社会問題小説・評論板
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- いじめ【苦しい、怖い、痛い】
- 日時: 2012/06/22 16:27
- 名前: ルナ ◆DlyW/s8ibQ (ID: /IpclnxA)
皆様、初めまして!!! ルナといいます。
まだ小6で、文章力無いのですが、頑張ります!!
いじめ系好きです♪
いじめにあっている人たち、本当にかわいそう。
いじめている人は重い罪かぶってるんだねw
=目次=
【転校生】 >>1
>>2
>>3
>>4
>>5
【救えなかった自分】
>>8 【登場人物・プロローグ】
>>9 【あの時】
>>10【美紀が教えてくれたこと】
>>11【伝えたこと】 *完結*
【希望】
>>12 【登場人物・プロローグ】
>>13 【まさかの奇跡】
- Re: いじめ【苦しい、怖い、痛い】 ( No.9 )
- 日時: 2012/06/18 20:52
- 名前: ルナ ◆DlyW/s8ibQ (ID: /IpclnxA)
- プロフ: 小説大好きです(^^)
第一章 【あの時】
「美紀〜♪ おはよ〜。」 と、私があいさつ。
「あー!! 今日は早いじゃん!!」 って驚く、美紀。
「………嫌。」 と何かを、美紀がつぶやいている。
「…え? 何?」 私は聞こうとした。
美紀はうつむいたままで、黙ったままだ。
「ねぇ? どしたの? 美紀。」 と、私は聞き返した。
「学校いくの、嫌なの。」 と、美紀は泣いてしまった。
私は知っている。 美紀が学校へ行くのを嫌がる理由を。
・・・・・・美紀は、いじめられているから。
でも、この事を両親にさえも言えない。
私が 「親にいいなよ」 って聞いたら、美紀は必ずこう言う。
「お母さんたちに、迷惑かけちゃうから…嫌。」 ってね。
私はすごく心配だった。
でも、その日はとにかく、学校へ行った。
教室に入ると、必ず声が出てくる。
「わー。来たぞー。来たよー。」
最初は口。 でもあとからが…酷いの。
「ちゃんと、受け止めてよネぇ〜? バぁ〜か。」
「ぅ、うん…」 と美紀。
いじめているのは、中川 真央と、山野 咲。
クラスメイトからは、3人で 遊んでいるように見えるようだ。
こんな日々が続いた。このときはね。
- Re: いじめ【苦しい、怖い、痛い】 ( No.10 )
- 日時: 2012/06/20 19:54
- 名前: ルナ ◆DlyW/s8ibQ (ID: /IpclnxA)
- プロフ: 小説大好きです(^^)
第二章 【美紀が教えてくれたこと】
私は朝日が眩しく、起きてしまった。
(起きたくなかったのに…)
朝日を憎んだ。
けれど私は構わず、リビングへ降りた。
「未来、おはよう。」
「…おはよう。」
まだ、お母さんは気づいてない。
私がいじめられてるのに。
私は、朝食を食べる前に、制服に着替えた。
すると、ニュースが流れた。
『午前7時39分、○○市の○○さんが殺害されました。
状況は…』
私は、殺人ニュースが流れるたびに、あの時を思い出す。
…美紀の事。 自殺しちゃった。 あの美紀の事を思い出す…。
涙が…落ちている…。
…あ。 なんで泣くのよ…。 こんな時に…。
(こんな事…しちゃいられない。仇とること探さなくちゃ…!!!)
私は食パンをかじりながら、外へ飛び出した。
行きたくない…。 こんなこと思ったら終わりになるから駄目。
「美紀…。」
私は、つぶやいた。
美紀がいないと…わかんないよ…。
私はそのまま、地獄を過ごした。
その夜。 不思議な夢を見た。
「未来…。」
「美紀…?」
「ごめんね。」
「うぅん。かばえなくて…仇も取れなくて…ごめん。」
なぜかしばらく、沈黙が続いた。
やっと、美紀が口を開いた。
「仇なんてとってもいいことなの…?」
「え…?」
私は、驚いた。
いじめられていた本人が、こんなこと言うなんて。
「だってそうでしょ? これは、私の問題よ。
未来の問題じゃないの。」
「な、なんで、そんなこと言えるの?」
「あなたは、私をかばえなかったから仇をとりたいのでしょ?」
「うん。」
「それは、ただの に・く・し・み ではないの?」
「え…?」
「あなたは、現在、あの人にいじめられているわ。
ということは、私と同じ経験をしたということ。どう?わかる?」
そうだ。 私は大切なことを忘れていたんだ。
そう…それは…。
美紀と同じ経験者だということ。
その経験者たちの、気持ちを伝えるんだ。
「わかったよ。美紀。
伝えなくちゃ。 あいつらに。」
「そうよ。未来。行ってきなさい。」
私は、駆け出した。
- Re: いじめ【苦しい、怖い、痛い】 ( No.11 )
- 日時: 2012/06/20 20:41
- 名前: ルナ ◆DlyW/s8ibQ (ID: /IpclnxA)
- プロフ: 小説大好きです(^^)
第三章 【伝えたこと】 完結
朝日の眩しい朝、未来は気持ちよく目を覚ました。
「美紀…。 私、頑張るから。」
私は…そうつぶやいた。
学校に着くと、いつも通り声が。
「おぉ〜またきた〜」
「あんたら、いい加減にしな。」
言えた!!!
