社会問題小説・評論板
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- いじめ〜1rd〜オリキャラ&名前募集中!!
- 日時: 2013/06/23 17:59
- 名前: ミクサ ◆8ojJTjGirM (ID: Nq/x9dV9)
こんにちはー、ミクサです!
いじめ小説を書きます。 このジャンルは初めてなのでへたくそかも
知れませんがよろしくお願いします!
登場人物
・如月 亜理紗 −kisaragi arisa-
主人公。中学一年生。沙奈をいじめる。
・遠藤 美紅 −endo miku-
亜理紗の小学校からの親友。隣のクラス。いじめの手伝いをする。
・石崎 舞 −isizaki mai-
中学校でできた亜理紗の友達。沙奈のいじめ首謀者。
・大原 沙奈 −ohara sana-
亜理紗のクラスメイト。「おおはら」ではなく「おはら」。
いじめのターゲットにされる。
・島野 実穂 −simano miho-
亜理紗のクラスメイト。いじめには関わっていない。
・伊藤麻友 −itou mayu-
亜理紗のクラスの女子のリーダー。いじめはもちろん
加害者側。
が主な登場人物です! これからがんばります!!
——人は、自分と違うものを蔑み、差別する。
肌の色が違う。
信じる神が違う。
人種が違う。
その行為は、今や一般的なものへと変化してきた。
『これは、いじめじゃない。お遊び——ただのゲームよ』
人は、どこまでも狂う。 その命が尽きるまで。
- Re: いじめ〜1rd〜 ( No.3 )
- 日時: 2013/06/16 20:51
- 名前: ミクサ ◆8ojJTjGirM (ID: XEIko/lc)
嘘、沙奈が、いじめをしている側なのっ!? どうして、舞ちゃんが……。
やめなよ! と言おうと思ったけど、できない。怖い。あたしだっていじめられたくない。
あたしは扉のほんのちょっと空いた隙間から見てるだけだから、沙奈達にはあたしは見えない。今ならまだ逃げられる。ターゲットにされずに済む。
そう思ったのに、足が動かなかった。逃げろ、と念じているのに、手が自然に扉の取っ手の方に動く。
——違う。動かしたいのは手じゃない。足だ。行きたいのは教室の中じゃない。教室から遠くなんだ——!!
ガラッ
「!? ……なんだ、亜里抄か。どうしたの?」
そこには、沙奈と、沙奈と同じ小学校の子と、
「べ、別に? そっちこそ、何やってるの?」
びしょぬれの舞ちゃんがいた。
夕陽があたり一面を橙色に染め、下校のチャイムがなった。
あの後、あたしは、「絶対にいじめのことは言いません」という約束をさせられて、舞ちゃんをいじめさせられた。
モップで舞ちゃんをふいたり、「死ね」などと暴言も言った。
——謝らないと。
謝ってはいけない、なんて約束はしていないから、ターゲットにされないはずだ。舞ちゃんを体育館裏に呼び出して、あたしはこう言った。
「ごめんね、舞ちゃん! あたし、本当はいじめるつもりなんて……」
「わかってるよ」
あたしの言葉をさえぎって、舞ちゃんが口を開いた。
「あたしをいじめてるときの亜里抄ちゃん、瞳が揺れてたもん。沙奈にチクらないって約束したときだって、沙奈の顔見てなかったじゃない? あれって、人が不安な時にするしぐさなんだよ」
「舞ちゃん……。ごめんね、舞ちゃん。
いつからいじめられてるの?」
舞ちゃんがふと上を見上げる。頭上では、カラスたちが旋回していた。
「五月の中頃。ほら、体育のバスケの授業であたしと沙奈達同じチームだったじゃない? あれであたしが失敗して、沙奈チームの成績最悪だよって先生にからかわれたのが原因だと思うの」
体育で失敗したからっていじめ? おかしい、あり得ない。狂ってるとしか思えない。
あたしは舞ちゃんの腕に目をとめた。赤くて細い切り傷がたくさんついている。
「それって……リストカット?」
「ううん、違うよ。リストカットなんて怖くてできないし、そんなことしなくてもあたしは大丈夫だから。これは、沙奈たちに切られたの」
「ひどい……」
「そうだね。でも、あたしのためにいじめを止めようとかは、絶対にしないでね? 他の人がターゲットになるのは嫌なの」
強い意志を持った舞ちゃんの目と言葉に押されて、あたしは
「うん」
と言ってしまった。
- Re: いじめ〜1rd〜 ( No.4 )
- 日時: 2013/06/18 20:54
- 名前: ミクサ ◆8ojJTjGirM (ID: XEIko/lc)
★☆登場人物追加&名前募集のお知らせ☆★
このたび、新しく登場人物を追加することになりました〜!
