社会問題小説・評論板
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- Brutto-歪なる私の世界-
- 日時: 2012/06/14 23:26
- 名前: フィーア (ID: 9x5zc166)
————笑い声が聞こえる。
—————誰かが、みんなが笑っている。
———嗤っている。
———ああ、なんて醜く歪んだ者達なんだろう。
———これが普通というのならば
———————捨ててしまおう、すべて・・・
☆☆☆☆
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
フィーアと申します。
小説を書くのは初めてですので、文がおかしいところや、
話の矛盾点など、いくつか出てくると思いますが、
こんな駄作品でよろしければ、みていってください。
- Re: Brutto-歪なる私の世界- ( No.2 )
- 日時: 2012/06/21 00:43
- 名前: フィーア (ID: 9x5zc166)
☆第二話☆
「———では、さようなら」
教師が号令をかけ、みんながさようなら、とあいさつをする。
「うーん。普通」
「はい?」
「いや、案外中学校って普通なんだなって」
「冷めるの早いな・・・
今朝はあれだけカメラだのなんだのさわいでたのに」
美郷があきれた様子で旭を見る。
後ろに背負っていたランドセルの感覚はもうない。
学生鞄という物を背負い、
いつもと見慣れぬ帰り道を歩くことに、
楽しい違和感を覚えていた。
「じゃ、またね!」
と、カバンをくるくると回しながら旭は
手を振った。
「うん。さよならー」
——————————翌日
「・・・え?先に行った?」
「えぇ。30分くらい前にね・・・」
「ぅう〜まぁ、中学生になっても一緒に行こうとは
行ってないからしかたないか・・・そうですか、
ありがとうございます。では・・・」
旭は、いつも隣にいた美郷の気配を感じないことに
違和感を覚えながら学校へ向かった。
(・・・変なの)
いつもそばにいるから、どこか、心に穴が開いたような感覚がするのだ。
——————数日後
いつもどおり、美郷と一緒に学校に行かず、
そろそろ慣れてきた制服に身を包みながら、学校へ向かった。
そう、『いつもどおり』—————
「————おはよう!」
そう、『いつもどおり』『元気に』『笑顔で』
おはよう、といった。
そして、いつもどおり、
『ああ、おはよう』って—————
————グシャッ!
「————ぇ?」
帰ってきたのは、そんな暖かい言葉ではなく———
————ひとつの、生卵だった。
☆☆☆☆
ふいっふー・・・
どこかアドバイスとかほしいです
- Re: Brutto-歪なる私の世界- ( No.3 )
- 日時: 2012/06/21 00:47
- 名前: フィーア (ID: 9x5zc166)
☆第三話☆
「な、なんで!?どういうこと!?」
「ぷっ———くす、くす———今のきいたっ?
なんで?だって!」
「あははははっ!きもーい!」
旭は状況が理解できなかった。
いきなり卵を投げつけられ、その上笑われているのだ。
理解できるほうがおかしいだろう。
「———っ!なんでこんなことするのっ!
きもい、きもいって———私は普通に返答してるだけ———」
「ぎゃははははははははははっ!
まじきもーい!あははははは」
———狂っている。
それが、旭の素直な感想だった。
「—っ!とにかくどいて!」
女子生徒をおしのけ、自分の机へとむかう。だが———
「・・・なによ、これ」
その机には、様々な卑猥な言葉や、侮辱の言葉が書かれていた。
周りからは、くすくす、という笑い声が聞こえてきた。
これが、『いじめ』というやつだろうか。
「———っ!消えろっ・・・!こんなもの!」
必死に近くにあった雑巾を濡らし、消そうとするが、
簡単に消えなかった。
「消えろっ!消えろ!なんだよこれ!」
「くすっ———あんたが消えたら?」
その言葉に、その場にいた旭を除く全員が大笑いした———
(な、なんで・・・?何もしてないのに!)
