社会問題小説・評論板

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The vengeful plan to her
日時: 2013/07/23 21:58
名前: suzuka ◆3p2qsnXqkQ (ID: 8wzITB29)

お久しぶりです。もしくははじめまして。
suzukaと申します。
いつも途中で断念してばかりですが、今度こそ頑張って完結しよう。と思い、新しい小説をつくりました。コメントとかもらえたらすごいやる気でます。きつめのアドバイスなども勿論OKです。(というか、すごい勉強になります。嬉しいです)駄作ですが、よろしくおねがいします。


・荒らしなどの迷惑行為は禁止です。
・文才等はございません。
・更新おそいです。(でも、書く時はいっきに何話も更新します)
・suzukaが嫌いな方は読むのをおすすめしません。
・何か問題点がありましたらご指摘よろしくおねがいします。



プロローグ >>1

キャラクター >>2

第0話 >>3
第1話 >>4
第2話 >>5
第3話 >>6
第4話 >>7
第5話 >>8

Re: The vengeful plan to her ( No.1 )
日時: 2013/07/15 02:26
名前: suzuka ◆3p2qsnXqkQ (ID: 8wzITB29)

 プロローグ



机のひきだしの中の茶色い封筒を取り出す。A4サイズの封筒には『レナへ』とうすく書かれている。私はその封筒を開けようとしたが、その手を止めた。嫌な汗が背中に流れる。手がしびれて動こうとしない。

「ルイ。どうして……」

そうつぶやくと、涙があふれだした。後悔が私の中に渦巻き、封筒をまたひきだしへとしまった。
封筒を受け取ってから三日がたった今。まだ封筒を開ける事すらできない。恐怖で胸がいっぱいなのだ。私に対しての愚痴が書かれているのでは、という不安が消える事はなく。そんなはずはない、と言い切れない自分にいらだちを感じる。

『私……どうすれば良かったのかな?』

ユウカの言葉を思い出していた。涙をうかべて、本当に悲しそうな顔をしていた。
私にもわからない。どうすればこんな事にはならなかったのか。どうすれば三人でまた笑える日が来たのか。それはきっと誰にもわからない事で、ルイだってわからなかったんだ。だから、あんな事。
私は荒くなっている呼吸を抑え、目をギュッとつぶった。その目を開けるとまぶしい太陽の光が私の顔を照らした。お昼のあたたかいその光は、私の心を奇麗に浄化するようだった。
いつかは見ないといけない。
封筒を再び取り出すと、ためらいなく開けた。中には紙が束になっており、それらはパソコンで文字が打ち込まれていた。横書きの何十枚にもわたる文章。読むにはかなり時間がかかるだろう。一番上の紙には英語の一文が書かれていた。この文章の題名なのだろう。

     『The vengeful plan to her 』

Re: The vengeful plan to her ( No.2 )
日時: 2013/07/20 14:44
名前: suzuka ◆3p2qsnXqkQ (ID: 8wzITB29)

 キャラクター



☆ルイ (被害者)
 ミカへの復讐を考えている
 もとはレナグループ


《ミカグループ》いじめの加害者
☆ミカ (主犯)
 いじめを純粋に楽しんでいる
 あまり罪悪感を感じていない
 クラスのリーダー格
☆カナエ
 ミカと一緒にいじめを楽しんでいる
☆ホノカ
 悪い事だとわかっているが、いじめをやめられない。楽しんでいる
☆エミ
 ミカグループに居続けるために、いじめをやっている


《チヒログループ》いじめ加害者(ミカにおどされている)
☆チヒロ
 いじめをしたくはないが、ミカにおどされてしている
☆マユミ
 チヒロと同じく、ミカに強制的にいじめに参加させられている
☆カオリ
 二人と同じ
 体が弱くて、よく学校を休む


《アイカグループ》いじめを見て楽しんでいる
☆アイカ
 いじめをみて「かわいそう」と言いながらも楽しんでいる
☆リカ
 エミと一緒にいじめをみて笑っている
☆クルミ
 「自分は見ているだけだから加害者じゃない」と言いはる


《カイトグループ》いじめを見て楽しんでる
★カイト
 いじめをみて笑っている
★リク
 カイトと一緒に笑っている
★コウキ
 二人にあわせて笑っているが、実際はいじめについて何とも思っていない


《スミレグループ》いじめには反対だが止める事ができない
☆スミレ
 いじめを極端に嫌っている
 しかし、いじめを止めれない
☆ヒトミ
 親が教師で「いじめは絶対にやってはいけない」と教えられてきた
 しかし、スミレと同じく止められない
☆イヅキ
 いじめはいけない事だと思っているが、二人と同じく止められない


《ツバサグループ》いじめに反対だが止める事ができない
★ツバサ
 いじめを嫌っている
★ユウタ
 昔、妹がいじめで不登校に
★リョウタ
 いじめはいけない事と考えている
★サトシ
 いじめに反対というより、ミカを嫌っている
 ミカのする事ほぼすべてに反対=いじめにも反対
★ケイタ
 ルイの事が好き
 なので、いじめには反対


《ヒカルグループ》いじめに極力関わらない
☆ヒカル
 いじめには関わりたくないと思っている
 (ヒカリの双子の姉)
☆ヒカリ
 ヒカルと同じように考えている
 (ヒカルの双子の妹)
☆アイリ
 面倒事には関わりたくないと思っている


《ナツメグループ》いじめに極力関わらない
★ナツメ
 面倒事は嫌い
★タクヤ
 ナツメと同じく、面倒事が嫌い
★カズヤ
 いじめに関心がない
 どうでもいいと考えている
★ジン
 いじめに巻き込まれたくない
★ソウタ
 自分が関わる必要性がないと考えている


《リュウグループ》女子の事なので関係ないと考えている
★リュウ
 女子のいじめなので、男子には関係ないと考えている
★タカシ
 女子のいじめには関わらない方がいいと考えている
★ダイチ
 タカシと同じように考えている
★カズト
 女子の問題は、女子で解決するべきと考えている


《レナグループ》
☆レナ
 親友のユウカを何よりも大切とする
 もとはレナもグループの一員だった
 いじめが嫌い
☆ユウカ
 いじめだけでなく、人を傷つける行為すべてを極端に嫌う
 「みんなが幸せになれるようなクラス」を望んでいる
 本当に優しい人間

Re: The vengeful plan to her ( No.3 )
日時: 2013/07/06 01:23
名前: suzuka ◆3p2qsnXqkQ (ID: 8wzITB29)

中学生になって、友達もできなくて。毎日が寂しくて。学校が嫌いだった私に、優しく声をかけてくれたのは。ユウカだった。それ以来、積極的に話しかけてくれたのはレナだった。二人とも優しい私の大切な友達で。烏滸がましいかもしれないけど、勝手な思い込みかもしれないけど。私の親友で。
だからこそ、巻き込みたくなかった。笑っててほしかった。自分が悪役になればいいとか、少しかっこいいような事言って、バカみたいだけど。本当に大切だったんだ。

『ルイちゃん、席となりだね! よろしく』

その一言で私がどれだけ救われたか。

『おはよう』

毎日のその何気ないあいさつに私がどれだけ感謝していたか。直接伝えるとかが出来ない、そんな性格だけど。

 「ありがとう」


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