社会問題小説・評論板

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復 讐 の 呪 
日時: 2012/06/02 19:09
名前: ai (ID: geRA7/jA)

-三年一組メンバー-
出席番号
 1、有口 悠(ありぐち ゆう)
 2、岡山 里子(おかやま さとこ)
 3、落田 令菜(おちだ れいな)
 4、加重 留衣(かしげ るい)
☆5、木野 あい(きの あい)
 6、口谷 真子(くちたに まこ)
 7、仲示 奈子(なかし なこ)
 8、福江 沙由(ふくえ さゆ)
 9、森山 めめ(もりやま めめ)
10、山下 美帆(やました みほ)
11、矢田 笑美(やだ えみ)
12、山立 絢(やまたち あや)
13、山野 祐子(やまの ゆうこ)

13名(☆:主人公)







———————————————



あなたは「復讐」ってどう思いますか?






復讐って怖いんだよ。



復讐しようとする気持ちは人を呪いたいという気持ちに変わり、それはやがて自分を自分で苦しめ、変えていく・・・。




そんな復讐心に呪われてしまったクラスのお話・・・。












ちょっとグロめなお話です♪





まだまだ未熟者で初心者だし、内容もちゃんとしていないので意味不明だったりするかもしれませんが、読んでくれたらうれしいです!

ai



復 讐 の 呪 -始- ( No.1 )
日時: 2012/06/02 19:37
名前: ai (ID: geRA7/jA)


どんなに、恨めしくても
どんなに、憎くても
どんなに、殺したくても

絶対に復讐なんてしてはいけません。
復讐したいという気持ちを持ってはいけません。



人を狂わせてしまうから・・・。





————————————


ぐちゃり・・・


不気味な気持ち悪い音とともに絶対にとれないような鮮やかな紅い染みが私のYシャツの腹部と裾についた。




「あっはははは、あは、うへへへあははは・・・はぁ・・・はぁ・・・」








・・・私はいつからこんなになってしまったのだろう。



前の自分に、戻りたい。
そんなふうに思う気持ちも、もうなくなってしまったかな






ふつふつとお腹の中から熱くて苦しいものがこみ上げてくる


あぁ・・・あいつのせいだ。
あいつのせいで・・・
あいつのせいで・・・
私は・・・




うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!















復 讐 の 呪 -始- ( No.2 )
日時: 2012/06/03 07:53
名前: ai (ID: geRA7/jA)




こんなはずじゃなかった!















私、「木野あい」は極々普通な中学三年。三年一組の一員、青春真っ盛り・・・のはずだった。








あいつに出会うまでは・・・






———————————————————






ジリリリリリリリリ





布団を重そうにどけると、枕元にある目覚まし時計のアラームを止める。
時計の針は、6時30分を指していた。



はぁ・・・




ため息しかでない
だって今日は月曜日だから。


月曜日って最悪


一週間の始まりって何?





今から5日間も地獄に通わないといけない最初の日とか・・・


















気が重いまま私はさっさと制服に着替え、食パンを一枚加えながらTVを付ける。

パンのかすを落として、軽くため息をつきながらちゃんと拾って捨てた。





用意を済ますと、重たいエナメルを背負うと重い玄関のドアを開けた。









さあ、今日もまた、地獄の一週間の始まり始まり











復 讐 の 呪 -始- ( No.3 )
日時: 2012/06/04 19:05
名前: ai (ID: geRA7/jA)


私の通ってる学校は、どちらかと言えば都会の方にあるはずなのに人数が少ない女子中。

クラスは人数が少ないのに2クラスあって、一組は13人。




みんなの想像通り、女子だけの学校ってドロドロしてる。
それも、学校の名前、わざと?
「楽園女子中学校」

楽園?楽園じゃないし、あんなの学校じゃない。ただの地獄。



まあ、一部の人にとっては人をもてあそべるある意味楽園なのかもしれないけど・・・。






——————————————————










綺麗な薄ベージュ色の校門を通って、3-1と書かれた教室のドアの前に立つ。



はぁ・・・。




深呼吸なのかため息なのかわからないような息をつき、心臓が壊れそうなぐらい高鳴っているのを止めようとしていた。



「邪魔」


後ろからこの世で一番聞きたくない声が聞こえ、体をびくっとさせ、反射的にドアから離れて壁にはりつくような姿勢になりながら、聞こえないような小さいかすれたこえでいった。



「ご・・・ごめん。」




顔を下げて顔を見ないようにしていた。
顔なんか見なくてもあの声で矢田さんだということは誰でもわかる。





その時いつものものすごい腹痛がきた・・・。


まただ・・・。



いつもの事だったが、異様に痛かったし、矢田さんが入った教室になんか入りたくないと思いエナメルを背負ったままトイレに駆け込んでいった。

復 讐 の 呪 -始- ( No.4 )
日時: 2012/06/20 13:07
名前: ai (ID: 3rAN7p/m)



私は、腹痛もちだった。
ストレスがたまると急に耐えられないくらいお腹が痛くなる。


トイレを出ると、エナメルの中からいつも飲んでいる常備薬を取り出し、急いで飲んだ。



どうしよう・・・
あと5分程すれば、腹痛は治ると思うけど、どうやって教室に入って行こうか・・・
入っていったら何をされるのだろうか・・・

私の頭の中はそんな考えでぐるぐるとかき回され、腹痛とは別に気分が悪くなってきた。



やばい・・・。



私はエナメルを置いたままもう一度トイレに駆け込んだ。




Re: 復 讐 の 呪  ( No.5 )
日時: 2012/06/21 13:29
名前: ai (ID: 3rAN7p/m)


トイレでしばらくぐるぐるする頭を抱えながら気分の悪さに耐えていると、何度も聞いたことのある嫌な声と足音が聞こえてきた。


「あははは!!あいつきもすぎてまじうけるー!!」


はぁ・・・
また悪口か・・・


・・・!!

大きくなる声とともにトイレのドアから人影が見えた。

やばい!


私は急いで個室に入って頭を抱えながらうずくまった。


ガタッというドアが開き、あいつが入ってきた・・・


「あーやばい、髪の毛がぼさぼさー
 あ、ねえねえ、こん・・・」

ドンッ

気持ち悪さがピークを達し、自分で危険を感じ立ち上がろうと思った瞬間、気絶してしまった。



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