社会問題小説・評論板

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いじめ ー牢獄ー
日時: 2013/07/24 09:40
名前: 葵 (ID: 9hHg7HA5)

初めまして、葵と申します。

今までは二次小説を書いてきましたが。。オリジナルもいいなぁと思って・・。

今社会問題になっている「いじめ」について書きたいと思います。

一人でもこの小説で元気をもらえる人がいたらうれしいです。

では始めます。

Re: いじめ ー牢獄ー ( No.3 )
日時: 2013/09/06 17:32
名前: 葵 (ID: khxqjExY)

ー 第一話  いつもの毎日 −


「ピーンポーン」

母「ほら花凛ちゃんじゃない?さっさと行きなさい。」

未愛「はいはい。行ってきます!」

花凛「未愛!おはよう。」

未愛「おはよう。」

親ってものはこまる。前幼馴染だったらずっとそうだと思ってる。
もう私は花凛なんかと幼馴染じゃない。友達じゃない。それなのに、花凛はなんかいちいち引っ付いてくる。はっきり言ってウザイ。
ジュエルトークでもしよこジュエルトークってのはインターネットの無料サイトで友達とグループを組んでいつでもどこでも話せる。私は麻璃亜たちイツメンと組んでいる。

花凛「昨日の宿題大変だったね。」

未愛「うん。」

花凛「昨日のアニマルパーティー見た?」

未愛「あーうん。」

未愛「あーもう、気が散るからしゃべりかけてこないで!」

花凛「あ、うん。。」

学校についた。

未愛「麻璃亜ー!リリー!(リリカの事。)おっはよ♪」

麻璃亜「おはよう。今日もアイツときたの?」

未愛「うん。なんかむかえにくっもん!ちょっと引くー。」

リリカ「未愛は大変でござるな〜!」

未愛 「そうなの!私大変なのー!」

そら「おー!みんなおっはよ♪盛り上がってるなぁ!」

リリカ&美愛「おっはよー♪」

萌生「うるさい。挨拶ひとつで。」

リリカ&美愛&そら「ごめんなさーい。」

ほら私は花凛なんていなくて大丈夫。このグループに居れば大丈夫なんだ。
いじめられるなんてありえない。

Re: いじめ ー牢獄ー ( No.4 )
日時: 2013/09/06 17:51
名前: 葵 (ID: khxqjExY)

このごろ更新できなくてすみません・・。
また再開します!!


ー 第二話 地獄の始まり −

あの日は偶然遅刻してしまった。でもまたまた偶然で先生が遅かった。


未愛「おっはよっ♪」

リリカ「あ、未愛〜☆おっはよ!ねぇねぇこっち来て〜♪」

未愛「なに?」

なぜか麻璃亜たちは花凛の席に集まってた。

未愛「どうしたの・・?」

そら「ホラ〜!山内さん髪切ってショートにしてんの♪めっちゃかわゆい(#^.^#)」

リリカ「うんうん♪そらの言うとおり!!めっちゃ似合ってる!」

花凛「そんなことないよ・・。」

花凛はみんなにほめられて赤面していた。

麻璃亜「山内さん恥ずかしがらなくていいのよ。本当に似合ってるわ。
そうだわ。私たちのグループに入らない??いいわよね。みんな。」

萌生「そうだな。今の山内さんならあたしたち以上に麻璃亜に似合う」

リリカ「あ〜!めいチャン様がこんなこと言うって珍しいんだよ!ウチらもさんせー!!ねっそら!未愛!」

そら「もちろん!!」

未愛「いやだよ!かっ花凛なんて地味なだけじゃん、麻璃亜となんて全然似合わないよ!!」

そういった瞬間花凛は悲しそうに目を伏せた。

先生「おはよー!遅れてすまんな!腹の調子が悪くて・・。イテテ」

皆「来なくて良かったのに〜!」

先生「なんだと〜!」

先生が来て私たちはそれぞれ席に着いたけど、嫌な空気はぬぐえなかった。

未愛(大丈夫だよね。こんなことでみんなが怒るはずない・・。)

嫌な空気のまま私は家に帰った。少しも想像してなかった。 今まで楽しかったあの場所が牢獄になるなんて。

Re: いじめ ー牢獄ー ( No.5 )
日時: 2013/08/16 10:43
名前: 葵 (ID: nvLkUcGh)

ー 第三話 −  一軍グループ

あの事件が起きた日の放課後一軍たちは未愛抜きでカフェによっていた。

リリカ「ねぇねぇウチ思うんだけどさぁ未愛ウザくね?」

そら「ウチも思うー。調子乗ってんじゃん。」

萌生「アイツ元からこのグループに合ってなかったし。」

そら「ほんとほんと!アイツ今日の山内さんのやつも絶対自分の立場がなくなると思ったからでしょ!」

萌生「言えてる。」

リリカ「絶対アイツ自分可愛いとか思ってんじゃん。対して可愛くもないくせに。」

麻璃亜「そんなことよりさっさと結論出しましょ。」

萌生「おk。じゃ、斉藤 未愛は。」

リリカ&そら「ハブけってー!明日からアイツは友達じゃないってことで!」


友情ってなんなんだろう・・。

Re: いじめ ー牢獄ー ( No.6 )
日時: 2013/09/06 17:53
名前: 葵 (ID: khxqjExY)

