社会問題小説・評論板

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私はあなた達が憎くてたまらない〜イジメ〜
日時: 2012/06/23 20:09
名前: エンゼルランプ (ID: MIiIBvYo)

はじめまして、エンゼルランプです。
初めて小説を書くので自信が無いのですが、よろしくお願いします。
私が書くものは、半分は真実で半分はフィクションです。

Re: 私はあなた達が憎くてたまらない〜イジメ〜 ( No.1 )
日時: 2012/06/23 20:27
名前: エンゼルランプ (ID: wSTnsyhj)

  登場人物紹介
井上 菫
笑う事、話すことを忘れてしまった少女。
佐藤 雪とは幼なじみで、雪をとても信頼している。

佐藤 雪
井上 菫とは幼なじみで、しつこく菫に話しかけてくる。

イジメグループ

グループのリーダー。
知里
いつも光の近くにいる一人。
真理
知里と同じで、光の近くにいる。

 裏切りがきっかけで出来たいじめ
 いたずらから生まれたいじめ。
 恨みから生まれたいじめ
それらが消えることを祈ってーー。

Re: 私はあなた達が憎くてたまらない〜イジメ〜 ( No.2 )
日時: 2012/06/24 10:05
名前: エンゼルランプ (ID: feG/2296)

〜序章 ハナシビソウ「私を拒絶しないで」〜

中2の始業式。
桜は綺麗に咲き誇っている
でも、あんまりいい気分じゃない。
私にとって、学校へ行くということは、いじめられに行く
というようなものだから。
私は特に、する事も話す事もない。笑う事も…
校門には、新しいクラスメイトの名前。
でも私にとって、そんなのどうだっていい。
なぜなら、どうせまたいじめられるだけなのだから…
でも一応、
「(今年は2-3か。)」
どのクラスかは気になった。
「(あ…)」
嫌いな人物の名前も見つけてしまった。
光、知里、真理の名前。
私の中では、忘れたくても忘れられない人物。
「うわっ、また井上と同じじゃん!最っ低。」
近くから光の声がした。
「(最っ高の褒め言葉をどうも。)」
そう心の中でつぶやき、その場から離れ、教室へと向かった。
なんだか、性格が前より酷くなってる気がした。
光たちとは一緒になりたくなかった。
私は、いつまでこんな気持ちをしていればいいのだろう…
考えたくもないし、考える気にもなれない。
また、空っぽの時間が過ぎて行く。
  “私の時間を返してよ!!”
去年、光に言った言葉を思い出しながら階段を登っていく。

Re: 私はあなた達が憎くてたまらない〜イジメ〜 ( No.3 )
日時: 2012/06/24 10:51
名前: エンゼルランプ (ID: TaHLTR3K)

〜第一章 アリウム「無限の悲しみ」〜

去年の事を思い出す。
これは、私にとって消えない記憶。
  死ぬまで忘れられない記憶。

「うっわ菫、くさっ!!」
仕方ないでしょ、あなた達が私に汚い水を掛けたのだから。
「近寄らないでくれる?汚いから。」
それは、私を田んぼに突き落としたからでしょう?
そう思った。
「(どうして私なの?)」
周りを見ても、知らないふりをする人ばかり。
先生は職員室に行っていて、今はいない。
このいじめの事を知らない人物はただ一人。
先生だけ。
あの三人は、先生がいない時だけ、
思っていることを口にする、態度で表す。
先生が戻っても、他の人には聞こえないように、
けれど私の耳まで聞こえるように言う。
「どうして学校にいるんだろうね。」
「あいつがいなくても、学校は普通に動くのにね。」
そんな言葉を使われて、私はいい気分になれない。
前までは私と友達だったあの三人。
あの笑顔が、うらやましい。
あの友達の輪に、私も入れてほしかった。
結局、一年生の時は先生が気づいてくれて、光たちを黙らせてくれた。

そんなことを思い出しているうちに、教室についた。
教室の中は、もうほとんどの人が席に着いていた。
私が教室に入ると、明るかった教室が、人が、一気に静かになった。
「(もう、そんなのは慣れている。)」
それでも、胸が痛む。

Re: 私はあなた達が憎くてたまらない〜イジメ〜 ( No.4 )
日時: 2012/06/24 12:55
名前: エンゼルランプ (ID: EabzOxcq)

〜第二章 トリトマ「胸の痛み」〜

痛い。
 胸が痛い。
「あ。菫、久しぶり!」
声をかけてきたのは、同じクラスになった雪。
「…」
「うっわ、無視かよ。」
「タチ悪ぃ。」
私が無言でいると、男子2人が言葉を口にする。
別に、無言なのも、笑わないのも、好きでやっているんじゃない。
話しかけたり、笑ったりすると光たちに何か言われるに違いない。
それが怖いから、私は何も言わない。
     笑わない。
「最近どうしたの?何かおかしいよ。菫らしくない。」
私らしいって、どんなの?
最近って、いつから?


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