笑い声に耐え切れず、旭は教室を飛び出した。
「———ーっ!はぁ、はぁ・・・」
廊下を駆け抜ける旭の姿を不審に思う者達の中をくぐりぬけ、
気づけば中庭まで来ていた。
(どう、して———)
「なんで・・・?何かしたっけ?」
「————旭?」
「ぁ・・・
・・・み、さ?
————みさぁっ!」
「わっ———ちょっ・・・」
「くら、すの・・・みんなが・・・」
しばらく、みさの腕の中で泣き続けた。
それを見守るある人物の冷たくゆがんだ視線に気づかずに———ー
☆☆☆☆
アドバイスとかあったらくださいな
それにしても、結構急ぎ足でここまできちゃったな
もうちょっと詳しく書いたほうがいいだろうか
- Re: Brutto-歪なる私の世界- ( No.4 )
- 日時: 2012/06/20 23:53
- 名前: フィーア (ID: 9x5zc166)
☆第四話☆
旭は、教室に戻る途中、なぜあんなことをされたのか・・・
それを考えていた。
別段なにかした覚えはない。
そもそも話してすらいないのだから。
というか話しかけても適当にあしらわれているだけだった。
「なにが悪かったんだろう・・・」
そんなことを気にしている間に、教室の前まで来てしまった。
(まあ、どうせ集団でなきゃ何もできない屑の集まりだろうし・・・
気にしないでいようかな)
———ガラリ。
と、教室のドアを開ける。
その瞬間、クラス全体が静まり返った。
旭は自分の席に着こうとするが、そこまでに、
『キモい』『うわ・・・』というような声が所々聞こえてきた。
「・・・なんなの?誰だよいまキモいって言ったやつッ!」
「ぷっ・・・まじキモッ・・・うぜ—www」
そしてクラス全体が笑い出した。
何かで、集団で悪口をいったり、わざと聞こえるように
悪口を言ったり、陰口たたいている人間は、
面と向かってこちらがぶつかれば黙る、とか、ビビる。と
書いてあったような気がするのだが、どうやら違うらしい。
むしろ、もっとその『キモい』やらの度合いが上がってしまった。
こいつらにはまともな言葉は通じないのだろうか?
それほどまでに狂った集団の集まりなのだろうか?
————————休み時間
旭は授業が終わると、逃げるように教室を飛び出し、
美郷の元へ向かった。
「旭か。また変なことされたの?」
「うん・・・なんでかな。特に何か変なことした
覚えはないのに・・・」
「・・・さぁ?なんでだろうね。
ごめん、私今忙しいから・・・またね」
「・・・ん。引き留めてごめんね〜
じゃ、また〜」
よかった。と、旭は安心した。
美郷がいつもと変わらず接してくれていたからだ。
ふつうなら、こういう立場の人間を避けるだろう。
(それを、いつもどおり接してくれた。
みさは・・・私の見方だ・・・)
たった一人でも見方がいる。それだけで、旭の心はあたたかくなった。
☆☆☆☆
口調とか変わってないかねコレ・・・
というかコメがないwwwショボン
まあ、いいんですけどねww
アドバイスとかください
- Re: Brutto-歪なる私の世界- ( No.5 )
- 日時: 2012/06/21 00:12
- 名前: フィーア (ID: 9x5zc166)
☆第五話☆
それからも、旭への嫌がらせは続いた。
時には物を隠され、見つかったと思いきや、それに落書きされていたり
壊されていたりした。
旭の使った水道はどんなに他が混んでいても誰も使わず、
旭の宿題のプリントを、汚物でも触るかのような形で配られた。
机は完全に隔離され、旭が使った物はその日のうちに捨てられた。
ティッシュのゴミなどを投げ、旭に命中すると、
クラス全員が大笑いをし、『キモい』と罵った。
近くを通るだけで『キモい』『汚い』といい、わざとらしく避け、
軍手などをして、ただ『なんとなく』殴られる————
これらのことは、もはや当たり前となっていた。
「・・・みさ、なんで私、こんなことされなきゃいけないのかな。
なにかしたなら謝るのに・・・
でも、ここまでされるようなこと、した覚えないのに・・・」
「うーん。そうだね。とりあえず、松山先生に相談してみたら?」
松山先生というのは、旭のクラスの担任だ。
「・・・信じてくれるかな?」
「大丈夫だよ!ささ、そうときまったら早く行ってきな!」
「うん。ありがと。いってくるね!」
———職員室にて
「・・・クラスから嫌がらせを受けている、ねぇ」
「・・・はい」
松山先生は、めんどくさそうにペンをくるくる回している。
「はぁ・・・お前にもなにか原因があるんじゃないのか?」
「でも———!そんな何か言った覚えはないし、
それに、暗くもなく明るくもない普通の子として
過ごしてきたつもりですッ!」
「だから、それは気づいてないだけだろ?
