!』

_ポスターの文字が、

『そのポーチ超カワイイ!』

『マジだるい〜ちょっとやばすぎっしょ』

『あいつ何かつきあい悪いじゃん』

_周りの喧噪が、

机。椅子。

グラウンド。体育館。

授業の始まり。終わり。

_生活の何気ない一部が、

やけに煩く、どこか余所余所しかった。


毎日が、やらねばならないことで埋まっていて、

何もやりたいことはなくて、

何かを成し遂げたかった。


全てにおいて無気力で、

全てが気に障りむしゃくしゃした。


こんな“ガッコウ”なんてくだらない施設に押し込められるのが窮屈で仕方ない。
こんなもの、

無くなったらどんなにいいことだろう。

Re: 学校のない世界は、 ( No.2 )
日時: 2012/06/09 15:48
名前: 銀桜 ◆8ux1c8TcRU (ID: vyKJVQf5)

第一章 物語の中の英雄

「はぁ…」
学校に行きたくない。
「ふぅ…」
体が重い。頭が痛い。食欲がない。
「だぁ…」
いつからか、それが朝の習慣になった。

別にいじめられてるとか、友達が作れないとかじゃない。
ただ単に、そんなのは面倒だしくだらないと思っているだけだ。
そんな奴らが集まっているガッコウは、すごく嫌いだ。

ガッコウなんて作った奴は誰だ。
とりあえずそいつ島流しにされてからガッコウと共に爆発しろ。
文部科学省、サイバー攻撃にあって五年くらい休め。

こうして、実現しない夢を心の中で熱く語りつつ登校するのも、いつもの習慣。

その後も、机に突っ伏しつつ授業をさっと耳にくぐらせ、給食も牛乳だけ飲んでまた授業を受け帰る。こんなことしか毎日やっていない。

僕はくだらない習慣の中でしか生きていない。

でも、あの人は違う。

あの人は、常に非日常に身を置き、毎日危険と隣り合わせ。
明日の保証もないけれど、すごく楽しそうに生きている。
僕とは違う世界、そう、本の中で。

この世界で僕が唯一大切な物、それがこの本だ。
まだ生きていた父が、小さかった僕に何度も読んで聞かせてくれたという、物語。

僕はこの本がなかったら、もうとっくに発狂してるかこの世にはいないだろう。
心の支えになったとか、勇気づけられたとか、そんなレベルじゃないんだ。
僕はこのヒーローだけを見て育ってきたんだ。
だから他の人間はくだらない物にしか見えなくなってしまった。

こんな僕は、間違ってるんだろうか?

Re: 学校のない世界は、 ( No.3 )
日時: 2012/06/09 20:20
名前: amame (ID: e65Hbqlh)

初めましてっ**
amameといいいます。

雑談の方で銀桜さんのスレを見たんですが。
それを見てから、此処まで来てしまいました。
毎日、更新楽しみにしていましていたのですッ!←

凄い小説核の上手すぎて格好良いなぁって思いました。
一言一言が心に響くんですよね。。。。
ガッコウが嫌な気持ちは分かるので、何か親近感湧きます。
本、ですかぁ〜∀
これからどんな内容になるか楽しみにしていますね(○´ω`○)ノ

これからも楽しみにしてますね!
頑張ってください☆

p.s此処にコメして良かったんでしょうか・・・?!

Re: 学校のない世界は、 ( No.4 )
日時: 2012/06/15 15:35
名前: 銀桜 ◆8ux1c8TcRU (ID: vyKJVQf5)

>>amameさん
ありがとうございますっ!
楽しみしていただいてたなんて…(泣

学校嫌すぎますーもうこれただめんどくさいだけなんですけど。
話の方は何かgdっておわる予感がもう←
なかなか来られないと思うんですが、よろしかったらまた見に来てください!
きっと泣いて喜びます。土下座します。orz ほらね。

Re: 学校のない世界は、 ( No.5 )
日時: 2012/06/15 18:16
名前: 銀桜 ◆8ux1c8TcRU (ID: vyKJVQf5)

今日は早退した。珍しく。
学校を休むことはしばしばあっても、早退するのはあまりない。
何だか損した気分だからだ。
わざわざ行ったのに、1日分には数えられないという。

そんなに損なことだと考えるのになぜ早退したかって?
決まってるだろう、体調がよくないんだ。

こうして、二時間目が終わる頃に学校を出た。


「ただいまー」

「あら、どったの?」
今日は休みらしい、社会人の姉が遅い朝食をとっている。

「早退。頭とか腹とかもう全部痛い」
あと心と考えることが少しイタイ。
「お母さん帰ってきてないけど何かする?」

「寝る。」

そう言うやいなや、ベットに倒れ込んだ。
そして、すぐに眠ってしまった。
久しぶりだぞこんなに寝つきがいいの、とか思う暇もなかった。
本当に疲れてたんだなあ。この頃何もしてないのに。

少し眠ったら、夢を見た。


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