社会問題小説・評論板
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- あたし(コメほしいです)
- 日時: 2012/08/23 17:46
- 名前: くりゅうみん (ID: GSdZuDdd)
どうも!!!
くりゅうみんです★
コメ下さったらできるだけ丁寧にお返ししたいです♪
よろしくですっ★
- Re: あたし(コメほしいです) ( No.5 )
- 日時: 2012/08/25 13:24
- 名前: くりゅうみん (ID: GSdZuDdd)
〜翠奈さん〜
ありがとうございます★
がんばります!
よろしくです♪
- Re: あたし(コメほしいです) ( No.6 )
- 日時: 2012/08/25 13:43
- 名前: くりゅうみん (ID: GSdZuDdd)
「美加ちゃあん大丈夫ぅ!?」
次の休み時間、来海と樹奈が来てくれた。
「ちょっと気分悪いかな・・・」
お前らのせいでなっ
「じゃあ、教室もどろぉかぁ」
え・・・・・・
無理だよ。
気分悪いって言ってんじゃん!!!
「ね?いこぉ」
樹奈があたしの手をひっぱった。
「うん・・・ゲホッゲホッ!!!ゲホッ!!!ゲホッゲホッぅ・・・」
「さ、早く行こぉ!授業始まっちゃう!!」
「う・・・ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ!!!ゲホ!!!」
やだ・・・・・・止まんない・・・・・・
「はやくぅ!!!」
「ゲホッゲホッ!!!ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ!!!」
う・・・・・・吐く・・・・・・
「げほっ・・・・・・ぅ、んくっ、ハアッ・・・・・・」
なんとかこらえられた。
「ほぉら、チャイムまにあった!!!」
「うん・・・・・・う・・・・・・んくっ」
___キーンコーンカーンコーン
「よーし授業始めるぞぉ」
先生がやってきた。
無理・・・・・・
気持ち悪いぃ・・・・・・
我慢できないよぉ・・・・・・
「せんせぃ・・・・・・」
「どうした?加藤」
「気持ち悪いです・・・・・おええええええええええ!!!!!」
我慢できなかった。
「美加ちゃあんだいじょぉぶぅ??」
樹奈がちかよってきた。
「うわっ、きったねぇ。保健室行っとけよ!!!くっせぇ」
男子が口々に言った。
泣きそう・・・・・・
「ちょっとぉ男子ぃ!!!わざとじゃないんだからやめなよ!!!」
来海が言ってくれた。
「うちらの親友だぞ!!!」
樹奈も言った。
「あ・・・・・・わりぃ」
こうやってこいつらはいい子ぶる。
あたしに親切なふりをして。
「立てるか?保健室行こう」
「はい・・・・・・」
また先生に連れられ保健室へ行った。
「早退した方がよさそうね」
先生がお母さんに電話をかけた。
- Re: あたし(コメほしいです) ( No.7 )
- 日時: 2012/08/25 17:59
- 名前: くりゅうみん (ID: GSdZuDdd)
「出ないね・・・・・・」
「先生・・・・・・大丈夫ですから・・・・・・」
「加藤さん、熱測ってみて」
熱なんかあるわけないじゃん!!!
ーピピピピ ピピピピ ピピピピ
熱は・・・・・
・・・・・・38℃・・・・・・
38℃!?
うそうそなんで??
つらくも苦しくもないよ!!
「熱、どう?」
「えっと・・・・・・36度ですっ!!!」
「なら大丈夫かもね。また辛くなったらくるのよ」
「はいー失礼します!!」
- Re: あたし(コメほしいです) ( No.8 )
- 日時: 2012/08/26 16:21
- 名前: くりゅうみん (ID: GSdZuDdd)
「みかちゃあん大丈夫なのぉ?」
廊下に来海と樹奈がいた。
「うん、大丈夫」
「そっかあ、よかった」
チッと舌打ちが聞こえた。
「あ、菜々美はあ?」
「早退したみたい」
「あ、そうなんだあ。だいじょぶかなあ?」
「あいつのことだし、大丈夫じゃない?」
「そうだねえ。美加ちゃん、お弁当たべよぉ」
「うん」
「ほら、美加ちゃんのお弁当持ってきてあげたよぉ」
「ありがとう」
来海からお弁当をうけとった。
包んであった風呂敷がはずれかけている。
・・・気のせいか!
勝手になったんだよね!
中庭へ行って、お弁当をあけた。
真っ白いご飯の上に、緑色のものがおいてある。
・・・・・・!!!
・・・・・・バッタ・・・・・・?
つぶされてる?
「どうしたのお?食べなよお」
「うん・・・・・・」
ほかのおかずを食べた。
おかずはすぐに食べ終わって、あとはごはん・・・・・・
「食べなよお、ごはん。ほら!!!」
来海があたしの口にそれを押し当てた。
「うぅ・・・・・・」
樹奈に口をこじあけられ、中へいれられた。
「おええええええ!!!げほっ、がはっ!!!おえっ・・・・・・」
それといっしょに、食べたものを全部もどしてしまった。
「美加ちゃん!!!大丈夫???」
「だれか!!!先生よんできて!!!」
先生がきて、また保健室に運ばれた。
「熱、39度もあるじゃない!胃腸炎かしらね・・・・でも、下痢はないんでしょ?これから出てくるかもしれないから、病院行った方がいいかしらね・・・・・・」
口が気持ち悪い・・・・・・
「っ・・・・・・おえっ・・げほっ・・・・・・」
「だいじょうぶ?バケツあっちにあるからね。いる?」
「だいじょうぶです。げほっ!!」
「お母さんいないみたいだから、先生送ってくわね」
「歩いて帰ります」
「だいじょうぶ?」
「はい・・・・・・」
教室まで荷物を取りに行き、歩いて帰ることにした。
しんどい・・・・・・
まだ気持ち悪いよ・・・・・・
学校・・・行きたくないよ・・・・・・
助けて・・・・・・
- Re: あたし(コメほしいです) ( No.9 )
- 日時: 2012/08/27 19:05
- 名前: くりゅうみん (ID: GSdZuDdd)
「ただいま・・・・・・」
誰もいないけど。
あいつらはみんなあたしの親友気取りしてるんだ。
いつ裏切られるか。
いっしょにいるよりましか。
あいつらはあたしを吐かせてばかりいる。
あたしが吐くところがおもしろいらしい。
わけわかんないよ。
こっちの身にもなってみろ。
_____ピンポーン
もう・・・・・・誰?
「はーい」
玄関のドアをあけると、そこには菜々美が立っていた。
「菜々美ちゃん?どうしたの?」
真っ赤な顔して、肩を上下させて、呼吸をしている。
「美加ちゃん・・・・・・話聞いてくれる?」
目に涙をいっぱいためている。
「上がって・・・・・・」
部屋へ案内して、座らせた。
「家で寝てたの。そしたら、お母さんが男連れて帰ってきて・・・・・・」
「え・・・・・・」
「ウチ、おい、だされ、てぇ、美加ちゃ、ち、きた、の」
しゃくりあげながらしゃべっている。
「それで、っ、ゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホ!!!」
何かのはずみで咳込み始めた。
「大丈夫?」
背中をさすった。
「ゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホ、おえええ!!!」
その場で吐いてしまった。
もしかして、このために来た?
菜々美は中学の頃演劇部だったんだっけ。
演技だよね。
「ごめ、ゲホゲホゲホ!!!」
「いいよ・・・・・・」
信じられない。
ふざけんな!!!
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