ただ、名前がどうしても思い浮かばないので、皆さまの文才をお借りしようと思います!(←自分で考えろよ、というツッコミはなしでw)
あと、オリキャラも募集しようと思います!
下の文のコピーを張り付けていただきたいです。
オリキャラ応募用紙
名前:
年齢:
クラス:
容姿:
性格:
いじめは【加害者or止めるor傍観者or知らない】
備考:
こんな感じで。名前の応募の件ですが、応募したい人物の概要を↓に書くので、その人物の番号と名前を教えていだたきたいと思っています!
1番
女の子。亜理紗と同じクラス。髪の毛はショートヘアで、男まさり。
いじめは加害者側。
2番
男の子。亜理紗と同じクラス。運動は出来るが勉強は出来ない典型的男子。女の子にモテることを目標とする悲しい男子。いじめは傍観者側。
3番
女の子。亜理紗と同じクラス。女子リーダーの伊藤麻友の、「自称」片腕。周りから見たらただの取り巻き。いじめの加害者側。
4番
男の子。亜理紗と違うクラス。2番と違って何もしなくてもモテる、良い男。勉強も運動もできる。いじめのことは知らない。
基本、名前は早い者勝ちですが、「みな」、「みなみ」など似ている場合は、どちらかを落とさせていただきます。
応募は、一人一役、一回のみということでお願いします。
新登場人物の名前 用紙
番号:
名前:
です!
〜お詫びと訂正〜
さらに、今回はもう一つ発表があります。今まで、小説を書いている中、主人公の ありさ ちゃんの漢字を、
「亜里抄」 とか 「亜里沙」 とかいろいろ間違えてしまいましたが、最初のレスの通り、名前は
「亜理紗」です。ビミョウに違うので、そこのところよろしくお願いします。
- Re: いじめ〜1rd〜オリキャラ&名前募集中!! ( No.5 )
- 日時: 2013/06/19 20:26
- 名前: ミクサ ◆8ojJTjGirM (ID: XEIko/lc)
「お前ら、どうして出会ったばかりの仲間をいじめることができるんだ!」
教室に、うるさくてむさくるしい担任の声が響く。
あたしたち五組の担任は、斎藤先生といって、今年で49歳の、白髪のオッサン。特に女の子から嫌われている。
「いじめなんて、人間として一番やってはいけないことなんだぞ!?」
立たされた沙奈たち。そして、沙奈たちの恨みの目は、確実にあたしへと向かっていた。
そう。
あたしが、チクってあげたよ。
舞ちゃんと、美紅のために。
- Re: いじめ〜1rd〜オリキャラ&名前募集中!! ( No.6 )
- 日時: 2013/06/19 20:39
- 名前: ミクサ ◆8ojJTjGirM (ID: XEIko/lc)
舞ちゃんを初めていじめてから三週間後、あたしは見てしまった。
——沙奈が、美紅までいじめているところを。
いじめる理由は、会話からすぐにわかった。
(あたしのせいだ)
あたしが、沙奈達のいじめを知ってしまったから。その原因となったのが美紅の「いじめがあるって本当?」という発言だったから。
アタシガ、ミクトマイチャンヲ、キズツケタ——?
