社会問題小説・評論板
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- 本日。学校をのっとります♪
- 日時: 2012/08/20 14:49
- 名前: 空 (ID: NGqJzUpF)
こんにちは空です♪
小説書くのはまだ2回目なので
文章力(?)とかないと思いますけど‥‥‥
まぁ。それでもいい人は見てください
あと、荒らしは来ないでください。
〜 登場人物 〜
塚李 千灯路 (つかい ちひろ)
森 美優 (もり みゆう)
並木 夢高 (なみき むたか)
多鐘 美華 (たかね みか)
岩﨑 愛 (いわさき めぐみ)
日向 栗奈 (ひなた りな)
- Re: 本日。学校をのっとります♪ ( No.1 )
- 日時: 2012/08/19 22:57
- 名前: 空 (ID: NGqJzUpF)
「おはよ〜♪」
「おはよ、千灯路!」
「千灯路ちゃんおはよう」
「おっはよう☆」
「おはよう」
私のクラス2−4はみんな仲良し
‥‥‥と言う設定。
そう、これも美優のため。
私は塚李千灯路。中学2年生!
「あっ!千灯路。おはよう」
この子は私の親友、森美優。
少し茶色がかった腰まである髪。
ぱっちりした目
かわいらしい顔立ち
まさに美少女。
そして漫画の主人公のように
『皆が笑顔でいられるような世界』
というキレイごとを夢にしている
でも、それに私は救われたんだ。
だから。私はこの世界(クラス)をつくりあげた
美優にはナイショで‥‥‥‥でもそれも
美優のためなんだよ‥‥‥‥‥‥
「千灯路。美華ちゃんがよんでたよ?」
美華ちゃんとはクラスメイトの多鐘美華(たかねみか)のこと
「あぁ。美華か、」
私は少しつめたい顔をしてから
「教えてくれてありがと、美優」
すぐに笑顔にきりかえる
「美華。何か用かな?」
私は笑顔で美華にそう聞く
すると美華は
「‥‥‥‥は、‥‥‥話が。話があって。」
私は美華のその話し方に少し不安を抱え
ある紙を美華の机におくと
「どーしたの?なんか変だよ美華♪
話なら昼休憩でいいかな?」
と言う。
美華は一瞬おびえたような表情を見せ
そして次の瞬間
「え〜!?変だった〜?
ちょっと。朝から親に怒られて〜。
テンションダウン〜みたいな☆
あっ!昼休憩ね☆時間空けてくれてありがとぉ〜」
と いつもの美華 に戻った。
「いいよ〜♪じゃあ昼休憩☆」
私はきっと、美優のために今ここにいるんだ。
私は生きないといけない!
美優。私があなたの夢を叶えてあげる。
- Re: 本日。学校をのっとります♪ ( No.2 )
- 日時: 2012/08/22 21:18
- 名前: 空 (ID: NGqJzUpF)
昼休憩。体育館うら。
つねに陰になっているここは少しだけ涼しい。
雑草が花壇を埋め尽くしている、
忘れられた花壇。
「待たせてごめんなさい。」
美華が来た、話の内容はだいたいわかっている。
「話って何?」
私はわざとわからないふりをした。
「もう、‥‥‥限界なの‥‥‥‥
ねぇ。こんな事して楽しいの?」
美華はそう言うと泣き出した
「いつ秘密をばらされるかわからない、
そんな不安をずっと抱えて生きないといけないの?」
美華は泣き崩れた。
しかし、私はそんなのどうでもいい。
「別に、私はばらしてもいいのよ?」
私がしていることが間違っているのはわかっていた。
しかし。正しいことをしたら。
美優は悲しむでしょ?
______________________________
そう。あれは去年の10月、
その頃私は美優とはちがうクラスだった。
そして私はクラスのリーダー格だった。
「塚李さん!」
リーダー格の私 と仲良くなりたがるやつはいっぱいいた。
ただ。自分の身を守るために‥‥‥‥
岩﨑愛(いわさきめぐみ)もその1人だった。
「あの。今日の放課後、一緒に帰りませんか?」
断る理由を考えるのもめんどくさかったので、
私は一緒に帰った。
その時、私は愛から聞いてしまったんだ‥‥‥。
「あの、塚李さんと仲がいい美華って子、
この前のテストでカンニングしてましたよ。」
私に気に入られたくてちくったのだろう。
私はその時思いついたんだ。
皆の秘密を知れば、美優の望む世界が作れる。
「え〜!?うそ、美華が!?」
私は情報収集のため、愛をつかうことにした。
「愛。このこと他に誰か知ってるの?」
「塚李さん以外の人に言ってませんよ?」
愛は口がかるい。すぐに私に教えてくれる。
「じゃあ。2人の秘密だよ☆
あと、私のことは千灯路でいいよ♪」
人間はなんて愚かな生き物だろう。
こんな簡単に操れるなんて。
「うん!千灯路」
それからは美優と約束した日以外は
愛と帰った。
「千灯路。あのさ、私見ちゃったんだけど‥‥‥
この前の火事って、先生のたばこが原因なの!
