社会問題小説・評論板
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- 私。
- 日時: 2012/09/12 21:12
- 名前: 紗莉衣 (ID: hFRVdxb.)
どもですw
お初です。
紗莉衣と申す者です。
今高2です。
私が中学生のときの話です。
実話ですよw
キャラ紹介*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+
*結河 紗莉衣
グループのリーダー的存在。
*桑島 花澄
グループの可愛い存在。
いじめを指揮っている。性格はあまりよくない
*新島 周
グループのやんちゃ的存在。
小学校のとき一人の女の子を不登校にさせた
*方川 マイ
母さんがイギリス人のハーフでとても可愛い。
男好き。皆から好かれていない
*橋本 京佑
黒縁メガネで学年1位を争うほど頭がいい。
クールだけどたまに見せる笑顔が可愛いと評判
昔花澄と付き合っていたらしい
*田島 レナ
黒髪でいつも二つ縛りをしている子。
少しうるさいけど、とてもいい子
*黒崎 海星
茶髪で自毛らしいが本当かはわからないやつ。
面白くて明るく皆の人気者。
でも彼には深い秘密があるらしい
*白城 琢也
サッカーがすごくうまく注目されている一人。
でもサッカーはうまいがそんなに頭は良くはない。
花澄に好意を抱いていた一人
*谷内 紗夜
いじめられている。
蛇顔。
※本名じゃありません。仮名ですw
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お客様
*桃瀬様
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+*☆これまでのお話☆*+*+*+*+*+*+*+
第1話
>>1
第2話
>>2
第3話
>>10
第4話
>>11
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- 私。 ( No.1 )
- 日時: 2012/09/11 17:49
- 名前: 紗莉衣 (ID: hFRVdxb.)
重たい足で学校に行く。
今日もまた・・・。と考えながら進む。
2-5組という教室にはいると一人の女が私に飛びついてきた。
「さりーっ!おっはよー!」
こいつは私の親友・・・いや私につきまとってくる奴だ。
名前は桑島 花澄。
「ねぇ。紗莉衣。あいつ本読んでるよ!根暗ー!!」
本が好きな谷内 紗夜。こいつは頭も悪く運動神経も悪い。
しかも顔がベビみたいな感じで見ているだけで気持ち悪い。
「本が好きなんじゃない?」
そう冷たく返すと
「もーっ!さりーっ!!乗り気じゃなぃなぁ・・・・。あいつをどうしよう。飛び蹴りでもしようかな〜!!」
どう?紗莉衣。という目でこっちを見てくる
いっつもそうだ。こいつは。
私に返事を求めて疲れる。
「いいんじゃない。」
「おけー!じゃあやりますか!紗莉衣。」
でも私はいつもこういってしまう。
「やめなよ!」
この4文字がどうしても言えない。
席に座ると
隣の新島という男が話しかけてきた。
「なぁ。谷内ってきもいよなぁ。見てるだけで吐きそうだぜ。」
新島がそういうと谷内はこちらを睨んできた。
「ぅ・・・うわああああああああああ!!目が・・・目が腐る!」
新島はお調子者でこういうやつだ。
「新島。うるさい。」
「はーい。」
そこに担任が来た。
「センセー!ネクタイ変えました?」
と新島
「おお。よく気づいたな。先生も、もてたいとおもってなぁ。」
はぁ。
この糞教師が。
30過ぎてなにいってんだか。
「じゃあ。出席とるぞー。相川ー」
「はーい。」
出席を取るとなぜか花澄だけ異常にニコニコしている。
その理由は。
「田中ー。」
「はい。」
「中谷ー。」
「はい」
このように先生さえも谷内の存在を無くすかのようにするのだ。
「じゃー。授業がんばれよー。」
担任が教室からいなくなったとたん
花澄は谷内の机に蹴りを入れた。
「お前まじきもい。さっさと消えてよ。」
谷内は無言で本を読み続けている。
「・・・っシカトすんじゃねーよ!」
花澄が椅子を蹴った
そしたら隣にいた新島に当たった。
「うわっ。最悪何すんだよ桑島。俺に汚いもんつけんじゃねーよ」
「あー。ごめんごめん。ついね。ちょっと力入っちゃってさ。」
すると花澄がこちらに走ってきた。
「紗莉衣おもしろかったぁ?」
そんなことはどうでもいい。ただ・・・私は・・・
「うん。」
「そっかそっか。花澄超嬉しいよ。」
そこに一時間目の先生が来た。
「おい。何やってんだー。早く座れー。」
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放課後になると教室には
谷内と私と花澄と新島とほかのクラスの友達がいた。
「ねぇ。谷内さん。ちょっといいかなぁ?」
花澄がそういうと谷内はビクッとなった
「・・・何?」
「あのね・・・。花澄、谷内さんにいっぱい悪いコトしちゃったなぁ。と思ったの。」
「・・・・。」
「今までごめん!!!許されないと思うけど・・・。私谷内さんと友達になりたい。」
「いいよ。私もそんなに気にしていないわ。」
「そっか。じゃあ友情の証にカラオケでもいこー!!」
花澄はそう言って谷内の手をひっぱった。
カラオケに着くと谷内は少し笑顔が見られてきた。
あと少しで悪夢が待っているというのにー。
- Re: 私。 ( No.2 )
- 日時: 2012/09/11 18:59
- 名前: 紗莉衣 (ID: hFRVdxb.)
