社会問題小説・評論板
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- バイバイ 私という名の徒花
- 日時: 2013/08/23 20:08
- 名前: 癒羽 (ID: KVMT5Kt8)
*ご挨拶*
はじめましての方もお久しぶりの方も
こんにちは。癒羽と申します。
他にもHNがありますが、あえて言わない事にします。
社会派小説等は不得意ですが、暖かく見守って下さると嬉しいです。
■注意事項■
・主は荒らしを好みません
・荒らし、(通販の)宣伝、特定の人物への中傷はお避け下さい
・低クオです
・誤字脱字があれば優しく教えて下さると嬉しいです
・スレタイが似てる、スレタイが同じというのであれば、変えますので教えてください
・人物の名前が同じ。というのであれば、教えてください。変えます
・こうすれば良いんじゃない?とアドバイスもくれると嬉しいです。
*目次
>>1 主な登場人物紹介
>>2 プロローグ
≪第一章≫
第一話「善か悪か」
1>>3 2>>4 3>>
- Re: バイバイ私という名の徒花 プロローグ ( No.2 )
- 日時: 2013/08/22 15:53
- 名前: 癒羽 (ID: QHUQtp81)
◆ プロローグ ◇
このイジメは終わらない
どれだけ泣いても、どれだけ哭いても
イジメは終わらない
どれだけ願っても、どれだけ祈っても
終わりゃしないんだ。
ヒト
私はムダな花
私は徒花。こんな世界イラナイ
消えてしまえばイイノニナ
この世界がキエナイなら、徒花の私が
消えてしまおう。
全てを終えよう。
______バイバイ___
- Re: バイバイ私という名の徒花 *第一章 第一話 ( No.3 )
- 日時: 2013/08/22 16:42
- 名前: 癒羽 (ID: QHUQtp81)
- プロフ: 善か悪か___貴方はどちらを選びますか?
◆≪第一章≫
第一話「善か悪か」 愛彩side
「会長っ!おはようございます!」
愛彩「おはよう、如月さん」
??「かーいちょ♪ おはよう」
学校昇降口前。私、東雲愛彩に挨拶をしてくる生徒達。
その中で私の背中をドンと押し、軽く私を飛ばす人物がいた。
普通なら不愉快に思うだろう。私はクルッとその人物の方へ体を向けた
愛彩「おはよう空菜」
空菜「おはよう愛彩ーーー!」ムギュ
挨拶を返し、私の背中を押した人物_
私の親友、「朝倉空菜」はパァッと笑顔になり、私に抱きついた
蓮佳「相変わらず好かれてますね会長」ニコニコ
愛彩「あ、蓮佳。おはよう あはは。空菜は毎日こうだもん」アセアセ
蓮佳「でも、好かれるの、幸せじゃないですか?」
愛彩「えー?そう?蓮佳だって幸せでしょう?」
蓮佳「どうでしょう?」ニヤニヤ
長年の付き合いだと言うのに、私が生徒会長になってから
敬語になってしまった「寺沢蓮佳」は、そう言い残して階段を登り始めた。
愛彩「ちょっと。空菜?教室行くよ?」パッ
空菜を無理矢理引き離して上履きをはいた。
空菜は後に続き上履きをはいて私に着いていった。
二階に上がり、
2-Bを目指す。2-Aを越え、2-Bのドアの前に立った。
ガラッとドアを開けると楽しくしゃべる2-Bの生徒達がいた。
鈴那「あーっ!あややんだぁっ♪」
「あややん」と呼び、私の元に駆け寄ってくる「大倉鈴那」は
数学のプリントを出して来た
愛彩「鈴那…?それ、昨日の授業のプリント?」
鈴那「で、出来なくて…………」カァッ
頬を赤らめ、目を伏せた。
私は口が緩み、笑ってしまった。
愛彩「よし、先生が来るまでにやっちゃおっか♪」
暁「おぉー!会長やさしー!」
令「流石会長!」
鈴那「ありがとうあややん…!」
こうして私の楽しい日常が幕を開けた。
筈だった
- Re: バイバイ 私という名の徒花 ( No.4 )
- 日時: 2013/08/23 12:38
- 名前: 癒羽 (ID: QHUQtp81)
- プロフ: 善か悪か___貴方はどちらを選びますか?
鈴那side
始まりはあのコインと噂だった
———中間放課
トイレ前
放課を知らせるチャイムが鳴り、私はお手洗いへ。
お手洗いから聞こえたのは愛彩と令と蓮佳の笑い声。
なんだろう…と盗み聞きしてみた、
愛彩「あのね、実を言うと私、鈴那が苦手なんだ……」
令「会長も苦手とかあるんだね」
・・
愛彩「あぁ!こ、この事は秘密 ね?」
令蓮「「分かった」」
愛彩「じゃ、私先に教室戻るね」
愛彩がお手洗いから出るとき、私と愛彩はぶつかった。
ドンッ
鈴那「あ…」
愛彩「あ、鈴那…!どうしたの?」
鈴那「あ、や、別に…………」
愛彩「そっか。じゃあ一緒に行こう」
愛彩は私の手を引いた。いつも通り笑顔で
私は憎かった。人のこと苦手って言っておいて
笑顔でいる愛彩が。憎くて、仕方がなかった。
_絶対見返してやる_
それしか私の頭になかった。
- Re: バイバイ 私という名の徒花 ( No.5 )
- 日時: 2013/08/23 20:21
- 名前: 癒羽 (ID: KVMT5Kt8)
- プロフ: 善か悪か___貴方はどちらを選びますか?
鈴那side
教室へ戻り、席に着いた。
教科書を出して机に突っ伏していた時。
私の視界にあるものが映った
それは天野琢磨と加藤寧々。
琢磨が持っている金のコイン。
鈴那「琢磨、それ 何?」
お金?と一瞬疑ったがコインの真ん中に真っ赤な「復」
の文字が刻まれてあった。
琢磨「んぁ?ああ、これな、俺と寧々が造った」
寧々「"復讐のコイン"よ」
黄髪の髪を靡かせながらウインクをする寧々。
ニッと笑いながら琢磨が私に話し掛ける。
琢磨「復讐したいならこれを弾け」
寧々「「復」が表なら復讐が出来る」
琢磨「それだけじゃない。女王になれる」
鈴那「女……王………?」
寧々「ええ、女王。私達2-Bの女王になれるのよ」
鈴那「2-B全体の………!?」
寧々「勿論♪」ニカッ
私は2-B「全体」という言葉が心に焼き付いた。
「全体」の女王になれるのだ。私は良いと思った
寧々「これをやりたいんだけど…どう?」
鈴那「いいと思う…!」
琢磨「さっすが鈴那!」
私はこの瞬間、私の人生が狂ったんだ
- Re: バイバイ 私という名の徒花 ( No.6 )
- 日時: 2013/09/01 19:31
- 名前: 恵美 (ID: 02MPxbPc)
すっごく続きが気になります!!
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