それがわからないうちは嫌がらせなんて終わらないと思うぞ。
だいたい、こんなもんすぐ終わるだろ・・・
そのうち飽きるって」
「——もう、もう2ヶ月もやられているんですよッ!?
いつか飽きる、いつか・・・ってやってたら、
ずっとやられてしまうッ!私が悪口をやめてといっても、
笑ってバカにされるだけで、直してくれない!
だから先生にたのむしか————」
「あーはいはい、そういうのってたいてい
自分で何もしてないのね。先生忙しいから、
早く出て行ってくれないか?時間の無駄だ」
—ぴしゃん。という音ともに、旭は追い出された。
「・・・っ」
なんということだ。
教師がこんな———
こんなことでいいんだろうか?
「・・・ぅ、っ、く・・・ひぅ・・・」
声をあまり出さないように、嗚咽をこらえながら泣いた。
先生だけは味方になってくれると信じていたのに。
もうこの学校はだめなのかもしれない。
それとも、私が狂っているのだろうか?
そう、思わずにはいられなかった。
☆☆☆☆
修正箇所教えてくださいな
- Re: Brutto-歪なる私の世界- ( No.6 )
- 日時: 2012/06/21 00:51
- 名前: フィーア (ID: 9x5zc166)
☆第六話☆
——とぼとぼと、廊下を歩いていた。
今は何分くらいだろうか。
わりと早くに追い出されたから、そんなに時間はたっていない
はずなのだが。
「———でさぁ、本当にうざいんだよね」
「ぎゃははは!ちょーきもーい!うぜーーwwww」
・・・また悪口か。と、旭はあきれた。
(・・・ん?でも、この、声・・・)
—ドクン。と、心臓高まった。
まさか
そんなはずない
幻聴
聞き間違い
気のせいだ
そう偶然だそうに決まってる
「————上川、マジでうざい。」
—ああ、うんそうだよ
この声は
「今日もさ、嫌がらせうけたことを私に相談してきたんだよ
マジであいつキモい。たまたま暇だったから話しかけてやったら
それで懐かれたんだもん。
だからさぁ、あいつの担任ってこういういじめ関係って
なんの対処もしないし、むしろその人を追い詰めるって
うちのねーちゃんから聞いたからさぁ〜
『松山先生に相談してきたら?』って言っちゃったwww」
「あはははははははっ!もー
みさったら悪い子ーーーw
かわいそうだよーーーwあははははははは・・・・」
「・・・ぅ・・・ぇ・え」
今度は涙さえ出てこなかった。
ただひたすら、吐き気を催した。
「・・・あ・・・旭・・・」
声を出してしまったからか、美郷に姿を見られてしまった。
「ね、ぇ、みさ、ウソだよね?うそだよね、
みんなに合わせてたんだよね!?本心じゃないよね・・・?
ねぇ、みさ・・・」
「うるさい。
———キモいんだけど。こっち来ないでくれる?」
その2人の姿をみて、美郷と周りの女子たちは笑い出した。
「・・・なん、で・・・」
旭はその場に跪いた。
なぜ、こんな目に合わなければいけないのだろうか。
さらに逃げるように、今度は学校自体を飛び出した。
☆☆☆☆
できたらアドバイスくださいね
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