「なに? 文句でもあんの?」
続けていった。
「ええ。あるわよ!! 美紀がおしえてくれたのよ。
言いたいことははっきりとっ!!ってね。」
「うるさいわね!! 死んだ奴の言うことなんて…」
「そっちがうるさいわよ!! 今までいじめなんてしてきて、
何が楽しかったのよ!!」
まわりから、色々な声が聞こえた。
「…思った。何が楽しかったのかな。」
「ほんと。ごめんね。未来ちゃん。」
「楢川さんに、どう謝ろう。」
「…みんな、なんてこと言ってるのよ!!
私が悪いっていうの?」
「…もちろんだぜ!! お前がいじめてたからじゃないのか?」
「大人しいからいじめるっておかしいでしょ。
ただ、まだなじめなかったから、美紀sが亡くなって、
悲しんでたから、落ち込んでただけじゃないの??」
「いじめられてる人の気持ち考えなよ!!」
「みんな!!先生を呼んで!! 言うわよ!!」
「お、おい!!おまえら!!」
「あなたがいけないのよ。いじめっていうのは、軽い罪なんて
ちがうわ。 重いのよ。 あなたは2つの罪をかぶってるのよ。」
「はぁ?」
「とぼけないでっ!! 美紀を窒息死させて 屋上から突き落としたのは
あなたなんだから!!」
「ええっ? ほんとなの?」
「うそかよ!! あれは自殺じゃなかったのか!!」
「…真央…ごめん。もう、無理だよ。あんたに利用されるなんて。」
「咲sの事を!? 利用してたの? ひどいわ。3つものの、罪を!!」
「聞いたぞ!! 中川!! お前は生徒指導室にきてもらう!!」
それから、わたしはクラスメイトのいじめ、戦いが終わったことを、
確信した。 クラスメイトには、次の日、美紀が許していいよ、
ということを伝えた。
翌日の夢にも美紀はでてきて、美紀はこういった。
「ありがとう。 これで…もう大丈夫だから。」
と言って、消えた。
私には美紀の分、人生を送る決意をした…。
〜ENО〜
- Re: いじめ【苦しい、怖い、痛い】 ( No.12 )
- 日時: 2012/06/22 16:39
- 名前: ルナ ◆DlyW/s8ibQ (ID: /IpclnxA)
- プロフ: 小説大好きです(^^)
*登場人物*
主人公 四条 由菜 友達 竹田 加菜
*プロローグ*
私は、四条 由菜。 友達には、竹田 加菜達がいるの。
でも、加菜は親友なんだ。
いつもいつも、一緒。特に趣味が一緒で、いつも遊ぶときは、
趣味のPCをやるんだよね。
それで、今は中2なんだけど、両親も亡くなってて、親戚もいないし、
祖母、祖父もいない。 二人ともなの。
だから2人で、ルームメイトとして、アパート借りて暮らしてるんだ。
PCは2つ。2人でメール交換してる。てか、掲示板なんだけどね。
めっちゃくるぉ! で、返信数が500件超えてるんだよね。
すごいよね〜。
とまあ…、こんなところだけど、よろしくね!
- Re: いじめ【苦しい、怖い、痛い】 ( No.13 )
- 日時: 2012/06/22 16:59
- 名前: ルナ ◆DlyW/s8ibQ (ID: /IpclnxA)
- プロフ: 小説大好きです(^^)
【まさかの奇跡】
「加菜〜?早く買い物いこう?」
加菜は、黙ったままだ。 なにがあったのだろうか?
「・・・」
返事がない。由菜は加菜の部屋へ向かった。
「キャアッ!!」
由菜は悲鳴をあげた。そこには…、
加菜が倒れていたからだ。
「由…由菜ぁ、苦し…苦しい…よぉ…。」
とすごく、息苦しそうに加菜は叫んでいた。
「死んじゃうよぉ…。」
「頑張って!今、救急車を呼んだから!」と叫びながら待った。
————ぴーぽぴーぽぴーぽ————
「来たよ? か…な…?」
由菜はその場で立ちすくんだ。
返事はもちろんない。 当たり前だ。
加奈は、呼吸困難だったから。だから、しゃべれない状態だった。
「すぐにこの子を運べ! それと! 人工呼吸器を取り付けろ!」
「はい! 了解です!」
「あ、あの! か、加菜はどうなるんですか?」
「それは、わかりません。 死の覚悟も決めていてください。」
「そ、そんな…」
私は、怖かった。
「四条さん!! 竹田さんは無事ですよ!!」
「やった…助けてくれてありがとうございます!!」
「由菜〜!!」
「加菜〜!!]
「これは、奇跡です。 親友の願いが通じたのでしょう。」
「はい…」
こうして、2人の一つ目の戦いは終わったのです。
続く