社会問題小説・評論板

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We both hurt each other.【活動再開】
日時: 2016/11/20 15:43
名前: くう ◆RbIa02uyMM (ID: vBQZrbVQ)

これは、小さな小さな戦争だ。



平凡な日々に溺れる少女も。
『非日常』を掴みとろうと。

平凡な日々を愛する少女も。
また『日常』を取り戻そうと。


______



目次

登場人物(変更有り)  >>2

#プロローグ  >>1
#1 栄枯盛衰(香織)  >>8
#2 夢(香織)  >>11>>22
#3 心の奥底(優香)  >>23
#4 メール(香織)  >>31
#5 すれちがい(優香)  >>36
#6 出会い(香織)  >>43
#7 体育祭(優香)  >>56
#8 始まり(優香)  >>64
#9 未練(優香)  >>69
番外編 ある教師の物語  >>73
#10 幻影(優香)  >>94



記念日

参照500突破! 12/4
参照1000突破! 1/22
小説大会2014年夏 銀賞
小説大会2014年冬 銀賞


ありがたい…( ;∀;)

______

お知らせ

・名前変更
くう→久留巳

・申し訳ありません、今使わせていただいているオリキャラ以外のオリキャラさんは、一旦白紙にさせていただきます…_|‾|○
貴重なオリキャラさんなのに…。
1年以上更新していなかったため、話の流れを掴むのに精一杯でして…、
言い訳ですね、やめます。

また更新状況が落ち着いたとき、オリキャラさん達は使わせていただきます!
本当に申し訳ありません(´;ω;`)


・過去に書いた話少し書き直してます。
内容は変わっていませんが、如何せんひどい文章でして…笑
言い方など書き換えています。


__________
小説宣伝

(・∀・)ノ リア友が小説始めたよ!ヽ(・∀・)

コメディ板、『東京怪物使節団』

リア友は文芸部所属です。
私と違ってちゃんとした文章いつも書いてて話も面白いです…。個人的な宣伝失礼しました…。

Re: 裏切られるのに、慣れただけ。【オリキャラ募集中!】 ( No.65 )
日時: 2013/12/02 22:20
名前: calgami (ID: v5Glb8/b)

遂に、香織がいじめられるー!!香織逃げてー!自分が少し憎んでいる相手って、ふとしたきっかけで嫌いになるよねー。続き待ってるよ♪

Re: 裏切られるのに、慣れただけ。【オリキャラ募集中!】 ( No.66 )
日時: 2013/12/04 17:14
名前: トーソーシャ (ID: yMEKkBnD)

失礼します|=つ・ω・)つスッ……
題名の「裏切り」という文字が気になり、クリックしたところ、親友からの裏切りですか……成程。かなり現実味を帯びた設定ですね。
心情が妙に人間臭くて、つい「実話じゃね?」って思ったほどリアルで、とても素敵な小説と巡り会えました。

現実でのいじめ問題も、こうして段々虐めへと進化していくんですよね……。うーん、凄い。

オリキャラはまだよろしいでしょうか?


オリキャラ応募用紙

名前【四方田 美影 しほうでん みかげ】性別【男】


年齢(同い年or○歳年上or○歳年下)【年上】


容姿【通常よりも少し長めな肩までの黒髪。男子にしては色白で、女子よりも後姿が綺麗。常に片手に本を持ち歩く。しかし、ただ一つ異常なのが「いつでもニコニコと笑顔を浮かべていること」。彼の開眼した姿を見た者はいないためか、噂では「四方田の目を見ると死ぬ」と言われている。】

性格【穏やかで腰が低く、親しみやすい人柄。おっそろしいほど欲求がなく、そのためか周りにあれよこれよとパシリ扱いされるが、本人は特に気にしていない様子。物知りである。】

サンプルボイス【「僕は四方田美影。先輩後輩関係なく、仲良くしてね」「なんで僕はいつも笑っているのかって? んー……父さんの影響、かな」「大丈夫、僕がついてる。絶対に守るから……」】


登場人物との関係【香織の一つ上の先輩。優香の異常に気づき、香織が自分のように虐められないよう、積極的に優香と会って、異常を取り除けるように奮闘中。】


敵or味方or中立?【味方】


その他【いつでも笑んでいるという不気味さから、入学時からクラスで腫れ物扱いされており、段々と行為がエスカレートしていくが、本人はそれでも笑んでおり、泣きもしなければ痛がる素振りも見せない。

いつも笑んでいる理由は、幼少の頃父に虐待を受けたため。泣き喚くと父が怒って暴力をふるってくるので、「怒られるような自分が悪い」t思い、笑って父の言う通りにすれば、父はいつもの優しい父になるため、いつでも笑んでいるようになった。しかし、精神の支えとなっていた母が目の前で自殺し、八歳で精神崩壊を起こす。その後も虐待は父が逮捕されるまで続いた。
今はもう従姉の家で住んでおり、虐待もないのだが「笑っていないと暴力をふるわれる」という呪縛にとらわれ——パシリ扱いされているのも、逆らうと暴力を振るわれるという間違った知識からきている——、ずっと笑んでいる。