アタシノセイダ。
あたしのせいだ。
(なら)
あたしのせいなら。
あたしが、責任を取って、沙奈たちを懲らしめてあげるからね。それまで、楽しみにしててね、舞ちゃん、美紅。
先にやってきたのは、向こうだもん。あたしたちは、平和に暮らしてたのに、それを壊したのは沙奈。
なら、
沙奈の平和も、壊していいよね——?
沙奈だけ特別扱いなんて、許されるはずがない。
*
放課後、沙奈たちは反省文を書かされていた。その間に、あたしと舞ちゃんは、一緒にとあるカフェへと足を運んだ。
話題は、もちろん、「沙奈いじめ」のこと。というか、最初に沙奈をいじめてほしいと言ったのは、実は舞ちゃんで、あたしはそれに乗っかっただけだった。
もちろん、責任の転換をするつもりはない。あたしがいじめたいから、いじめる。怒られるのも、あたし。それは当然のこと。
「ありがと、亜理紗ちゃん」
「ちゃん、なんてつけなくていいのに。一緒に沙奈をいじめる仲じゃない、舞!」
「ふふ、そうだね、亜理紗。——ごめんね、その、美紅さんまでいじめられることになって」
舞が申し訳なさそうに言う。当の美紅は、きっと家でいじめる方法についてネットで調べているはずだ。
「大丈夫。そのことだけど、美紅も一緒にいじめることになったの、沙奈のこと」
「ほんとに? やった、仲間が増えた! クラスの子はね、じつはほとんど沙奈と同じ南小なの。だから、沙奈の裏の性格も知ってる子多いから、多分味方してくれるはず。
でね、沙奈いじめの方法なんだけど——」
そのあとも会議(?)は続き、その内容もきちんと美紅にメールした。美紅からの返信は、
【マジ? それめっちゃいいじゃん! あいつの体きっと脂肪ばっかりだよ(笑)】
だった。
いじめる方法とは、女の子にとって一番屈辱的な方法。
脱がせばいい。
- Re: いじめ〜1rd〜オリキャラ&名前募集中!! ( No.7 )
- 日時: 2013/06/19 20:49
- 名前: ミクサ ◆8ojJTjGirM (ID: XEIko/lc)
あたしたちの計画は、
「まずね、トイレでもどこでもいいんだけど、連れて行って、ふざけた感じで『ブラ見してよ〜』っていうじゃん? あいつ馬鹿だから、自分の体自慢できるチャンスだと思って見せてくれるはず。前もそうだったもん。でね、ブラをはぎ取って……」
というものだった。舞、意外と黒いんだなあ。
ともかく、そうと決まれば結構だ。やるのは早いうちが限る。
「ね、沙奈?」
ギロッと睨まれる。当然だもんね、チクったんだもん。
「沙奈って胸でかいよね。ブラ見してよ」
「は? ……ま、いいけど。はい、あたしのブラ。みて、中一でDって結構でかくね?」
それは、九十九パーセントが脂肪だからではなかろうか。という心の声はもちろん出さずに、
「わ、すっごーい! どれ?」
といって、一瞬でホックを取る。……どうよ、この技。昨日結構練習したんだから。
変態だと思われてもかまわない。
舞と美紅の仇が取れるなら。
*
その後は、大成功だった。トイレの水でブラをひたひたに濡らし、着れないようにしてから、トイレの個室に閉じ込める。そして、おまけに上から便器の水をかけた。沙奈は泣きながら
「助けてぇ!! あたしが、何を……ヒックしたっていうのよぉー!?」
と、昼休み終了まで泣いていた。
先生に見つかるとまずいので、一応昼休み五分前には鍵を開けてやり、こういった。
「舞たちがどういう思いしたかわかった? これから、もっとひどくなるから」
と言い放ち、涙とトイレの水でぐちょぐちょの不細工な沙奈を一人にして、あたしたちは教室に戻った。