社会問題小説・評論板
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- リストカットとイジメ。・・・やめて
- 日時: 2012/06/20 21:12
- 名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆Ui8SfUmIUc (ID: OQn8VdX9)
はじめまして。冬ノ華 神ノ音と申すものです。
この板で初めて書かして頂きます。
至らないところがおアリだと思います。おおありです。
だから、気兼ねなく言って欲しいです!
注意
・中傷・荒らしはおやめください。
・批判は受け付けますが、あまりひどいものはおやめください。
・私はガラスです。扱い方にご注意を。
・私のことが嫌いという方は今すぐ回れ右で。
コメントお友達待っています!
- Re: リストカットとイジメ。・・・やめて ( No.32 )
- 日時: 2012/09/18 21:21
- 名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆H8JcwdYlc6 (ID: OTwoD1yU)
『お前何時もさぁ女子に優遇されていいよなぁー』
『マジうざい』
『所詮顔だけだろ?』
何も言えなかった。確かに優遇されていたのだ。未流礪は只、その蔑みの声を無視して聞いていた。
何も言わなかった。言えなかった。だが、自分がこの顔に生まれたくて生まれたのではない。何故それを解ってくれなかったのか。先生にも相談したが結局改善される事はなく、転校した。
そして、いじめは終わったたが、未流礪の心には深く傷が付いた。正直人と関わるのが怖かった。又、いじめられるのではないか——と思うと急に怖くなったのだ。
- Re: リストカットとイジメ。・・・やめて ( No.33 )
- 日時: 2012/10/03 00:27
- 名前: ふうか ◆Qd6XA/vkyQ (ID: Ol2AK7af)
神音が別館でやっとる!?
というわけできました、ふうかです^^
あ、名前覚えてるよねっ?
私だよ?ゆりかん!!
うん、シリアス&こっちでもふうかなのでs((殴
神音のリストカットのお話を読んでなんか...すごいなぁ〜って思った((
ごめん、感想が下手くそで...(なんか思った事が上手く言葉にあらわせないという...
なんか主人公ちゃんにものすっごく共感ができて..
あ、やばい、涙腺が...
とにかく、更新頑張ってね!!
また来まーす(*´∀`*)
- Re: リストカットとイジメ。・・・やめて ( No.34 )
- 日時: 2012/10/07 19:03
- 名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆H8JcwdYlc6 (ID: z18hpbrC)
うにゃあああああああ(黙ろうかw
ふうちゃん!? ゆりちゃん!?
済まん、一瞬誰かt((((
いやー久しぶり(´・ω・`)(マイペースか
泣くなあ!(´;ω;`)(お前が泣くな
うん、更新まばらだけど頑張るねー
コメントありがとうー(´・ω・`)
- Re: リストカットとイジメ。・・・やめて ( No.35 )
- 日時: 2012/11/30 20:08
- 名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆H8JcwdYlc6 (ID: tjdw0avC)
『お前何時もさぁ女子に優遇されていいよなぁー』
『マジうざい』
『所詮顔だけだろ?』
何も言えなかった。確かに優遇されていたのだ。未流礪は只、その蔑みの声を無視して聞いていた。
何も言わなかった。言えなかった。だが、自分がこの顔に生まれたくて生まれたのではない。何故それを解ってくれなかったのか。先生にも相談したが結局改善される事はなく、転校した。
そして、いじめは終わったたが、未流礪の心には深く傷が付いた。正直人と関わるのが怖かった。又、いじめられるのではないか——と思うと急に怖くなったのだ。
ずっと人の顔色を伺っていた。嫌われるのが怖かった。幸いな事に気兼ねなく話し掛けてくれたが、だが、あの頃の映像が脳裏に流れてきた。自分の意見を通す事も、何も出来なかった。ただ、そこにいるだけの人形だった。冗談を言うなんて無理だった。無駄に神経を使うため、そんな事までに気がまわなかったのだ。
そして、神経を張り巡らせたのはいいが、肝心なところにまでは気が回らなかった。未流礪の左腕に隠されたリストカットの傷がバレてしまったのだ。
「え……ナニコレ? お前、リスカしてたのか?」
頭の中が真っ白になった。何も考えられなかった。ただ、言い訳を考えていた。
「え。あ……それは……ちっちが……!」
しどろもどろに言葉を紡ごうとするが、無理だった。何を言えばいいのか解らなかった。ちゃんと話すべきか、それとも違うと言い通すのかどうしたらいいか解らなかった。
「なんで隠してたんだよ。こんなに切りやがって! 痛かったろ……」
未流礪はぽかんと口を開けてしまった。初めてだったからだ。リスカを見てキレる人を見たのを。怒られてしまった。
「え。何とも思わないのか? 俺、こんな事しちまったんだぞ……?」
「なんで軽蔑しなきゃならねぇんだよ。俺ら、友達だろ? ダチが苦しんでたら助けるのたりめーだろ!?」
その時、未流礪の心に言乃葉が響いた。そして思った。人は一人では何も出来ないと……。
- Re: リストカットとイジメ。・・・やめて ( No.36 )
- 日時: 2012/12/28 12:43
- 名前: 冬ノ華 神ノ音 ◆H8JcwdYlc6 (ID: CRzWJbwd)
「一人じゃないって気付けたんだ。人は支え合って生きて行くんだって。解ったんだ。お前を見たとき、『ああ、俺と同じ目をしている』って思った。ビクビクしながら生きているのを見てな……」
涙が溢れた。そう、安娜は何時もビクビクしていた。何かされる。何か言われる。それが怖い。又、してしまう。そんな恐怖に心を震わせていた。
保留。