社会問題小説・評論板
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- 仲間【実話】
- 日時: 2013/07/15 17:15
- 名前: みなも (ID: pY2UHJTN)
初めまして、みなもという者です!
今回は、実際に僕がチャットをやって見つけた仲間のことについて、文章で表したいと思います。
悩みを抱えている人には、ぜひ読んでもらいたいです。
僕は、チャットがきっかけで、救われました。
- Re: 仲間【実話】 ( No.1 )
- 日時: 2013/07/15 17:26
- 名前: みなも (ID: pY2UHJTN)
「あぁ、また一人ぼっちだ。」
中学3年になって、何もかも変わった。
中2のときは、みんなが平等で楽しいクラスだった。
新しい気持ちで幼なじみと見たクラス発表の紙は、予想外の出来事が起こった。
クラスは違ったけど仲の良かった友達。
幼なじみ。
一緒にいて楽しい友達。
その子がいるだけでクラスの雰囲気が明るくなるような友達。
他にも、僕に関わりのある子ばかりが、僕と同じクラスだった。
純粋に嬉しかった。
一番の友達は離れちゃったけど・・・。
でも、このクラスでなら、また楽しい一年が送れそうだと思ってたんだ。
・・・そのときまでは。
- Re: 仲間【実話】 ( No.2 )
- 日時: 2013/07/15 17:38
- 名前: みなも (ID: pY2UHJTN)
「体育館行こーぜ!」
「この間のテストどうだったー?」
「なーにしてんのっ?」
・・・教室の中でそんな会話が聞こえてくる。
僕は、一人だった。
『なんで僕、誰とも話してないんだろう。会話に入ろうかな。いや、でもそれは迷惑だろ』
僕の頭では、こんな会話が響いていた。
例えるなら、悪魔と天使かなぁ。
みんなの輪に入ろうとする心を、悪魔が止める。
そんな繰り返しで、いつしか僕は独りぼっちになっていた。
行動を共にしていた、一緒にいて楽しい友達も、僕から離れていった。
みんなそうだった。友達だったはずが、目の前には、隣には誰もいなくなっていた。
幼なじみも、同じ部活の子と仲がいいようで、僕とは学校へ行く道でしか話さなくなった。
『・・・分かんないよ・・・ 僕の何がいけないの?』
きっと、会話に入ればみんな僕を受け入れてくれるだろう。
・・・何度もそう思ったけど、ウザイ奴だと思われることが怖くて、結局言葉を出せずにいた。
- Re: 仲間【実話】 ( No.3 )
- 日時: 2013/07/15 17:51
- 名前: みなも (ID: pY2UHJTN)
「ただいまー」
「お帰り」
・・・こんな悩みを親に言える訳もなく。
帰ってすぐさま自分の部屋でパソコンをする、それが僕の日常だった。
「・・・あれ、どうしたんだろう」
僕には、アメーバピグで仲良くなった友達がいた。
なんでも悩みが話せる友達。
その友達が悩んでいた。
『知らない人と二人でチャットやってて気まずい!来て!!』
とのことだった。
『うん、了解!』
話してみると意外に面白い少女だった。
3人とも話が合って、すぐに仲良くなれた。
夜遅く、
『また明日も来れる?』
と、彼女が言った。
ここで“うん”と答えなければ、また明後日からここでも一人ぼっちになってしまうだろう。
焦った僕に、塾、という悲劇が待ってた。
悔しかった。
きっと明日のうちに人数が増えて、僕なんて空気になってしまうだろう。
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