(その呪縛を取り除くため、精神科にかよう姿が度々目撃されている。ちなみに従姉とその母、叔母の前では開眼している。しかし、父の前となるとやはり恐怖心のせいで笑んでいる。)

しかし、それが仇となって不気味がられ、根も葉もない噂が立ち上り、今では虐めとなっている。そしてやはり自分に非があるのだと責め立てる悪循環を繰り返している。】


この小説へのアドバイス【特に無いです】


作者へ一言【こういうリアルな描写がとても好みです。虐めへと変わっていく過程が凄まじく上手く、ハラハラします(笑】】


タメでもいいですか?【大丈夫です(`・ω・)b 堅苦しいヤツですが、宜しくお願いします!】

Re: 裏切られるのに、慣れただけ。【オリキャラ募集中!】 ( No.67 )
日時: 2013/12/04 19:57
名前: くう ◆RbIa02uyMM (ID: bIbZMEkj)

オリキャラありがとう♪年上キャラだ!いいね(*^。^*)

素敵!?凄まじい!?今、褒められ死にそうなんですけど!?どうするn((黙れ




皆様へ

ついに、参照500突破しました(*^。^*)そして参照400から500へ変わるまでの期間が六日という信じられんことが……。
リク依頼・相談掲示板の方でアドバイスやオリキャラ投稿して下さった皆様、そしてもちろんこのスレを見に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。

Re: 裏切られるのに、慣れただけ。【オリキャラ募集中!】 ( No.68 )
日時: 2013/12/04 21:51
名前: トーソーシャ (ID: 0T0BadNT)

採用有難う御座います(・∀・)

さて、ここからが醍醐味。どのような展開が繰り広げられるのか楽しみです(^ω^=^ω^)影ながら暖かく見守ってます。

Re: 裏切られるのに、慣れただけ。【オリキャラ募集中!】 ( No.69 )
日時: 2013/12/14 00:42
名前: くう ◆RbIa02uyMM (ID: bIbZMEkj)
プロフ: http://いじめるところからは基本優香目線です;

#9 未練(優香視点)


香織に制裁を与えよう、そう言われて頷いたはいいけれど、香織が実際クラスに危害を加えたことは一度もないのが事実だ。私の脳内では久々に天使が顔を見せ、悪魔と議論していた。





ねえ、やっぱりやめようよ。香織は私の大切な……。


まだそんなことを言っているのかい?言っちゃ悪いけど、君に勝てる要素はないんだ。学力だって、人脈だって、運動だって、外見だって。それなら……、やっぱり、やるしかないんだよ。豊の事だって多少なりとも未練はあるんだろう?





私はハッとした。そうだ。私は黛君の事が好きだった。香織も応援してくれてた。一緒に部活の差し入れに行ったり、一緒に帰ろうって誘ってくれたり。

でも。

でも、同じ行動をしていたら、目立つのは当然香織の方。黛君が香織の事を好きなんだって知ったのは、そう、あの日。


***

「香織、今日、私、黛君と、目が、合って、そんで、黛君が、笑って、くれて……!」
廊下の端から超特急で走ってきた私は、息切れしながら香織に報告をしてた。

「香織、これって、脈ありって、こと、かな?」
その時の期待は、数秒後に無残に断ち切られた。

「うん!絶対黛君も優香の事好きだって!待って、今からさりげなくメールで聞いてみる!」
「……え?」
私の顔は、面白いように輝きと色を失っていった。

「いつ……アドレスなんか、知ったの?」
「あ、なんかこの前校舎裏に呼び出されてさー、アドレスと電話番号書いたメモ渡されたの。教室の中でやりゃーいいのに、どうしてあんな寒いとこに呼び出すんだろねー?」
そうだ。香織は鈍感だっよね。私にそれを今まで報告しなかったのは、個人情報の漏洩とかを防ぐためなんだろうけど、私には抜け駆けにしか思えなかった。

「あ、優香もいるー?」
「う、ううん……、私は、いいや。友達から聞きだすのって、なんかずるいし。」
語尾が若干震えたことには気づかれてないはずだ。


そのあと、自然な流れであの二人は付き合い始めた。



なんで?香織は黛君の事好きじゃなかったじゃん。
私に対するあてつけ?


「香織……、二人はその……恋人同士、なの?」
「あ……、うん。断ったんだけど、私も、その、だんだん好きになっちゃって……。あの、ずっと言わなくてごめん。優香が黛君の事あんまり好きじゃなくなったら話そうと思ってて……。」
「え、あ、ううん!全然大丈夫!美男美女で、お似合いだよー!私、親友の恋邪魔するほど心曲がってないから!その代わり……別れたら許さないんだからね!」
おどけて言ったつもりでも、いくら香織が鈍感でも、流れた涙は隠せなかった。

「うん……。ありがとう。私、優香が親友で本当に良かった。私、優香の分も幸せになるからね。」

***



ねえ、香織。私、香織がいくら幸せそうだって、いくら一緒にいる時間が減ったって、香織に罪はないっていって頑張ってきたよ。

でも、もう無理なの。我慢や悔しさの防波堤は案外もろくてさ。ひびがいくつも入ってる。そのひびが割れたらもう流れ出した水は戻らない。






ごめんね。
















もう『親友』に終止符を打とうか。


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