ー 第四話 醜い友情 −


今日はまるで昨日の事が消え去ったみたいにすっきり目覚められた。
軽い足取りで私は学校へ向かう。

未愛(そういえば、今日花凛が迎えに来なかった。珍し・・。)

そんなことを考えながら学校へ着いた。
すると今日も麻璃亜達は花凛の机に居た。
私は近づいて言った。

未愛「おっはよ〜♪」

おかしい。みんな冷たい目でこっちを見ている。

未愛「みんな・・?」

麻璃亜「みなさん行きましょう。」

萌生「うん。」

リリカ「あっそうだ!山内さんも一緒に行こうよ!」

そら「そーだよー。やま・・花凛!」

花凛「えっ///いいの・・?」

麻璃亜「喜んで歓迎するわ。」

リリカ「そうだよ☆花凛♪」

萌生「騒いでないで行くぞ。」

リリカ「はぁい♪花凛も一緒にいこ♪」

花凛「うん!」

未愛「あっあの。」

麻璃亜「何?あなたには関係ないことよ。花凛が嫌なんでしょう。」

そら「そうそう!花凛が嫌なら消えていいよ。み・あ・ちゃ・ん。」

リリカ「こんなやつほっといてさっさと行こうよ!ほら花凛。」

花凛「えっあの・・。」

萌生「なんだ・・?」

花凛「なっなんでもない。」

私はみんなから冷たい視線を送られ、一人で立ち尽くしていた。
授業中もそのことしか考えてなかった。

未愛(みんな昨日の事まだ怒ってるんだ。謝らなきゃ。謝ったらきっとみんな許してくれるよね・・。)
先生「おい!斉藤!早く答えろ!あ、さてはお前俺に見惚れてたな・・。」

クラスは笑い声に包まれたが私は笑えなかった。麻璃亜たちの視線が怖くて。
休み時間になり私は走って麻璃亜達のところへ行った。

未愛「麻璃亜!みんな!昨日の事まだ怒ってるんだったらごめん!!私ちょっとイライラしてて。本当にごめんなさい。。」

そら「そんなんで許してもらえるとでも思ってんの??」

リリカ「そうそう。あんたは花凛を傷つけたんだよ。」

麻璃亜「許してあげるわ。」

そら「麻璃亜!?」

未愛「麻璃亜・・。ありがとう!!」

麻璃亜「それにしても暑いわねぇ。そうだわ未愛みんなにジュース買ってきてくれない?」

未愛「うん☆」

未愛「あの・・お金は・・?」

麻璃亜「そんなお金もないの?やっぱ庶民ね。」

リリカ「ほんと!そんな庶民とじゃ付き合えない!」

萌生「行こう。こんなやつほっとけ。」

リリカ「そうそう。花凛いこ!」

そら「じゃあね。みあちゃぁン!」

みんなは私を勝ち誇ったような目で見ていた。

未愛「ここどこ・・?」

Re: いじめ ー牢獄ー ( No.7 )
日時: 2013/09/06 17:54
名前: 葵 (ID: khxqjExY)

ー 第五話 失ったもの −


未愛(どうしよう。私まさかいじめられてるの・・?)

絶望した。
今まで友達だった。毎日一緒に笑い合ってた。それなのに・・。
思い足取りで教室に戻った。

花凛の元へ歩いた。花凛なら無視されないかもと思って。

未愛「かりん。」

花凛「なに・・?」

未愛「あの・・。」

麻璃亜「あら、未愛なにしてらっしゃるの?花凛はもう私たちの友達なのよ。あなたとは格が違うのよ。私たちに何の言葉もなく花凛にちかつかないで頂けるかしら?」

そら「そうそう!もしかして自分は一軍とか思っちゃってる系〜?」

リリカ「まっさかぁ〜全然違うっつーの!ねぇ花凛!」

花凛「あ、うん・・。」

萌生「行くぞ!こんなやつに話しかけんな。」

リリカ「ひっどぉい!でもその通りダネ♪」

麻璃亜「行きましょう。」

未愛「みっみんな!」

クラスメートが影でコソコソ言っている。

クラスメート1「どうしたの?未愛。」

クラスメート2「なんか花凛がグループ入ることに一人反対して、嫌われちゃってぬかされたみたい。」

クラスメート1「ホントに!?」

クラスメート3「でもそれって自業自得じゃない?」

クラスメート1「まぁそうだね。」

クラスメート4「あっ私麻璃亜さんたちに未愛の事は無視しろって言われたー。」

クラスメート3「じゃあ話しかけちゃダメだね。」

もうにらむ元気もなくなった。


初めて知ったよお母さん。
いじめって、いきなり起きちゃうんだね。
お母さんにいつか聞いた私の名前にはみんなに愛されるようにって願いが込められてるんだって。
ごめんね。
もうダメみたい。
これからどうやって生きていけばいいんだろう。
家族にだけは言えないよ。
私の失ったものそれは友情


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