そのこと先生。警察にまだ言ってないみたい。」
「え!?あの火事?先生が!
教えてくれてありがとぉ〜♪
またよろしくね☆」
愛は私との関係を壊さないように
いろいろな情報を集めた。
情報を集めるためにびこうとかもしたらしい。
「この前さ。栗奈のあとつけたんだけど。
万引きしてたんだよ!ビックリしちゃった。」
栗奈とは日向栗奈(ひなたりな)のことだ。
「うっそ!あの栗奈が〜!?」
「そう!私もビックリした。」
「そ〜なんだ〜!ありがと♪
またよろしくね☆」
『またよろしくね☆』
と言うだけでいくらでも情報は集まった。
私は愛を利用し続けた。
使えなくなるまで‥‥‥
すべては美優のために‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
- Re: 本日。学校をのっとります♪ ( No.3 )
- 日時: 2012/08/22 20:52
- 名前: 空 (ID: NGqJzUpF)
「美華♪話があるの!」
私は美優のためにずっと‥‥‥‥
頑張って来たよ?
「カンニングしてるんでしょ?」
美華は泣いて私に言った。
「お願い!何でもする!だから。
お願い!このことは誰にも」
人はあせるとみんな
『なんでもする』
って言っちゃうんだよ。
「ふ〜ん‥‥‥。何でもね〜‥‥‥‥‥‥。
それじゃ、来年。みんなと仲良くすること。
陰口を言ってはいけない。
仲間はずれをつくらない。もちろんいじめもしない。
わかった?‥‥‥‥‥美華」
「わ、わかったわ!」
美華はそう言った。
確かに約束した。
「先生。私知ってますよ?
火事‥‥‥‥先生がやったのよね?」
みんな私の思うがまま
そして。これも美優のため。
「じゃあ先生。来年のクラス、4組は‥‥‥‥」
私は先生に一枚の紙を渡す。
私が考えに考えたメンバー
「このメンバーで♪」
重大な秘密を抱えている子を同じクラスに。
裏切られないように‥‥‥‥‥
______________________________
「美華。約束したよね」
私は雑草を抜き美華の前に投げる。
「嘘をついたの?」
私は声のトーンを変えて言う。
「嘘つくやつなんて、その雑草と同じよ」
私は雑草を踏みつぶす。
美華はぐしゃぐしゃの顔で私を見る
「こんなの!美優が喜ぶと思ってるの?
私はもう限界よ!キャラをつくり続けるのがどんなに大変か!
あんたにはわかんないでしょ!?
それに、あんなこと‥‥‥‥もうしたくない。」
「あははははは!」
私はわらう。すると
私の声に気がついた先生が来た。
「こんなとこで何やってる?
!?‥‥‥‥塚李。」
この先生は火事をおこした先生
「あっ!先生。実は多鐘さんが‥‥‥‥」
「ま、待って!」
美華が叫ぶ。
「わかった?美華。私はいつでも言っちゃっていいのよ?」
「わかった。だから、言わないで!」
「いいよ♪先生!もう行っていいよ☆」
先生は戸惑いながら
「な、何かあるんじゃないのか?」
と聞く。‥‥‥‥‥さっさと行け!
「行け!」
声のトーンと変える。
すると先生は走っていった。
「美華?じゃあ。これからも
あれ よろしくね♪」
美華はうなずくと走っていった。
「ははは。」
私のことをあの子はわかっていないよ。
『キャラをつくり続けるのがどんなに大変か!
あんたにはわかんないでしょ!?』
私にはわかるよ‥‥‥‥キャラをつねにつくって生きてきた。
全部美優のためなんだよ?
ねぇ。だから
- Re: 本日。学校をのっとります♪ ( No.4 )
- 日時: 2012/08/30 17:50
- 名前: 空 (ID: vJF2azik)
教室に戻るといやな空気だった。
美華が約束を破った。
「千灯路?なんでこんなこと‥‥‥」
美優はすごく悲しそうな顔をしている。
「美優?‥‥‥まさか!?美華!」
美華はにっこりわらい
「あぁ〜!千灯路♪どうしたの?
そんなおこった顔して?
あっ!私が美優に全部言っちゃったから?
ごっめ〜ん☆ついうっかり!」
美華は私の肩に手をおき
小さくつぶやく
「でも、私の秘密ばらしたら
私にやらせたことも言っちゃうよ」
私は背筋が凍ったように動けなかった。
「みんな仲がいいって、嘘だったの?
だましてたの?
信じてたのに!全部。嘘なの?
嘘つき!」
誰に何をいわれてもあまり傷つかなかった。
しかし、美優の言葉は‥‥‥‥
胸に何かが刺さるようにいたかった。
「ごめんなさい」
ただその一言以外‥‥‥
何も言えなかった。
「ごめんねぇ〜☆
私のせいで、こんなことなって♪
わざとじゃないよ〜☆」
美華の言葉のあと、
美華は私を殴り、私は気を失った。
「あっ!千灯路☆
大丈夫〜♪」
その声が最後に聞こえた
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