じゃあ入ろっか。
そう言って花澄は大勢でカラオケ店にはいった。
店員のやりとりを終えた花澄は7人を引き連れ部屋へいった。
部屋の扉を開けると花澄がボンっとソファに寝っ転がった。
「にゃー!疲れた。」
それを見て谷内はふふっと不気味に笑った。
みんなが座ると店員が来た。
「お飲み物はどうされますかー?」
「んー。みんなミルクココアでいいよね!」
「うん。」
「じゃー。紗夜はー?」
「あ・・・。うん。私は烏龍茶かな。」
「んじゃ。ミルクココア7つに烏龍茶1つね。」
店員は重い足で部屋を出て行った。
「紗夜って呼んでもいい?」
「あっ。うん。いいよ。」
「わかったよ!あたしはー花澄って呼んで?」
「うん。」
「じゃあ皆。紗夜のこと紗夜って呼んでね!」
うん、わかったなど皆言っているがきっと誰ひとりこの先呼ぶ人はいないだろう。
すると店員が入ってきた。
「ミルクココアのお客様。」
「あ。こっちとこっちねー!」
「烏龍茶のお客様。」
「あ・・・。はい。」
「失礼します。」
谷内はこの先起こる悪夢を察していないのだろうか。
「じゃあかんぱいしよっか。紗莉衣乾杯おねがいしまーす!」
「え・・・。かんぱーい。」
『カンパーイ!』
するとここで花澄が
「ばっかみたい。許して?悪かった?友達になりたい?そんなこと信じてたの?まさかついてくるとは思わなかったよ。」
「・・・どういうこと」
「こういうこと。」
1杯目のミルクココアが谷内の頭にかかった。
「さ。みんなどんどんいっちゃて。」
「じゃまず。俺から。」
と新島
「きもいんだよ。」
2杯目のミルクココアが注がれた。
新島は小学校のとき暴れん坊将軍で一人の女の子を登校拒否にさせたらしい。
「じゃあ。次はマイの番。偽善者。」
3杯目。
方川 マイはお母さんがイギリス人のハーフでとても可愛い。
でも男好きだから皆にはそんなに好かれていないはずだ。
でも花澄に好かれたからだろう一緒にいるのは。
「お前なんて生きてる価値なし。」
4杯目。
橋本 京佑は黒縁メガネで学年1位を争うほど頭がいい。
クールだけどたまに見せる笑顔が可愛いと評判だ。
昔花澄と付き合っていたらしい。
「熱い?辛い?」
5杯目。
田島 レナは黒髪でいつも二つ縛りをしている子だ。
少しうるさいけど、とてもいい子だ。
「あのさ。臭いんだけど。」
6杯目。
黒崎 海星は茶髪で自毛らしいが本当かはわからないやつだ。
面白くて明るく皆の人気者だ。
でも彼には深い秘密があるらしい。
「みっともないなぁ。」
7杯目。
白城 琢也はサッカーがすごくうまく注目されている一人だ。
でもサッカーはうまいがそんなに頭は良くはない。
花澄に好意を抱いていた一人だ。
「目障り。消えて。」
8杯目。
最後の私。
私の名前は結河 紗莉衣。
全員分のミルクココアが注がれた谷内の肌にはミミズ腫れができていた。
谷内は泣いていて私たちは笑っていた。
このようなことがあってもいいのかと誰も思わないのか。
「じゃ。帰ろっか。花澄ねーヴィトンの財布ほしいの。琢也買ってよ」
「うん今度ね。」
「やったぁ。琢也大好きっ!」
「あ。結河。俺ら下で待ってるからな。」
「嗚呼。うん。」
微かな笑い声が聞こえる中私はこう言った。
「谷内・・・。あんたのこと助けてあげようか?」
「・・・。」
「今の生活苦しいでしょ。花澄にいじめら・・・」
「いじめられてなんかいないっ!!!」
谷内は私の言葉を遮って言った。
「私はただ善意のことを言っただけ。あとはあんたが決めな。」
私は谷内に背を向けると谷内が
「負けない。私は。あんたみたいな一人じゃ行動できない奴とは違うから。負けない。」
「あっそう。」
私はその場をあとにした。